【Excel VBA】エラーチェックオプションのプロパティ

依頼


「数式は隣接したセルを使用しません」が出てるけど、「大丈夫だから。気にしないで」って言ってみたが、「消せるなら消してよー」

あ、ハイ・・・。


エラーインジケーター

エラーインジケーターの操作は、
range.Errors.Item(引数).Ignore = Boolean


引数がわからないので、MSDNを開いたら・・・

https://docs.microsoft.com/en-us/office/vba/api/excel.errors.item

な、なんという・・・。
こんなんでわかるかー!!

ということで、 コチラ を参考にさせていただきました。

やってできなくはないけど、セルいっぱいシートいっぱい。時間かかる。


エラーチェックオプション

じゃあ、エラーチェックオプションをオフっちゃおう。
がさごそ・・・。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/office/vba/api/excel.errorcheckingoptions

すごいわかりにくい!!(屮゛Д")屮 ムキー

仕方ないので、生まれて初めての「マクロの記録」でプロパティを調べてみた。


プロパティ

0042_1.png

'「バックグランドでエラーチェックを行う」
Application.ErrorCheckingOptions.BackgroundChecking = False


'「エラー結果となる数式を含むセル」
Application.ErrorCheckingOptions.EvaluateToError = False


'「領域内のセルを除いた数式」
Application.ErrorCheckingOptions.OmittedCells = False


'「テーブル内の矛盾した集計列の数式」
Application.ErrorCheckingOptions.InconsistentTableFormula = False


'「数式を含むロックされていないセル」
Application.ErrorCheckingOptions.UnlockedFormulaCells = False


'「2桁の年が含まれるセル」
Application.ErrorCheckingOptions.TextDate = False


'「空白セルを参照する数式」
Application.ErrorCheckingOptions.EmptyCellReferences = False


'「文字列形式の数値、またはアポストロフィで始まる数値」
Application.ErrorCheckingOptions.NumberAsText = False


'「テーブルに入力されたデータが無効」
Application.ErrorCheckingOptions.ListDataValidation = False


'「領域内の他の数式と矛盾する数式」
Application.ErrorCheckingOptions.InconsistentFormula = False


'「誤解を招く数値の書式」
これ、2013にはないなぁ。
2019にはあるけど、2016はどうなんだろ?
2016持ってない
とりあえず記録してみたら

ExecuteExcel4Macro "(,,,,,,,,,,,FALSE)"

よくわからん。


用途

初めて記録のありがたさを知りましたw
Workbook_OpenとWorkbook_BeforeCloseに入れて、そのファイルだけオフにしてみた。

「数式は隣接したセルを使用しません」は、「領域内のセルを除いた数式」で消せます。
コレね。
Application.ErrorCheckingOptions. OmittedCells = False


大きいデータを扱うときは、「バックグランドでエラーチェックを行う」をオフにすると、心なしか早くなるかも。





2019年11月26日

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: