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posted by fanblog
2017年12月11日
癒し系コミック『AQUA』忘れて欲しくないこと
私の人生に影響を与えた漫画シリーズ。
『AQUA』第一回目
『AQUA』第一回目
『AQUA』作者天野こずえ先生
この作品は、二巻まで発刊され
その後すぐにエニックス社とのお家騒動を迎え、
現在のマッグガーデンへ移籍。
『ARIA』という作品として
再スタートしたわけです。
初めて買った日のこと。
当時。私は中学二年でした。
あまりにも暇すぎて古本屋で見つけた
奇跡の一冊。
その本こそが『AQUA』
雑誌『ステンシル』ふーん。
雑誌は知らないけど、
「この女の子の表紙いいな」と
直感で即買いしたのを覚えています。
今でこそ、『ARIA』として
アニメ化が三回され、知名度もアップありますし。
多くの人に愛された作品になったんだなと
本当に思います。
当時は、周りの友人は天野こずえ先生を知らなかったですし、
発行していたエニックスの雑誌も
『ステンシル』という女の子向けの季刊誌掲載であったので
触れる機会がなかったのかなと思います。
『AQUA』一巻・二巻の印象
アクア(火星)がテラフォーミングされて住めるようになり、
誰でも星間旅行が出来る未来。
未来でありながら、アクアにある
ネオヴェネツィアという街は、
どこか懐かしい、ゆっくり時間が流れ
心がなぜか癒されていく。
そういう日常が描かれる
漫画が『AQUA』。
この作品に出てくる
水無灯里は、水先案内人「ウンディーネ」という
ゴンドラ漕ぎの中でもアイドル職業に憧れを抱き、
単身地球から移住してくるところからスタート。
少数精鋭のARIAカンパニーの
見習いとして下宿を始め、
プリマ(一人前)を目指すといった内容。
『AQUA』自体は
季節の行事のこと
仲間との出会い
日常の素晴らしさがメインで描かれ、
とても素敵な内容を教えてくれた作品です。
『AQUA』二巻の
NAVIGATION10 「花火」が特に好きです。
初めて浮島へ灯里達みんなで遊びに行く話。
サラマンダーとして浮島で働く
暁さんが島を案内するという内容。
暁さん、アリシアさん、藍華、ヒメ社長
灯里、アリア社長のメンバーで最後に花火を見ていて
花火自体当たり前ですし、普通のことなんですが、
灯里にとっては、初体験なわけです。
そんな彼女の言葉には
少し考えさせられるものがあるんですよね。
初めて見る花火を見て
こう言うんです。
「何で本物の花火マンホーム(地球)ではなくなっちゃったのかな」と。
嬉しい反面、こう切ない気持ちになっていますと。
アリシアさんにアクアで体験するものに対し
「時々胸がきゅってなるんです」と話します。
アリシアさんは
「懐かしいのよ」
と灯里に話します。
懐かしいっていうセンス。
AQUAは、マンホームの移民者が
伝統を遠い記憶の彼方にするのではなく、
地球の思い出を再現し、
残してくれた素敵な宝箱なのだなと。
心にゆとりのなかったり
辛くなってしまった人に読んで欲しい一冊。
そして現代人にとっても
忘れて欲しくない一冊です。
それは、生きている日常の中にこそ
幸せがあるんだよと大事なことを
教えてくれているとても好きな作品です。
少しずつ、人生に影響を与えた作品シリーズ
やっていこうと思います。
次回『ARIA』第二回目
AQUAに出てこなかった
後輩ちゃんのアリスキャロルと
「すわっ」ことクリムゾンローズ
晃・E・フェラーリなど
紹介したいエピソードを交えて二回目を
ブログで書いていきたいと思います。
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感想(1件)
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
私の記事をまとめているメインブログをつくっています。宜しかったらこちらも確認してみてくださいね。
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