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2020年07月08日

現実はドラマのようにはいかないけど、それもまた面白いと思った件

行きつけの飲み屋の店長の夢




このご時世により、最近はドラマの再放送が各局で行われている。

それぞれが「」と話に花を咲かせていた。

そんな中、「HERO」の話になった。

私は「HERO」を観たことがなく、「 あぁ、キムタクがやってる検事のドラマね!」というざっくりしたにわか知識しか持ち得ないので、内容についてここではそれほど深く触れない。(ファンの人すみません)

店長が「 HEROのバーがまさに俺の理想の店だ! 」と会話に加わってきた。

でも、あぁいう店をつくりたいと思えば思うほどに、理想に追いつかないんだよなぁ。 」とため息をつく。

「HERO」のバーというのは作中で登場する主人公行きつけのバーのことである。

無口なマスターがいて、どんな注文でも「 あるよ。」と言って何でも出てくる。



ドラマを観ていない私でも、この「 あるよ。」は知っていた。
店内はマスターを囲むようなカウンターで、広くてステキな店である。
店長が言うにはダーツもできるらしい。



現に常連客もいて賑わっている居酒屋をやっている店長なら実現できなくはないんじゃないかと思った。

なぜ理想に追いつかないのかという説明を店長が話し出す。

まず、主人公は検事局で働いている。
職場のメンバーが集う店なので、職場の近くにあるのだろう。
となると場所は新橋か虎ノ門あたり。
そしてあの箱の大きさ。
マスターはテレビ通販好きで通販グッズを置く場所もあるはずだ。
家賃だけでも相当な金額になるだろう。

そして、どんな注文にも「 あるよ。」と対応できる品ぞろえ。
豊富な在庫がないとできない。

しかし、店はいつも満席という訳でもなく、どちらかというとすいている。
マスターは無口なので、その魅力で人が集まるとは考えにくい。
(だいぶストレートに店長が言い切っていた)

結論、マスターはバーの売上で儲けているのではなく、
実はものすごい資産家で趣味でバーをやっているんじゃないか
というところにたどり着いたそうだ。

あのお店をやりたいと思うほどに、どう頑張っても実現できないんだよ… 」と嘆いていた。

そういう視点でドラマを観ると面白いなと感じた日だった。


現実はドラマのようにはいかない、だから面白い!


現実はドラマのようにはいかないなぁと思った飲み屋での出来事。

そのあと友達から、ちょっとステキだと思っていた人と付き合う、付き合わないをはっきりする前にことをしてしまって「 どうしたらいい? 」という相談を受けた。

でもさ、アラサーにもなってくると、ドラマみたいに出会って、仲良くなって、デート重ねてみたいなきれいな順番なんてまずないよねー

と言ったら、

確かに!!

と友達が爆笑していた。

聞いてみないとわかんないから、確かめてみるしかないんじゃない?」とアドバイス。
私の中では、そもそも嫌いならしないだろうから脈はきっとあだろうと思って、彼女の恋を応援した。

結局友達が「 彼女とかほしいと思うんですか? 」と相手にカマをかけたところ、「 彼女?なにそれおいしいの? 」と返ってきたそうで、その恋らしきものは一瞬で終わった(笑)

現実はドラマのようにうまくいかない。

でも、動いてみると何が起こるかわからない。

だから人生は面白いんだと思う。
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たくあん
福島出身、都内在住。 コールセンター勤務のアラサーOL。 趣味は飲みと食べ歩き、人間観察。 独身街道まっしぐら(笑) 色んな人と飲んで話すのが好きな、自称人見知り、他称コミュ力おばけ。 暇なときは本を読んだり動画みたりしています。 結婚に縛られない人生を謳歌したい!!
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