歴史の研究者を育てる学部なので、第一文献を読めることが絶対的な条件になった。誰かが研究した文献を勉強するのが高校までの内容で、誰も研究していない事を調べるのが文学部史学科の学生である。
すなわち、日本史なら古典が得意でなければ厳しいものがあった。古文書と呼ばれる昔の人が崩して書いたわけの分からない文字を読み説く事ができなければ日本史を研究する事ができない。また、中国史なら中国漢文、西洋史なら英語で原文を読み解く力がなければ、大学を卒業する事はできなかった。
また、一年次からの入学なので、英語や理数系の科目などを履修する必要もあり、大学での勉強は困難を極めた。
高校生の時は英語が苦手であったが、卒業後に英語を独学で勉強していたために、なんとか授業についていく事ができた。また理数系科目に関しては、計算などはあまりできなかったが、それを補うために論述問題に関しては誰にも負けないように勉強をして試験に対応した。
難しい勉強もあったが、自分が知らない新しいことが知れて、知への探究心が高まり、充実した大学生活を送れたと思う。一つ一つだが、確実に知識を深めていき、苦手な科目の単位も修得していった。
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タグ: 通信制大学 文学部史学科
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