2007年09月04日
初めてのFX
● FXを知っているか
FX(エフエックス)という単語は知っていても、実際に取引をするには、準備が必要です。
そう、心の準備とお金の準備、それから取引をするための環境の準備です。
・心の準備 リスクが少ない方法を選ぶといっても投資です
それなりのFXの仕組みと外国為替の理論を学ぶ必要があります
・お金の準備 取引ですから最低単位の資金(現金)が必要です
少額でも投資資金です。生活資金の一部ではない。
・環境の準備 インターネットに接続できること
画面の指示に沿ってパソコンが操作できること
FXを扱う証券会社に口座を開設すること
● FX(外為証拠金取引)とは
「外為取引」と「証拠金取引」が組み合わさった取引のことです。
でも、「外為取引」とは何だ。
「証拠金取引」とは何だ。
というように、もう少し細かくみてみましょう。
「外為取引(がいためとりひき)」とは、
2カ国間の通貨を交換する外貨投資(がいかとうし)の事です。
外貨を交換するときの比率を、「為替レート」といいます。
資産運用と聞いて真っ先に思い浮かぶのは株取引でしょう。
この株式とFXとを比較して違うのは、「値動き」です。
通常、為替は値動きが小さいので、FXは株式投資よりもリスクが低いといわれます。企業の業績不振、天候不順、政情不安は株式も同じような影響を受けますが、
為替には「予約」という制度があって、半年先の支払いの交換レートを決めておくことができるのです。このため大きな為替レートの変更による企業の業績への急激な影響を避けることができ、緩和されます。
● FXの利益
FXは他の外貨商品にはない「売り」から入る取引を行う事ができます。
売りから入る取引形態では価格が下がると利益が出ます。
他の外貨商品は、価格が上がった場合しか利益が出ません。
口座の預金には、「スワップポイント」と呼ばれる利息がつき、複利で運用する事も可能です。
例えば、円をドルに交換する場合(外貨交換)では、
1ドル当りの往復(円⇒ドル、ドル⇒円)手数料は、
外貨MMFでは1円、外貨預金では2円です。
FXではこれが20銭で、FX会社によっては無料の場合もあります。
このように、外貨の資産を持つ事は資産保護からも有利な面があります。
外貨投資は資産の分散を考える上でも有効な手段です。
(もちろん、元手があればの話。元手がない場合にはリスク覚悟が必要です)
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