今日はなんだかソフィア・コッポラDay。
晴れた日に観たくなる映画と言えばソフィア・コッポラの『SOMEWHERE』。
今日はとってもいい天気だったからね。
この映画、エンディングですごく切なくなって毎回涙しちゃう映画。
本当に大好き。
ストーリーはハリウッド俳優を勤めるジョニー(スティーブン・ドーフ)が別れた妻に娘クレオ(エル・ファニング)を預かるよう頼まれ、その娘との過ごす穏やかな日々が映し出されていく。
ジョニーは「シャトー・マーモント」というLAにあるホテルでくらしているのだが、このホテル実際にあるんですよ。
ジョニー・デップやロバート・デニーロ、リンジー・ローハンなどセレブ御用達のホテルで実際にLAのシャトー・マーモントホテルにてSOMEWHEREの撮影が行われたそうです。
話は逸れたけど、この父親役のジョニーはホテルの部屋にポールダンサーを呼んだり、意味のないセックスをしたり空虚なの。でも、クレオと過ごす事で本来の人間的な部分を取り返してくる。
でも、クレオが帰る日が来るとそれが最後の別れかのような気持ちになってしまう切ない内容。
このクレオと過ごす日々の描写が本当に綺麗で、たしか映画の予告でも
「どうしてだろう、娘と過ごす時間が美しいのは、」という表記があった。
娘をフィギュアの練習場に連れて行くシーン、プールに2人で入るシーン、クレオが朝エッグベネディクトを作るシーンどれも色彩が淡く温かで2人の優しく流れる時間の描写が本当に素敵。
サウンドトラックも完璧。
こんなに優しくなれて切なくなって心動かされる家族の映画ってないと思う。
私自身、父と過ごす時間が大好きだった。
魚釣りを2人でしたり、庭に車を停めて2人で車内キャンプをしたり、カブにまたがって遠くにドライブに行ったり。
幼い頃に父を亡くしたせいか、重ねて観てしまうと涙が泊まらない。
死別も離婚も仕方ない事だけど、子供としては親と過ごす時間っていうのは本当に大切で、彼らの将来の糧になるもの。
どうか大切に過ごして欲しい。
久しぶりに『SOMEWHERE』の予告動画を観て涙してしまったので、今日はベッドに早めに入ろう。
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