かずこベジタブルガーデンスタート
今日は トマトの胚軸切断 挿し木育苗 をします。
ビニールをかけたパーゴラの中で行います。
トマトは先日芽が出た フルティカです。
本葉が1〜3枚になったので胚軸切断を行います。
胚軸切断は、最初に出た根っこを切断することによって、新しく出てきた根っこで、強い苗に育つといわれています。
今回は、 天恵緑汁も使って見たいと思います。
『天恵緑汁』って知っていますか?
『天恵緑汁』を知らない人多いですが、私もそのうちの一人でした。
天恵緑汁はヨモギのエキスを黒砂糖で抽出したものです。
ヨモギといえば、昔は土手や畑のあぜ道などでよく見かけましが
最近では、めっきり少なくなってしまい探すのもちょっと苦労します。
衛生上の問題で今では、道端で摘んだ葉でヨモギ団子を作ることもなくなってしまいましたが
今度は畑で使うことになりました。
天恵緑汁は薄めて使いますが、作物は、病気にも強く元気に育つそうです。
かずこベジタブルガーデンでは、無農薬栽培を行っていますので『天恵緑汁』を薄めて散布するとすごいことが始まる予感がします。楽しみ、楽しみ。
スギナはうどん粉病の予防にもなるというのでヨモギの中にスギナを混ぜても良いそうです。
スギナってわかります?つくしんぼと一緒に生えてますよね。
『天恵緑汁』の作り方 もちょっと記しておきます。
葉っぱと黒砂糖の比率は 葉っぱ6キロに対して黒砂糖2キロで作ります。だいたいで良いと思いますよ〜
摘んできたヨモギをザクザク切ってください。(ザク切りです)
切ったヨモギは袋に入れて。さらに、その袋の中に黒砂糖を入れて混ぜてください。あとは、漬物を作る要領で袋の上に重い物を乗せます。
24時間も経つと汁が出始めます。4日ほど放置して出てきた汁をペットボトルに詰めて保存します。
6キロの葉っぱから約2.5リットル取れました。使うときは薄めて使います。
ペットボトルに詰めた天恵緑汁は、ペットボトルの中でも発酵が続きますのでキャップをゆるめておいた方が良いです。
キャップをゆるめたペットボトルは、倒してこぼしてしまわないように気をつけます。
さあ、胚軸切断スタートです
100ccの水に天恵緑汁を2〜3滴入れて作ったコップの中に、切断したトマトの苗を30分ほど浸します。
充分に水を吸わせることで枯れることを防ぎます。天恵緑汁も含まれているので病気にも強く元気に育ちます。
新しく育成カップを準備しました。
これで 植え付け完了です。あとは充分に水を与えて、今日と明日は直射日光を避けて育てます。このまま暖かいパーゴラの中で育てます。晴れた日が続き、気温も上がってきましたのでブドウの芽も出てきました。今年は挿し木したブドウにも芽がでましたので、そちらのレポートも楽しみにしてください。
こちらは、1週間前に挿し木したフルティカです。葉の色も濃くて元気に育っています。
とりあえずよっしゃ〜というところですね。