ウイルスの危険度や致死率は違うものの、
それによって混乱している私たちは現実だ。
その中で、人間の醜さと戦う人間の物語を描いたのがこの
「The Last Ship」
全巻セット【中古】DVD▼ザ ラストシップ サード シーズン3(7枚セット)第1話〜第13話 最終▽レンタル落ち 海外ドラマ
価格: 2,799円
(2020/12/31 09:46時点)
感想(0件)
その醜さと正義感の両方を持ってこそ人間。
だから難しい。
だから戦いは無くならない。
ストーリーは、主に海軍が戦っていくもの。
艦艇に乗って世界を救う。
でも本当に、その軍の人たちはなんでそこまで国のために
って思うことができるんだろうって思う。
日本も戦争していた時代は、「お国のために死ぬ」っていうのが
当たり前とされていたけど、それは半ば政府が強制的に国民に
そうさせていたように思えるが、
米軍に関しては、まぁ、そういういわゆる作りもの、ドラマとか映画
でしか観たり知ったりすることはないけど、そういうの観てると
各個人が母国を愛してる感じがすごく伝わってくる。
日本は、って他のみんなは知らないけど、少なくとも自分は
日本という国のために死にには行けない。
でも、その国の人々を守る=家族を守る
ということになると話は別。
軍に所属する人たちはそういう思いなのかな。
戦うことは、世界のリーダー、大国としての宿命なのか。
それに、信じるものがあるってすごい強みだと思う。
戦争って、昔のことにように感じるし、そういう日本の映画を観ても
あんまり現実として捉えられないけど、
米ドラマ・映画の中の戦争・戦いは今も行われていること。
知らないところで。
そして、この「The Last Ship」のファイナルシーズンでは
展開が戦争にまで発展している。
戦争には犠牲が伴い、大切な仲間が命を落としていく。
母国のために。
なんでか分からないけどすごく身近に感じた。
戦うことが良いことかとかそういうのは分からないし、
そもそも正解は無いのかもしれないけど、
でも、そこには犠牲があって、それがなければ成り立たないものがあって。
なんだかすごく考えさせられる物語だった。
平和には必ず犠牲が伴ってしまうのか。
犠牲を払わずして得られるものはあるのだろうか。
今の情勢はぐちゃぐちゃだ。
人間の醜さから自分のことしか考えない人々が得をし、
周りはそれに潰される。
正義として戦うことはできるのか。
国民を守る立場の者たちに国民は潰されていく。
それに対抗する術はあるのだろうか。