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2018年02月18日
北海道・東北 H28-051
口内炎と口内炎用薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しいものはどれか。
a. 口内炎は、1〜2週間で自然寛解し、1ヶ月以上にわたって症状が長引くことはない。
b. シコンは、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して用いられる。
c. セチルピリジニウム塩化物は、患部からの細菌感染を防止することを目的として配合される。
d. 一般用医薬品の副作用として口内炎が現れることはない。
〜解答・解説〜
a.誤
b.正
c.正
d.誤
a. 口内炎は、1〜2週間で自然寛解し、1ヶ月以上にわたって症状が長引くことはない。
b. シコンは、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して用いられる。
c. セチルピリジニウム塩化物は、患部からの細菌感染を防止することを目的として配合される。
d. 一般用医薬品の副作用として口内炎が現れることはない。
〜解答・解説〜
a.誤
b.正
c.正
d.誤
北海道・東北 H28-050
毛髪用薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しいものはどれか。
a. カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)において、交感神経系を刺激し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
b. 脱毛抑制効果を期待して、女性ホルモン成分の一種であるエストラジオール安息香酸エステルが配合されていることがある。
c. カシュウは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
d. ヒノキチオールは、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
〜解答・解説〜
a.誤
b.正
c.正
d.正
a. カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)において、交感神経系を刺激し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
b. 脱毛抑制効果を期待して、女性ホルモン成分の一種であるエストラジオール安息香酸エステルが配合されていることがある。
c. カシュウは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
d. ヒノキチオールは、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
〜解答・解説〜
a.誤
b.正
c.正
d.正
北海道・東北 H28-049
第1欄の記述は皮膚に用いる薬の配合成分に関するものである。第1欄の記述に該当する配合成分として正しいものは第2欄のどれか。
第1欄
皮膚糸状菌(白癬菌)の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
第2欄
1. エタノール
2. クロラムフェニコール
3. ノニル酸ワニリルアミド
4. スルファジアジン
5. オキシコナゾール硝酸塩
〜解答・解説〜
5. オキシコナゾール硝酸塩
第1欄
皮膚糸状菌(白癬菌)の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
第2欄
1. エタノール
2. クロラムフェニコール
3. ノニル酸ワニリルアミド
4. スルファジアジン
5. オキシコナゾール硝酸塩
〜解答・解説〜
5. オキシコナゾール硝酸塩
北海道・東北 H28-048
皮膚に用いる薬に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
1. 外皮用薬は、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的である。
2. 化膿の原因となる黄色ブドウ球菌や連鎖球菌の増殖を防ぐため、創傷部に対しては、繰り返し 殺菌消毒薬を適用するべきである。
3. 外用薬で用いられるステロイド性抗炎症成分は、広範囲に生じた皮膚症状や慢性の湿疹・皮膚炎を対象とする。
4. じゅくじゅくと湿潤している患部には、軟膏よりも、有効成分の浸透性の高い液剤が適している。
〜解答・解説〜
1.正
2.誤
3.誤
4.誤
1. 外皮用薬は、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的である。
2. 化膿の原因となる黄色ブドウ球菌や連鎖球菌の増殖を防ぐため、創傷部に対しては、繰り返し 殺菌消毒薬を適用するべきである。
3. 外用薬で用いられるステロイド性抗炎症成分は、広範囲に生じた皮膚症状や慢性の湿疹・皮膚炎を対象とする。
4. じゅくじゅくと湿潤している患部には、軟膏よりも、有効成分の浸透性の高い液剤が適している。
〜解答・解説〜
1.正
2.誤
3.誤
4.誤
北海道・東北 H28-047
眼科用薬に含まれる成分とその成分を配合する目的との関係について、正しいものはどれか。
a. プラノプロフェン — 炎症の原因となる物質の生成を抑える作用
b. コンドロイチン硫酸ナトリウム — 結膜や角膜の乾燥を防ぐ作用
c. スルファメトキサゾール — 抗真菌作用
d. アラントイン — 外部の刺激から保護する作用
〜解答・解説〜
a.正
b.正
c.誤
d.誤
a. プラノプロフェン — 炎症の原因となる物質の生成を抑える作用
b. コンドロイチン硫酸ナトリウム — 結膜や角膜の乾燥を防ぐ作用
c. スルファメトキサゾール — 抗真菌作用
d. アラントイン — 外部の刺激から保護する作用
〜解答・解説〜
a.正
b.正
c.誤
d.誤
