で終わりました。
今回は続きです。
日本平観光組合ホームページ」より
赤い靴のきみちゃんはアメリカへ渡っていなかったことがわかったのです。宣教師が任務を終えて帰国しようとした時、きみちゃんは不幸にも当時不治の病といわれていた結核におかされ身体が衰弱していて長旅ができず、やむなく東京のクリスチャン系の孤児院へ預けられ、そこで薬石の効なく独り淋しく幸せ薄い九才の生涯を閉じていたのでした。
それは明治の終わり頃の四十四年九月十五日の夜、死因は結核性腹膜炎だったとのことです。
このドラマチックな「赤い靴」の人間模様は、北海道テレビのドキュメンタリー番組として制作され、全国ネットで放映されたり、菊池寛さんが著述した「赤い靴はいてた女の子」が赤い靴児童文化大賞特別賞に輝いたりして大きな反響を呼び起こしました。
「赤い靴」のふるさと きみちゃん母子の里帰りを母子像建設でこうしたことを背景に、昭和六十年六月から「赤い靴の女の子」きみちゃんと母かよの母子(おやこ)を、八十一年ぶりに故郷(ふるさと)の清水へ里帰り再会させ、母子(おやこ)の永遠(とこしえ)のやすらぎを母子像に託そうと、清水市長を先頭に官民一体となって、建設へ向かっての募金運動が展開されました。
この運動はマスコミ関係の協力もあって、燎原の火のようにまたたく間に全国に波及し、昭和六十一年三月三十一日の除幕までの間に、七万有余人という多くの方々から二千万円という浄財と、数多くのメッセージが寄せられました。
多くの人々の熱いまなざしと期待を背に、母子(おやこ)の出生地先の、日本観光地百選コンクール平原の部第一位の景勝地である日本平山頂の一角に、母子像が建立されたことは、母子(おやこ)への最高のプレゼン
トであり、さぞかし泉下で手を取りあって喜んでくれていることと思います。
と「日本平観光組合ホームページ」には記載されています。
以上が静岡市に「赤い靴はいてた女の子像」がある理由です。
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静岡市清水区馬走1500-2
電話:054-335-1134(代) FAX:054-335-8955
(日本平ホテル内)
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