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2020年04月21日

日本では販売していない、トヨタのアジア圏向けモデル コンパクトセダンの、ヴィオス! タイではシェアNo.1の人気!



日本では販売していない、トヨタのアジア圏向けモデル
コンパクトセダンの、ヴィオス!
タイではシェアNo.1の人気!
ミニカムリ爆誕?
トヨタ、ヴィオス 日本人ウケ間違いナシなモデル?

どのようなクルマなの?
<デザイン>
ミニカムリともいえるようなデザイン
中国や東南アジアに向けて、VIOS(ヴィオス)というコンパクトセダンを販売
堅調な人気を誇っています
とくに、アジア圏のなかでもタイでは長年人気のモデル
2010年から2019年の期間
ヴィオスは49万4319台の販売実績があります
タイでも人気のあるヤリスの36万3102台と比べても、10万台以上の差があります
*日本では未導入

ヴィオスは、東南アジアなどの新興国がターゲット
2002年に登場し、世界各地で販売されているハッチバック、ヤリスのセダン版として位置づけられ、コンパクトな4ドアセダンモデルです
<初代ヴィオス>
トヨタプラッツを流用して開発
内装のダッシュボード上部にヴィッツやプラッツと同様の、メーター類を収めるパネルが取り付けられています
<2代目ヴィオス>
日本名はベルタです
2005年から2012年まで販売されていた
ヴィッツと共通のシャシーを持っており、ヴィッツは5ドアハッチバックモデル
ベルタはそのシャシーを流用し、4ドアセダンモデル
2013年に現行モデルとなる
<3代目ヴィオス>
日本での販売はなく、過去にあったように、名前を変えて販売するという事例も無苦なりました
現行型ヴィオスは、事実上の海外専売モデルになりました
デザインは、近年のトヨタのフロントデザインに共通し、
キーンルックを採用
切れ長のヘッドライトと、精悍な顔つきが特徴
2018年にフェイスリフトがおこなわれました
<パワートレイン>
日本国内でもトヨタやダイハツのクルマに供給されている
NRエンジン、シリーズを採用
排気量は1.3リッター/1.5リッターの2種類
トランスミッションは、5速MT/4速AT/7速スーパーCVT-iを設定
<ボディサイズ>
全長4425mm×全幅1730mm×全高1475mm
現行型カローラ(日本仕様のセダンよりも
全長70mm、全幅15mmほど小さいサイズ
全高は40mm高くカローラと比べてずんぐりとしたスタイル
<足回り>
フロントにマクファーソンストラット
リアにはトーションビームを採用
スタビラーザーを備え、乗り心地と操縦性能向上に貢献しています
<安全面>
ヒルスタートアシスト
トヨタビークルセキュリティシステム
チャイルドシートを固定するISOFIX(アイソフィックス)シートアンカー
カメラ付きパーキングセンサーなどが装備
最大7つのエアバックを装備
<オプション>
TRD SPORTSの15インチアルミホイールやリアスポイラー
専用ナンバーフレームとステッカー
日常的な移動手段だけではなく、カスタマイズを楽しめる若者向けのクルマです

<タイでの価格>
60万9000バーツから78万9000バーツ(約202万円から約262万円)
<フィリピンでは>
66万2000ペソから109万8000ペソ(約142万円から約236万円)

国や地域によって価格が違うのは?
設定されているグレードや、装備が異なることが大きな原因
より多くの人がヴィオスに乗れるよう、柔軟な価格設定になっているようです

現地でヴィオスが選ばれる理由?
ヴィオスは、ほかのアジア圏においても高い人気を誇っています





フィリピンでは、公用、私用を問わず、多くのフィリピン人に愛用され
ヴィオスのためのワンメイクレースとして、ヴィオスカップを開催
フィリピンのパンパンガ州にある、クラークインターナショナルスピードウェイで、毎年開催されているレース
毎年大勢の観客がレースを観戦しています





タイでは冒頭のようにヴィオスは高い人気を誇るモデルでした
しかし、現行型のヴィオスは簡単に購入できるクルマではなくなったようです
タイの製造業における一般工の月額賃金
413ドル、日本円に直すと約4万4753円
単純に12か月をかけたとしても年収は約53万7032円
タイでヴィオスを購入する場合
エントリーグレードでも約202万円
ホンダのシティのエントリーグレードの、約190万4500円より高い価格
タイのBセグメントを見渡すと、ヴィオスは興味深い選択肢ではなく、トヨタのブランドイメージの信用を失うことになる?
多くの人から支持されてきたコンパクトセダンですが、現行ヴィオスは、国によりその評価が大きく分かれてきているようです





<スポーティな内装>
日本では、Bセグメントのセダンは、自家用車としてだけではなく、企業の社用車として活躍してきた歴史があります
近年はコンパクトカーやステーションワゴンタイプのバンが商用車としての地位を確立
実際に、ホンダ、グレイスなどのコンパクトセダンは、ほとんどのメーカーから姿を消していますが、世界に目を向けると、コンパクトセダンはまだまだ根強い人気を誇る車種です
ヴィオスは、東南アジア以外にも、中東などの地域で販売されています
現地ではトヨタを代表する車種のひとつです


posted by AFCL408 at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 新車
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