北海道・東北 H28-046
次の記述は、眼科用薬に関するものである。正しいものはどれか。
1. 点眼薬は、一度に2〜3滴点眼することで、1滴のときよりも効果が増す。
2. ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすいため、ベンザルコニウム塩化物等の防腐剤が使用されている点眼薬は、コンタクトレンズを装着したまま点眼したほうがよい。
3. 配合成分としてあらかじめ定められた範囲内の成分のみを含む等の基準に当てはまるコンタクトレンズ装着液は、医薬部外品として認められている。
4. 点眼の際は、容器の先端を眼瞼(まぶた)につけて、薬液が確実に目の中に入るように注意しながら正確に点眼する。
〜解答・解説〜
1.誤
2.誤
3.正
4.誤
1. 点眼薬は、一度に2〜3滴点眼することで、1滴のときよりも効果が増す。
2. ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすいため、ベンザルコニウム塩化物等の防腐剤が使用されている点眼薬は、コンタクトレンズを装着したまま点眼したほうがよい。
3. 配合成分としてあらかじめ定められた範囲内の成分のみを含む等の基準に当てはまるコンタクトレンズ装着液は、医薬部外品として認められている。
4. 点眼の際は、容器の先端を眼瞼(まぶた)につけて、薬液が確実に目の中に入るように注意しながら正確に点眼する。
〜解答・解説〜
1.誤
2.誤
3.正
4.誤
北海道・東北 H28-045
次の記述は、鼻炎と鼻炎用点鼻薬に関するものである。正しいものはどれか。
a. 急性鼻炎は、鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症で、かぜの随伴症状として現れることが多い。
b. 鼻炎用点鼻薬は、鼻づまりや鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ、頭重(頭が重い)の緩和を目的として、鼻腔内に適用される内用液剤である。
c. スプレー式鼻炎用点鼻薬を使用する前に鼻をかむと、効果が薄くなる。
d. ヒスタミンの遊離を抑える成分は、アレルギー性でない鼻炎に対しては、無効である。
〜解答・解説〜
a.正
b.誤
c.誤
d.正
a. 急性鼻炎は、鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症で、かぜの随伴症状として現れることが多い。
b. 鼻炎用点鼻薬は、鼻づまりや鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ、頭重(頭が重い)の緩和を目的として、鼻腔内に適用される内用液剤である。
c. スプレー式鼻炎用点鼻薬を使用する前に鼻をかむと、効果が薄くなる。
d. ヒスタミンの遊離を抑える成分は、アレルギー性でない鼻炎に対しては、無効である。
〜解答・解説〜
a.正
b.誤
c.誤
d.正
北海道・東北 H28-044
アレルギーとアレルギー用薬に関する以下の記述の正誤について、正しいものはどれか。
a. 蕁麻疹は、アレルゲン(抗原)との接触以外にも起こることがある。
b. クロルフェニラミンマレイン酸塩は、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える。
c. 鼻炎用内服薬には、メチルエフェドリン塩酸塩等のアドレナリン作動成分を含むものがある。
d. アトピー性皮膚炎による慢性湿疹の治療には、一般用医薬品(漢方処方製剤を含む。)のみを用いる。
〜解答・解説〜
a.正
b.正
c.正
d.誤
a. 蕁麻疹は、アレルゲン(抗原)との接触以外にも起こることがある。
b. クロルフェニラミンマレイン酸塩は、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える。
c. 鼻炎用内服薬には、メチルエフェドリン塩酸塩等のアドレナリン作動成分を含むものがある。
d. アトピー性皮膚炎による慢性湿疹の治療には、一般用医薬品(漢方処方製剤を含む。)のみを用いる。
〜解答・解説〜
a.正
b.正
c.正
d.誤
北海道・東北 H28-043
次の記述は、婦人薬に関するものである。正しいものはどれか。
a. 人工的に合成された女性ホルモンの一種であるエチニルエストラジオールは、妊娠中の女性ホルモンの補充のために用いられる。
b. 婦人薬に配合されるサフランは、鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用が期待される。
c. 体力中等度以下で、手足がほてり、唇が乾くものの月経不順や更年期障害の諸症状には、温経湯が適すとされる。
d. 体力虚弱で、ときに下腹部痛、肩こりなどを訴えるものの月経不順や更年期障害の諸症状には、桂枝茯苓丸が適すとされる。
〜解答・解説〜
a.誤
b.正
c.正
d.誤
a. 人工的に合成された女性ホルモンの一種であるエチニルエストラジオールは、妊娠中の女性ホルモンの補充のために用いられる。
b. 婦人薬に配合されるサフランは、鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用が期待される。
c. 体力中等度以下で、手足がほてり、唇が乾くものの月経不順や更年期障害の諸症状には、温経湯が適すとされる。
d. 体力虚弱で、ときに下腹部痛、肩こりなどを訴えるものの月経不順や更年期障害の諸症状には、桂枝茯苓丸が適すとされる。
〜解答・解説〜
a.誤
b.正
c.正
d.誤
北海道・東北 H28-042
痔の薬に用いられる次の配合成分のうち、ステロイド性抗炎症成分はどれか。
1. プレドニゾロン酢酸エステル
2. クロタミトン
3. タンニン酸
4. ジフェンヒドラミン塩酸塩
5. テトラヒドロゾリン塩酸塩
〜解答・解説〜
1. プレドニゾロン酢酸エステル
1. プレドニゾロン酢酸エステル
2. クロタミトン
3. タンニン酸
4. ジフェンヒドラミン塩酸塩
5. テトラヒドロゾリン塩酸塩
〜解答・解説〜
1. プレドニゾロン酢酸エステル