見慣れたアイテムを
「顔」と認識してしまう
生理的な現象です。
幻視やパレイドリアの大切な点として
レビー小体型認知症との
関わりが挙げられます。
簡単にいうと
幻視やパレイドリアを有意に
起こしやすい ことがわかっています。
原因はまったくわかっていませんが、
視覚野
および
視覚野情報の
統合領域
(後頭葉および頭頂葉)に
異変が起こり始めていることが
最近の研究で示唆されています。
実は
この現象を利用して
レビー小体型認知症の可能性を
テストできるわけです。
ただ、
健常な方でも
幻視もパレイドリアもあります。
つまり
幻視やパレイドリアが
あるからといって
異常ではありません。
境界線はかなりあいまいです。
そこで
同じ画像を見て
大人数の人が
「顔」と認識したのか
しなかったのか
がポイントとなります。
2つのパレイドリアテストを
ご紹介します。
1つ目は
2017年8月に
コンピューター上でできる
簡単なパレイドリアテストが
開発されました。
どの程度の人が
「顔」と認識しているのかが
わかります。
約2000人の結果を元に
あなたの結果を
比較できます。
もし
多くの人が
顔と認識しているのであれば
あまり心配する必要はありません。
一方、
ほとんどの人が
顔と認識していないにもかかわらず
あなたの場合には
顔と見えるのであれば
異常が始まっているのかもしれません。
イギリスの
Lenstoreという
会社が作ったウェブ用の
パレイドリアテストなので
結果が英語で出てきます。
わからない場合には
メールでご連絡ください。
結果を翻訳して
お伝えいたします。
ウェブ用の
パレイドリアテストのサイト
もう一つは
より医学的な
パレイドリアテストです。
こちらのサイト で
紹介しています。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image