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ニール
幼少期の海外旅行を機に海外に興味を持つ。

高校時代には海外旅行のためにアルバイトをし、旅をする。
そこで訪れたドイツを留学先とする。

高校卒業後に単身ドイツに留学。
現地ではドイツ語を勉強しながら、日本語や文化のセミナー開催やブンデスリーガベースボール2部てプレー。(語学学生ビザ)

日本に帰国し、短期大学を首席で卒業。
幼稚園教諭2種免許を取得。

オペアとして再渡独。 (オペアビザ)

ウーファーとして旅を続ける。(観光ビザ)
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    2020年01月16日

    【農家】もはやここだけで食物連鎖完成!農家のリサイクル精神は素晴らしい。

    この記事は1〜3分で読めます。
    house-783427_640.jpg
    画像はイメージです。

    みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

    ウーファーって何ぞやというご紹介

    田舎の農家で見たもの





    今日はこれまでのウーファーとしての活動の一部と、今日の活動の様子をご紹介します。

    BIOごみは家畜へ


    ドイツでは残飯や食材の切れ端と言った、 日本でいうところの生ごみを、Biomüll(ビオミュール)と言います

    Bioということは 以前このブログで紹介したオーガニックのBio 関係があるのかと思われる方も多いと思います。

    どちらのBioも語源は同じで「生命にかかわる」ことを意味しています。つまり Bioごみは生きていたもののごみということです。

    そしてそのBioごみのほぼすべてが食材かその周辺の物になりますから、人間は食べずに捨ててしまうけど食べることは出来ますよね。

    では誰が食べるのか、僕のホストファミリーでは 家畜などがそれをエサとして食べます。剥いた食材の皮や切れ端を与えることが多いです。
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    (画像はイメージです。ホストファミリーは豚は飼っていません)
    もちろん食材はすべてオーガニックのほうのBioですから、BioごみもオーガニックのほうのBio。
    家畜もオーガニックのほうのBioということになります。

    もちろん普通のエサ(オーガニック)も食べますが、こうして 1度もごみとして回収されることなく自然のサイクルに還っていきます。


    家畜のためのじゅうたんは肥料へ


    家畜のじゅうたんと言うと、それは藁に当たります。

    その藁じゅうたんは家畜が食べてしまうこともあるし、夜はそこで家畜が生活するのでちょっと汚いイメージになってしまいますが、糞などもそこでされるわけです。

    そして藁を逐一足すなり排除するなりしているうちに、 腐植した藁たちが肥料として畑で活用できるようになるのです。

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    今日は、その肥料を次のシーズンに向けて撒いたところでした。

    確かに肥料になった藁は見た目も汚そうで触るのは避けたいところですが、 この肥料には畑にとってそれ以上の効果があるから、撒かれているのです。

    例えば、古くなった土壌では 腐植した藁の肥料をまくことで、適度な水持ちの良さとその腐植した藁自体にカルシウムやカリウムと言った栄養分が含まれているので、とても重要な役割を果たしています。

    また 病的な外注を防ぐこともできるるので、とても価値があるものなんです。

    特に今のホストファミリーは Demeter(デメター) というBioの中でももっと自然体を目指した農業のやり方なので、 自然由来の肥料と言うのも非常に大切になってくるんですね。


    この家庭だけで食物連鎖がほぼ完成する


    上記のように、
    食料で人間が食べれない部分は家畜へ

    家畜のじゅうたんは肥料として植物へ

    採った植物は野菜や果物として人間へ

    くりかえし

    となるので、 このホストファミリーは家庭内で食物連鎖の大方が完成している
    のです。

    もちろん、自前で生産できない食材や種子などは別のところから持ってくる必要がありますが、 ここまで自然に溶け込んだ生活が農家の家庭では行われているというのには、分かっていたけどやはり驚きました

    本当に食べ物に関しては人間がミスしなければ、全くロスが無いです。
    ウーファーをやっていたおかげですごいことに気づくことができました。




    いかがでしょうか。
    日本では昨今、食品ロスが非常に多いと騒がれながらも、抜本的な改善策が見いだせずにいる状態が長く続いていますね。

    僕自身イベントのアルバイトをしていた時、大量に余った寿司を当たり前のように捨てているスタッフを目の当たりにして、何のために採ってきて料理してるんだと思いました。

    このホストファミリーでの生活を見ていると、本当に日本人にはもったいない精神があるのかと疑いたくなるほどです。

    ちなみにドイツでは、パーティーなどでも残飯と言うのは基本的に少なく抑えられ、場所によっては持ち帰ったりすることもできます。

    またフランスでは、食品のロスを発生させると罰せられるようにもなっているようです。

    この記事を見てくださった皆さん、多くの方が家畜や畑なんて持っていないと思います。ここのようにほぼ完全に捨てないのは厳しいと思います。

    ただ捨てる食品についてもう少し考えて、ロスの少ないある意味合理的な食料の使い方を考えてみてはいかがでしょうか。


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    2020年01月14日

    禁○○チャレンジ近況報告

    この記事は1〜3分で読めます。
    non-smoking-2497308_640.jpg




    みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

    ウーファーって何ぞやというご紹介

    禁○○チャレンジ続編





    今日は、街に行ったのでお勧めのビールなどを紹介しようと思ったのですが、別件で切羽詰まっているうちに写真撮影などを忘れてしまいました…
    近日中に紹介できるように頑張ります。

    ということで、今回は今年に入ってからやっている >禁○○チャレンジ の続報をお届けします。

    今日でこの禁○○チャレンジはちょうど2週間になります。あと2週間!

