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posted by fanblog

2021年06月01日

ググればわかる時代ではなくなった?

「知り合いの数=情報量だ」と言っていた。インターネットがここまで発達していなかった時代は、人とのつながりこそが情報網だった。

スマホが当たり前になって、インターネットはさらに普及した。今からちょうど10年くらい前に私はまさにその変化を感じていた。iPhoneが爆発的に流行った時だ。



私のような一般人も発信者となり、いまこの瞬間にもネット上には世界中でたくさんの情報が蓄積され続けている。こうしたブログのみでなくTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSでの投稿も立派な情報発信。
そうして調べればたいていの事はわかるようになった今「ググレカス」というひどい言葉まで生まれた。
googleで自分で調べろよカス!という意味である。

私も気になることがあればまずネットで調べるが、詳しく知りたい事に関しては検索はそこそこで止めて、書店へ行くようにしている。するとネットでは知ることができなかった情報がたくさん書かれていて驚く経験が増えた。(もちろんネットでわかるレベルのことがまとめられているだけの本もあることは一応書いておく)

「ネットでなんでもわかる」というのを疑った瞬間だった

たとえば月々のインターネット通信費を節約したいと思った時に「wifi 激安サービス」などと調べる。すると上位はほとんど同じような会社の宣伝がヒットする。しかも数か月無料でそのあとは高くなるとか、条件のややこしいものばかり。そこで情報誌や信頼しているブロガーさんのサイトを見ると、自分では探せなかった好条件なサービスが紹介されていたりする。

いまや、ネットの検索順位はお金をかけて操作されている事がほとんどだ。もちろん良い情報がすぐに出てくることもあるが、良質な情報が隠れてしまっていることの方が多い。検索表示のずっと後のほうを見たら、とても有益なブログに出会ったことがあり嬉しかった記憶がある。

自分の検索の仕方によって得られる情報が大きく変わる。
ある情報について私と上司がネット上で情報集をした際、リサーチした結果を見せ合ったら、面白いことにお互い「そんな情報あった?」と思うような異なる視点の情報だったのだ。
別の例だと、私は仕事のメールはMicrosoftのOutlookを使っているが、最近すごく動きが遅い。そこでまずググるのだが「Outlook遅い」と検索するのとある程度アプローチを絞って「Outlookメモリ使用量減らす」と調べるのでは検索結果が当然違ってくるので、人によって得られる情報に差が出るのは不思議ではない。
当然といえばそれまでだが、検索言語によっても違ってくる。
日本であまり馴染みのないとある環境問題について検索した時、日本語では新しい情報が全くなかったので英語で検索してみた。すると環境先進国のサイトがたくさんヒットしたのである。私の趣味の1つ、漢方について調べる場合も日本語よりも中国語で調べた方が本質的な情報に出会える。

検索者の語彙や知識レベルによってアクセスできる情報が違う。
ネットで検索してなんでも分かったような気になるが、意外とそうでもないかもよ?という話。


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posted by A5ちゃん at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Essay
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都内シェアハウスに住む30代 4年間プログラマーを経験したのち現在はメーカーにてコレポンを担当。白肌に命をかけている。愉快な台湾人彼氏と絶賛遠距離恋愛中。 Store↓ https://room.rakuten.co.jp/room_a5_selection/items
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