なんのサンプル？と外国のお客が不思議がったのは、箱に詰め込まれた綺麗なオセチ料理: つずれおりの見聞録

2015年12月15日

なんのサンプル？と外国のお客が不思議がったのは、箱に詰め込まれた綺麗なオセチ料理

この時期になるときまって思い出すのが愉快な友人のこと。
日本に始めて来たという彼女、何をみてもビーテイフル！！と感嘆する。

これは何？これはな？、どーしてとあきもせず質問を投げかけてくる。

それがどうしたことか、しばらくじっと凝視しているかと思ったら、
案の定、来ましたきました、素朴な質問が・・・・

これは何のサンプルですか？？

コンパクトにぎっしり詰まった綺麗な彩の詰め合わせ

◆海の幸　…　蟹・明太子・本マグロ・うなぎ・昆布・いくら・数の子　etc
◆畑の幸　…　新鮮野菜・南瓜・ぶどう・りんご・アスパラ・舞茸　etc
◆加工品　…　ふかひれ・ちりめん・かまぼこ・こぶまき　etc

どれから食べてよいのやら、迷っているのかとおもいきや、
サンプルとは面白い発想をするものですなあ。

ーーーでも、その後がさあ大変！！！

彼女を満足させるべく、”オセチ”の中身のいちいちを
家族が身振り手振りで説明したのでしたが・・・・

「やっぱりサンプルなのね！」と
さらりといった彼女の答えに、
みんながぐったりしたのはもう２年も前のこと。

この時期になると決まって、
「またあの綺麗なサンプルたべたいよ。」と
カナダから彼女の挨拶メールが届きます。

日本の印象は””オセチ””に有ると言い切る彼女、
異文化を受け入れるオープンな心には
いったい何が詰め込まれているのだろう。