数ヶ月前に書店に入ると
「中村天風に学ぶ成功哲学」渡部昇一
という本に目が留まりました。
渡部昇一といえば幅広い分野で著作本や翻訳本を出している
著名な人で、私も数冊読んでいます。
中村天風といえば、あの松下幸之助や船井幸雄などの
数々の著名人が学んで影響を受けたことを
最近知り、興味を持ちはじめていたちょうどそのときでしたから
迷わずにその本を手に取りました。
その本の間に挟まっていたパンフレットに
人間学を学ぶ月刊誌「致知」という本の定期購読の紹介がありました。
人間学という言葉に惹かれて
テレビや新聞なんか見なくても、
こういう本を読めばさぞかし知的好奇心が満たされることだろう。
そう思い早速定期購読の予約をしました。
前置きが長くなりましたが
5,6,7月号が手元にあるのにほかに読みたい本が優先されて
ずっと後回しになってひとつの記事も読んでいませんでした。
致知出版社からはがきが来て
7月号にはブータン王国のワンチュク国王の励ましの言葉が掲載されていますよ
というメッセージが載っていました。
もしずっと後回しにしているなら読みなさいね
と、言われているような気がしました。
昨年の11月にワンチュク国王が訪日したときに
日本のために祈る姿に感動を覚え、
私は今でもそのときの国王の姿が心から離れることがなかったので
すぐに読み始めました。
被災地の小学校を訪れたときの
激励の言葉です。
国王は、ブータンの国旗には竜が描かれているが、
自分は竜を見たことがあると切り出して
「竜は私たち一人ひとりの中にいる。
竜は自分の経験を食べて大きくなる。
年を重ねれば強くなる。
自分の竜を大事にしなければね。」
ブータン王国は日本に強い愛着を持っており
震災後の日本のために祈り続けています。
日本はアジアに自信と自覚と進むべき目標を示し、
多くの国々に希望を与えて来ました。
そう述べて、自然災害への対応では
日本及び日本国民はすばらしい資質を示したことを
高く評価していました。
政府や役人たちは頼りなくても
私たち個々の国民は日本人であることに
誇りを持って生きたいものだと思います。
日本という国が
「国民総幸福量」(GNH)を重視するブータンに倣って
世界をリードしていけるようになりたいものです。
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2012年06月17日
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