五反田の居酒屋、坊乃(ぼうの)の気になるお弁当
とはいえ、100%すぐに仕事が元に戻るかというとそうではないと思うし、飲食店も22時まで営業するという徐々に戻っていく感じになりそう。
朝8時出勤になった私にとっては、あまり自粛前と変わらない生活を送っているが、周りは少しずつ変化していた。
前回食堂とだかのことを書いた。
自粛でもファンのいる飲食店はつよい!五反田の予約がとれないお店「食堂とだか」のこと
五反田界隈も自粛の影響で閉める飲食店が増えていたが、ゴールデンウィーク以降はランチ営業したり、20時まで営業したりするお店が増えた。
ストレスフルな私にとっての癒しはランチ。
テイクアウトをやっているお店が多くなり、ランチに何を食べるかという楽しみが増えた。
今日は何を食べようかとうろうろしていたところ、気になる看板を見つけた。
「アジフライ」、「西京焼き」この辺ではあまり巡り会えない魚のお弁当、そして「500円」の文字!!
ワンコインでランチを収めたい私の目にとまった。
お店の名前は 坊乃、「ぼうの」と読むらしい。
いつもは横を通りすがるだけで、行ったことはない居酒屋。
店内に入るとおじさん1人で切り盛りしていた。
アジフライ弁当のアジをフライパンで揚げている。
フライパンが大きくはないので、おそらく1人分くらいしか作れない。
「 アジフライ弁当ください 」
そう言って店内で待つ。
数分後、できたてのアジフライ弁当を持ってオフィスに戻る。
あつあつのアジフライ弁当はサクサク!
玉ねぎのフライもまじって入っているサプライズ!
サラダもついていてなんだか健康的な気持ちになる。
これで500円はお得な気がした。
次は西京焼き弁当を買おうと決意をして、仕事についた。
二度嬉しい西京焼き弁当
コスパの良さとサラダも食べられるというところが気に入り、西京焼き弁当を求めて再び坊乃へ。
お客さんが2人ほど先に待っていた。
西京焼き弁当を注文して待つ私。
そのあとすぐにサラリーマンが入ってきて、西京焼き弁当を注文した。
「 今日はもう終わってしまって、煮つけになります。 」
そうか、最後の一個だったか。
サラリーマンには申し訳ないが、ちょっと優越感にひたる。
でも煮つけも気になるわ。
そのあともOLが2,3人立て続けに入ってくる。
「 時間がかかりますけど… 」
おじさんが申し訳なさそうに言うと、みんな「大丈夫です」と言って外に並ぶ。
たちまち行列ができた。
せわしなく料理を作るおじさんを見て、ちょっと嬉しい気持ちになった。
オフィスで西京焼き弁当を広げ、二度嬉しい気持ちを味わう。
今度は煮つけ弁当を買いに行こうと決意した。
頑張ってれば応援してくれる人が必ずいる
今飲食店の人たちはたくさんの危機に言い訳をせず、立ち向かっている人が多いと思う。
でもいいサービスを提供しようと頑張っていれば、必ず誰かが見ているし、応援してくれる。
早く緊急事態宣言が解除されて、みんなが元の生活に戻れるよう願うばかりだ。
◆ 坊乃公式サイト
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