システムに対する思い入れ

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●システムエンジニアとして



入社した当時は、それまで稼働していた三菱製基幹システムから
IBM System/38にリプレースすることを目指し
システム構築を行っていた最中でした

リプレースとマイグレーション自体は、当時のシステム要員が行いました
ただ、数年すると仕様の限界が来て、改定する必要が発生しました

その時には既に私が中核となってシステム部門を運営していました
なので、この改定作業も私がメインとなって行ってきました

ベースはある程度とどめておきました
設計思想は素晴らしいものがあったからです
ただ、ハードウェアの性能自体が設計思想に追いついておらず

妥協点でシステムを改訂しました。
●去り行く運命?

その後、数々の拡張を繰り返してきました
小さいものから大きいものまで数え上げると
いや、数えきれないぐらいの改定・改良を加えてきました

大きいものだけでも50以上あります
その中には、ISO対応や、プライバシーマーク対応もあります

しかし、数年前、グループ経営者が変わり
当社が子会社という立ち位置なので
親会社のシステムが主導で、新しいシステムを作ってきました

親会社のシステム部門が作ると
当然親会社の運用をメインに構築してきています

芸がないのは、親会社のシステムは、小さなシステムの集合体
だから、仕様変更が簡単に出来ないのがネックです

このため、変な(親会社の現場が)仕様がそのまま引き継がれています
恐らく50年以上前の仕様です

ほんと、 しようがないなぁ  って言葉通りです
そのような当社から見れば旧式な新システムを導入され
運用することを強要され、すでに2か月たちました

つぎつぎと新サブシステムを構築しようとしていますが
新とは名ばかりで、中身はほとんど変わっていません
いったい何がしたいのかよく分かりません

しかし、やっぱり資本が大きい方が強いので
旧式な新システムが当社にも導入され
当社の元々のシステムは徐々に追いやれて行きます
●どっちにしても

ただ、新システム稼働のおかげで
●顧客離れが多発
●現場要員離れが多発
となっている現状

赤字とーさんが早いか
ろーむとーさんが早いか

二者択一みたいな感じです。
●ねずみ

残された道は・・・どーなるのか?
良く分かりませんが、
当社のシステムの根幹となるシステム構築ポリシーは私の頭の中にあります。

なので、当社システムが全て追いやられた場合は
新システムの維持、保守などは、若い人たちに任せて
(もし当社が残っていた場合

私は、またどこかで・・・

2023年03月02日

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Y.Taki@AS400
IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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