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2017年09月04日

パタリロ!傑作選?など決められない話 (1)



さて今回は「パタリロ!」傑作選なんですが、
わたくし実は恐ろしいことに気が付きました。
「パタリロ!」に関しては
全てが傑作だということに!!!

それでも!

なんとか、よりすぐって
よりすぐった、ただ単に私が好きな話を
ここにご紹介したいと思います。

(私のパタリロ!コレクション)
コレクション.jpg


なるのですが、下記掲載リンクは文庫版によるものとなります。


「20巻」気分・紀文・奇聞

ロボットのプラズマXの息子、ランダムがバンコランに恋するあまり
マリネラ王宮を飛び出しバンコランのいるロンドンへ乗り込むも、
バンコランの正統な恋人マライヒに体よく追い返されるお話。
しかしこのお話のキモはいつもは奴隷のように地下牢で鞭打たれている
警察長官が実はものすごいキレもので、
奴隷としての姿は実は仮の演技だったというお話。
警察長官、いまはなかなか出てきませんが私大好きなんですよね。
ロマンスグレーのおじさまです。







「20巻」シバイタロカ博士の日記

シバイタロカ博士というのはパタリロ殿下の数あるふん装のひとつで
シバイタロカ博士になった時だけは、「限りなく善意の人」である博士になりきり、
お金や名声には心を動かされなくなるのです。
そういう風に気持ちまで完全になりきった博士が
タマネギ52号とともにスイス近くの古城で推理をするお話。
私、シバイタロカ博士が大好きなんですよね。
古城での怪しげな雰囲気もいいし、
事件の後、当事者だった御嬢さんと
結婚する52号もなかなかのツボでした。





「40巻」ジャポネスク

このお話はマリネラでの日々にちょっと飽きてきたパタリロ殿下が
日本に単身乗り込み、シバイタロカ博士として生活する物語。
日本の内気な高校生相馬君が
シバイタロカ博士が作った"プレイボーイスーツ"
(バンコランの行動パターンを読み込んだICチップが取り付けられている)を
着る事によって周囲に美少年キラーのラブビームをまき散らし、
麻薬組織をつぶす活躍をみせるラブあり、アクションありの傑作です。

このお話大好き!
何回、何十回読み返したかわかりません。

40kan.jpg

バンコランがプレイボーイで美少年キラーで変態色魔なのは
わかっているんですが、そのバンコランの行動パターンを
純情な青年がやっちゃうところがとにかくツボです。
本当に本当に面白いです。



さて、今回はエピソードを3つご紹介しましたが、
パタリロ!の面白さはこれだけではありません。

次回はまた別のよりすぐりエピソードをご紹介したいと思います。

やっぱり漫画って楽しいですね!


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