この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
広告
posted by fanblog
2018年01月08日
コロコロ変わる | 仙台市内 の 国道・県道の路線指定区間
1.はじめに
平成28年4月1日から仙台市内の国道・県道の路線指定区間が変更になりました。変更になった区間を下図に示します。
概要は以下のとおりです。
- 国道4号(あすと長町〜根岸町区間)を県道仙台名取線に降格(仙台市に移管)
- 国道4号(根岸町〜勾当台公園前交差点)を国道286号に変更(仙台市に移管)
- 国道48号(旧道)を県道仙台村田線に降格(仙台市に移管)
- 国道48号(旧道)のうち勾当台公園前交差点から北四番丁までの区間を県道仙台泉線に降格(仙台市に移管)
- 国道48号(仙台西道路)の起点を勾当台公園前交差点に変更(広瀬通の一部区間が国道48号となった)
よって、名取から仙台市街へ向かう国道4号(重複区間)は全て移管されました。
いろいろ調べてみると、ここまで至るまで国道4号を中心に路線がコロコロ変更されていることが判りました。
2.これまでの流れ
以下にこれまでの流れを図で示します。
(1)変更前の路線指定の状況
国道4号仙台バイパス及び国道48号仙台西道路が供用されてからしばらくの間は、以下の図のような路線指定でした。宮城県に移管された路線は県道仙台泉線のみという状況でした。当時、仙台市泉区は宮城県泉市でしたので、県道指定が出来ました。
なお、国道4号の仙台市街の終点は勾当台公園前交差点ではなく、国道45号と国道4号仙台バイパスの苦竹ICが終点でした。要するに勾当台公園前交差点から苦竹ICまでは国道45号という冠が付いていますが、国道4号との重複区間でした。
(2)あすと長町区画整理事業施行中の路線指定の状況
上記の状況が大きく変化した出来事は、長町の「あすと長町」の区画整理事業です。このあすと長町区画整理事業が動き出した時期ですが、世の中は不況の真っ只中の状態。仙台市単独ではとても財政的に施行するのは困難な状態でした。
そこで、当該区画整理事業区域のど真ん中を貫く「あすと長町大通り線」や「太子堂駅」等々の計画を進めるために、国の財源により事業を進めさせようとした背景があります。
国が事業に口を出すためには、道路等が国の持ち物(国道指定)であることが前提となります。このため、現在の「昭和市電通り」と愛宕大橋〜広瀬河畔通りを交換して、愛宕大橋からあすと長町大通り線、長町から名取市までの南側を国道4号として指定した経緯があります。
さらに、国道286号は長町を起点していたため、国道4号の路線区間に変更に伴い、起点を長町から根岸町交差点へ変更しています。
(3)あすと長町区画整理事業街開き後の路線指定の状況
「あすと長町」の街開き、あすと長町大通り線の供用開始に伴い、名取市から広瀬川河畔通りまでの区間を県道仙台名取線として宮城県や仙台市に移管しました。国道4号が盲腸線となったのはこの時期です。
(4)あすと長町区画整理事業街開き後の路線指定の状況
国が同じ路線名を複数所有することは余り好ましくないようです。国道48号仙台西道路や国道4号の盲腸線は尚更です。ただし、複数路線を持つことは好ましくないだけであり、バイパス、旧道ともに国土交通省の指定区間という路線は沢山あります。最たる例は、埼玉県の国道4号です。国道4号の旧道も4号、旧道のバイパスも4号、バイパスのバイパス(東埼玉道路)も4号という有様です。
国にとっては指定路線が減ると、その分の維持管理費等がかからなくなります。このような台所事情もあって、道路を作った後に、県や市に権限を移管するというケースが昔から行われていました。移管する際はボロボロの状態で移管はしません。最低限のお色直しをしてから、自治体に移管します。昨年度末に旧市立病院(五橋)付近のカラー舗装が新しくなったのは移管のためのお色直しと考えています。
なお、路線指定区間が変更になってから1ヶ月以上経過していますが、今のところ地図を更新しているサイトは皆無です。
地域情報 ブログランキングへ
東北地方 ブログランキングへ
宮城県 ブログランキングへ
宮城県仙台市 ブログランキングへ
日記・雑談 ブログランキングへ
働くヒト ブログランキングへ
サラリーマン ブログランキングへ
平凡サラリーマン ブログランキングへ
転勤族 ブログランキングへ
にほんブログ村
ブログ王ランキングに参加中!
