大阪なおみ 。
大阪なおみは、北海道出身の母「環」さんとハイチ出身の父「フランソワ」さんとの間に大阪で生まれ、3歳で米国に移住した。なので、 ハイチ系アメリカ人と 日本との二重国籍の大阪なおみだが、テレビで見る限りでは、あまり日本語は喋りなれていないみたいだった。しかしそれでも、大会に「 日本人 」として出場する理由はなんなのか、今回は取り上げていきたいと思う。
結論から先に言うと、 日本側の方が幼少期からサポートをしていたから
である。
「すごい才能だと思った」。すぐに当時の女子代表監督だった村上武資氏、植田実強化本部長に大坂の存在を報告。それ以来、日本に来たときは、 味の素NTCで練習できるように取りはからうなど、 地道な支援を続けてきた。吉川氏も代表コーチとして大会に派遣され、大坂が出場していれば必ずコンタクトを取り続けた。
当時大阪はアメリカに住んでいるため、現地の大会に出場することがほとんどだったが、 目立った成績は残していなかった 。大坂一家は米国協会に支援を申し込んだが、大して取り合ってもらえなかったという。しかし大坂が16年全豪で予選を勝ち上がり本戦で3回戦に進むと、米国協会は強烈なアプローチを仕掛けてきた。
日本とアメリカの争奪戦が起こり、アメリカは多額の支援を提示したが、なおみは無名の時から、支援、サポートをしてくれた日本の恩義を尊重したという。
二大会連続優勝をした大阪なおみだが、今後の試合にも注目が集まるだろう。
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