発信！！北海道

雪虫の季節

訪問ありがとうございます (o^冖^o)

このところ熊出没！のニュースが多いですね
もう北海道だけのニュースではなくなったようです。
クマは何も悪くないんですよね。
野生動物との共存・・・難しいです

こちらは朝から晴天で気持ちがいいです
相変わらず寒いんですが、朝から晴れていると家の中が暖かくなるので助かります。
今日はこの時期になると北国で飛び始める、雪虫についてお話します。

雪虫って知ってますか
雪が降る季節が近づいてくると飛び始める、お尻の部分に白い綿のような物が付いている、５ミリくらいのアブラムシの仲間です。
正式名はトドノネオオワタムシといい、樹液を吸って生きている生物です

雪が降る少し前に飛び始めるんですが、白い綿のような物が付いているので雪が降っているように見えることから、この名が付いたようです

この雪虫、とても変わった習性を持っていて、春に羽化した成虫が２度生まれ変わり、この雪虫が第３世代になるということなんです
でもびっくりすることがもう一つ・・・
実はこの第３世代の雪虫が生まれるまでは、オスは生まれず全部メスだというんです
だから今見かける雪虫は、全部メスだということなんですよね。

では、オスはいつ生まれるのか
それは、今見かける雪虫が生む子虫にオスがいるんです
そしてこのオスとメスが交尾をして生まれた１個の卵が、越冬をして春に羽化するということです

何かちょっと複雑で解りづらいんですが、下に詳しく説明されたリンクを貼っておきますので、興味のある方は覗いてみて下さい
雪虫も載ってますよ。

でもこの雪虫って飛んでいる時はいいんですが、何かに触ったりすると綿のような部分がぺチャッっと潰れてしまい、もう飛べなくなって死んじゃうんです
一時的にすごい量が飛びまわるので、歩きや自転車に乗っている時に体に付いちゃう時があるんですよね
そうするともうほとんどが潰れてしまい、飛べなくなるんです。
それがとても可哀想で・・・

実は昨日今年初めての雪虫を見たんです
昔から雪虫が飛ぶと初雪が近いと言われています
もうそろそろここら辺でも、初雪が降るのかな・・・

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