キーワード
国道4号,移管,仙台,バイパス国道48号,県道仙台泉線,県道仙台村田線,県道仙台名取線,国土交通省,国道45号,仙台西道路,miyagi,sendai
かわいそうな駅 | 白石蔵王駅 と 白石駅 | 車窓の動画
1.はじめに
今回の投稿は以前から記事としてまとめたかったことです。東北新幹線の仙台駅と福島駅の間に「白石蔵王駅」という駅があります。今回はこの駅について投稿します。
2.白石蔵王駅の乗車人員数
標題でかわいそうな駅と記載した理由ですが、この白石蔵王駅は、都市としてはかなり好立地な場所にあるのにもかかわらず、駅の乗車人員数が少なすぎることです。
以下に東北新幹線の駅別の乗車人員数のグラフを示します。白石蔵王駅は東京〜盛岡間の駅では最下位、東京〜新青森ではワースト5位の乗車人員数です。驚いたことは田んぼの真ん中にある「くりこま高原駅」よりも乗車人員数が少ないことです。
3.各駅停車が停まらない駅
東北新幹線の運行パターンを図で示したものを以下に掲載します。東北新幹線の運行パターンは非常に複雑です。今回の投稿で注目して頂きたいのは、赤の横のラインです。この列車は東京〜仙台を各駅に停車にする「やまびこ号」です。 各駅に停車するのに白石蔵王には停車しません(ただし、一部の列車は停車)。各駅停車も停まらない駅です。
では、主にどのパターンの列車が停車するのかというと、「山形新幹線と連結したやまびこ号」が停車します。白石蔵王に停車し、福島でつばさ号と連結(または切り離し)。時間のロスが多く、迷惑な列車です。ただし、仙台から東京へ向かう列車の中では、停車駅も少なく一番空いている列車です。
4.白石市というところ
この駅がある白石市ですが、仙台市と福島市の中間に位置する宮城県内でも主要な都市です。白石城という城もあります。人口は平成28年6月1日時点で34,910人、県内でも人口減少が著しい都市の一つです。周辺には蔵王や遠刈田温泉等の観光地が数多くあります。
5.白石駅と白石蔵王駅の位置関係
白石蔵王駅の乗車人員数が少ない理由として、在来線と新幹線駅が離れすぎており、乗り換え客が全くいないことです。
下に両駅の位置関係を示した図を掲載します。両駅の距離は約1.4km。徒歩で乗り換えするのには無理な距離に位置しています。在来線の白石駅は仙台方面の在来線の始発駅になっており、乗車人員数は2,908人/日とかなり多い駅です。
仮に、新幹線駅が現在の白石駅にあったら、乗換客を見込みことができ、乗車人員数はもっと多くなっていたと思います。それがダメな場合でも市の南側に東北本線と東北新幹線が交差する場所がありますので、その位置に新幹線駅を設置していれば、現在のような状況にはならなかったと考えられます。
なぜ新幹線駅を在来線の駅から離れた場所に設置したかは判りませんが、非常にもったいないです。乗り継ぎがスムーズにできれば、私でも白石まで新幹線を使い、白石から長町まで在来線を使う機会が増えたと思います。
6.仙台〜白石・白石蔵王〜福島間の車窓動画
出張次いでに撮影した車窓からの動画を添付します。途中、白石と白石蔵王にも停まります。白石とは無関係ですが、長町駅と仙台駅の間に2つぐらい中間駅がほしいです。私の自宅の近く(河原町)に駅を作って頂ければ、毎日JR線を利用します。
地域情報 ブログランキングへ
東北地方 ブログランキングへ
宮城県 ブログランキングへ
宮城県仙台市 ブログランキングへ
日記・雑談 ブログランキングへ
働くヒト ブログランキングへ
サラリーマン ブログランキングへ
平凡サラリーマン ブログランキングへ
転勤族 ブログランキングへ
にほんブログ村
ブログ王ランキングに参加中!
キーワード
東北新幹線 白石蔵王駅,白石 白石蔵王,もったいない駅,宮城県白石市,白石市 人口,白石蔵王 乗車人員
仙台のもったいない観光地 | 中山にそびえ立つ仙台大観音
1.はじめに
先日、もったいない観光地として「仙台城址」についての記事を掲載しました。仙台には仙台城址を超えた「もったいない観光地」があります。その代表格が「 仙台大観音」です。
2.仙台大観音について
仙台に住んでいる方であれば、誰でも知っているアレです。しかし旅行雑誌やメディアでは大々的に宣伝しません。いろいろな諸事情があると思いますので、この詳述は避けたいとおもいます。
3.何がもったいないのか?
まず、下の図をご欄ください。全国の巨大仏を高さ順に示したものです。参考までに世界第一位の巨大仏も示しています。
日本一高い仏像は、茨城県の牛久市にある「牛久大仏」です。仙台大観音は全国で第二位の高さです。
ちなみに、世界に目を向けると、最も高い仏像は中華人民共和国河南省にある「魯山大仏」です。高さは牛久大仏より少し高い128mです。台座と下の建物を加えると208mです。第二位は「牛久大仏」、「仙台大観音」は世界第六位です。
上記は、地表面からの高さです。これに標高を加えると、仙台大観音は日本で最も高い仏像になります。次点は北海道芦別市にある「北海道大観音」です。
4.最後に
仙台大観音ですが、とにかくデカい仏像です。標高の高い場所に建っているため、市内各所から見ることができます。
私はこの仏像のすぐ傍の住宅地で高校まで過ごしたので、嫌というほどこの仏像を見ました。ただし、仏像の中には入ったことはありません。
500円の参拝料を支払うと、仏像の中に入ることができます。じゃらんの観光ガイドには掲載していました。口コミですが、意外と好評のようです。星4つの評価でした。ご興味のある方は是非見学してください。
以下、仙台大観音のサイトです。
大観密寺 真言宗 智山派 新界山
仙台大観音関連の本を探してみました。
宮城県仙台市 ブログランキングへ
日記・雑談 ブログランキングへ
平凡サラリーマン ブログランキングへ
にほんブログ村
ブログ王ランキングに参加中!