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2021年04月19日
今週は感想部週間 感想部34 「殺人は容易だ」ミス・マープルシリーズ
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どうも、梅ゆかり母さんです。
今週は、感想週間とします。
アガサ・クリスティの「殺人は容易だ」のミス・マープルシリーズです。
ルーク・フィッツウィリアムはロンドンに戻る途中の列車内で、ある老婦人と話をする。彼女はこれからロンドン警視庁に、自分が住んでいる村で連続殺人が起きていることと、その犯人を伝えに行く途中だった。別れ際彼女は、殺人はとても容易だと言い、人ごみに飲まれていった。翌朝の朝刊でルークは、昨日の老婦人が車にひき逃げをされて死亡したことを知る。彼は事件に興味を持ち、老婦人の住んでいた村に向かう。
というのが原作のあらすじなんですが、このドラマでは全く持って変わっているんで、
あらすじ引用には向かないのですが。
ミス・マープル使用のあらすじがないので、引用が……
つまり、これもまた、ミス・マープルのシリーズではない話に
ミス・マープルが入りこんでいるんですが。
よくここまで帰れるものだと、原作ファンは言うのかな?
原作を読んでいないけれど、たしかに違和感はあった。
多分……ベネディクト・カンバーバッチが演じた
ルーク・フィッツウィリアムが探偵で主人公の話しなのでしょう。
そして、カンバーバッチがめっちゃ活躍する話なのに、
ミス・マープルが入り込んでいる所為で、出番が少ない。
ということなのでしょう。
いやぁ、男前は、いつみても癒される。
シャーロックの時とは違って、鋭さが少ないけれど、
長身で、ちょっとエキゾチックな顔立ち。
あぁ、いい男だ。
名前が言いにくいのが難だが、あたしは大好きです。
ストーリーとしての感想は、
だから、ミス・マープルを無理やり入れ込んでいるので、
あちこち違和感を感じるんです。
ミス・マープルがわざわざやって来る理由も、
首を突っ込むために滞在して理由も、
何もかもがどうも、こうも、無理やりすぎる。
だけども、ベースにあるアガサ・クリスティの作品の強さによって本筋は面白い。
ただ、無理やり、ミス・マープルに話をさせたり、
ミス・マープルの位置づけを強くするために、
少々、ミス・マープルの意地の悪さが目に付く
こんなに意地悪な人だったっけ?
策士ではあろうけど、意地が悪いのではないはずな気がする
紙一重なのかもしれないが
受け取り側の心情もあるからね。
そう感じたのは私だけかもしれないし
この話のきっかけである、
通りすがりのご婦人の「殺人は容易だ」って言葉で、
その人のあとを追いかけ、殺人事件に巻き込まれたいかね?
とかちょい—と思うが、
小説の出だしとしてはかなりのインパクトだと思いますね。
イグニッションの破壊力あるのって、やっぱり心掴まれますからね
アガサ・クリスティの殺人は容易だ」
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