こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツの銀行事情
今日は昨日に続いてドイツの銀行事情、個人的なところについて書こうと思います。
ドイツで銀行口座を持つには
まずドイツで口座を開くというところについてみてみましょう。
僕たちのような外国人がドイツで銀行口座を開設する場合、 有効な長期滞在ビザと、住民登録が必要になります。
そもそも長期滞在ビザをする段階で、住民登録は必要になりますから、住民登録の書類などに関しては、そこまで準備するのが大変でないと思います。
ただ、VISAに関しては多少難しいところもありますので、 これまでの記事 を参考にしていただければと思います。
実際に口座開設をするのは 日本で口座開設をするのと同じ感覚でできますが、 ほとんどの銀行で事前にアポイントを取る必要があるので注意しましょう。
口座維持費用なるものがかかる
最近日本でも口座維持費用が導入されるかもということで話題になっていますが、ドイツでは ほとんどの銀行で口座維持費用が必要になっています。要は、口座を持っているだけで残高が減っていってしまうわけです。
その金額は銀行や口座の種類によって異なりますが、 月々4〜7€前後になっています。
ただし最近ではネット銀行なども台頭してきていて、そういった銀行口座に対しては、 口座維持費用がかからないことが多いです。
こうしてみると、日本の各銀行で口座維持費用の導入するというのは時代に逆行しているようにも見えますが、必要以上に銀行口座を開設しなくなるのである意味あったほうが、無意味ともいえるような口座開設を抑制できそうですね。
この記事を書いている僕も、すでに使っていないのに口座だけ残っているものが日本にあったりします(笑)
ただこの口座維持費用は、単純に顧客に口座の維持にかかる費用を負担させるわけではなく、 口座を持っている人にとっても多少の利益はあります。
いつでも手数料がタダ
日本で時間外に出金などをすると手数料として100〜数百円取られるのが日常だと思います。
一方のドイツでは、 ほとんどの銀行でどんな時間に出金しても手数料はかかりません。
またドイツではコンビニATMのような存在はなかなか稀なので、それぞれの銀行ATMで出勤することになると思います。
そして別の銀行でも出金できると聞いてはいたのですが、大体はじかれてしまいますね(笑)
もちろん日本の銀行が発行しているデビットカードなどでの出金もできますが、それには日本かドイツから手数料が引かれています。
学生は学生証を持っていくと特典も
特典といっても 口座維持費用が免除されるということなのですが、年間で数十€にもなる維持費用が免除されるとなればその意義は小さいものではないですよね。
この免除については、多くの 語学学生でも有効ですから、語学学校に行っている方は、口座開設をする旨を伝えたうえで、学生証などの発行をお願いしましょう。
ちなみに 日本の学生証ではどうなのかというところですが、これはドイツでよくある担当者の裁量にかかってきます。
僕自身なぜか分かりませんが、卒業した後の学生証で良いから提示するように銀行員から求められ、もちろん卒業済みであることを伝えたにもかかわらず、どういうわけか口座維持費用を免除してくれたということもありました。
これが良いことなのかは分かりませんが、銀行員から出すように言われ説明もしたうえで免除ということになったので、これについても何か抜け道的なものがあるのかもしれませんね(笑)
いかがでしょうか。
正直、僕が語学学校に通っていた当時はドイツの銀行口座を使うことはほとんどありませんでした。
しかしマイナスになるものが無いのであれば、レートの良いときに換金してドイツ国内の口座に入れておくなど使い道はあるかと思います。
ぜひこれからドイツに行く方は覚えておいてくださいね。
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