    食欲アップ


    この家族でやっている禁○○チャレンジは禁煙、禁酒などが含まれているので、 禁酒、禁煙をする分、食欲がアップしました

    良くも悪くも食材が非常に良いことが満腹でも、食欲を掻き立ててきます(笑)もともとやせ型なのでドイツ基準の体格目指して、これを機にもう少し太りたいと思います。。

    そして禁煙に関してはかなりきつい…
    というのも、ウーファーの家は別の建物でホストファミリーとは徒歩2分くらい離れているので、日によっては実質1人で禁○○チャレンジをしているようなものです。

    また、かなり前に ドイツと日本の暮らしの違い の中で、街で多くの人が普通に喫煙をしているし、その率も高いので見ているだけで吸いたくなってしまいますね。

    昨日もスーパーのレジ前でタバコを買っちゃおうかやめようか、ウジウジしていたので不審者に見られたかもしれませんね(笑)タバコは買いませんでしたよ!


    代替品で耐える


    ホストファザーは禁酒に耐え、ホストマザーは禁カフェインに耐え、僕の場合は禁煙に耐えています。

    そんな中で、どうしてもそれらを摂取したい時がありますよね。
    ビールについては禁酒は、先日も紹介した ノンアルコールビール でわずかでも気持ち的には耐えられます。

    またコーヒーについても、 ノンカフェインのコーヒーがドイツでも多く出回っていますから、代替できているようです。
    飲んでも眠いと言ってますが、これもまた気持ちの問題ですね。

    禁糖分に関しても このホストファミリーで見たこともないような沢山の果物に出会えたので問題ないですね。

    そんな中、肉については他より少し難易度が高いと言えるかもしれません。日本と比べたら、その難易度はかなり下がりますが、肉好きに合うものを見つけられるかが難しいところ…

    ドイツでは 肉の代替として豆腐を用いることが多いです。
    僕が小学生の頃は「畑の肉」習ったことがありますし、やはり大豆はこんなところでも力を発揮しているのですね。
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    味については、物によってかなり差が出るのでただ豆腐を固くしただけのようなものもあれば、これなら肉なしでも生きていけるかもと言ったものまであります。



    いかがでしょうか。
    実をいうと、最初の1週間は禁煙に耐えきれずに隠れてタバコを吸っちゃったりしていました。

    ただ同居人と一緒に何かに取り組むとなると、モチベーションもアップするのでドイツや海外での生活に限らず、日本でも誰かと一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。

    明日は、豆腐のことを少し書いたので、詳しくご紹介しようと思います。

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    2020年01月04日

    煙/酒/肉/糖/カフェインも絶つ、禁○○チャレンジ!

    この記事は1〜3分で読めます。

    みなさんこんにちは、ニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

    ウーファーって何ぞやというご紹介


    実質禁欲チャレンジ(笑)

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    今日は年を越してからホストファミリーと一緒にやっていることの紹介です。

    なぜこんなことをしているのか


    年が明けてから、こういうことをするということは聞いていたのですが、実際に始めてまだ3日ですが 思ったより砂糖やタバコが恋しいです。

    もちろん糖分に関しては、果物などから摂取できているので問題は無いのですが、砂糖というものにタバコ並みの中毒性があるものなのか、と1人で思っています。

    そもそもなんでこんなことをしているのかということですが、実をいうと よくわからないまま一緒に禁○○をしているんです(笑)

    話を聞いたところによると「体の調子を整えるため」だそうで、確かに年末にかけてはひたすら飲み食いの繰り返しだったので理にかなっているのかなと思っています。

    他にも個人的に思うところとしては、やはり農家ですから 日頃、人間のために命を落としてくれる動物などに対する思いもあるのではと思っています。


    いつまでやるのか


    禁煙に関してはこういった場を設けない限り、タバコを絶つのはもう厳しいなと思っていたので、周りと一緒にできるのはありがたいことです。

    ただ他の禁酒や禁肉などは、ベジタリアンにでもならない限り いつまでもやっているのはちょっときついというのが本音です。
    とはいえやはり、 野菜や他の食物のおいしさをここでさらに知るチャンスかなと思いながらなんとかやっています。

    そこでいつまでやるのかということについてですが、 毎年、年はじめの4週間はこの修行?をするそうです。


    効果は?


    やはり禁欲に近いことをするわけですから、どのような効果があるのかについては知っておきたいところ…
    実際に聞いてみました。

    その答えは おなかの調子が良くなり、生活リズムや体の調子が整うのだそう。
    それはタバコもカフェインも絶つわけですからそうですよね。思ったより当たり前の回答でした(笑)

    しかし、先ほども書いたように 同居人と一緒に成し遂げることの達成感というのもそれなりに大きいのではないかと思っています。

    おなかの調子などについてはまだ実感がありませんが、体の水分が完全に入れ替わるのにも2週間くらいかかりますから、それくらいから効果が見え始めるのかなとおもいます。



    いかがでしょうか。
    なぜこんな私事をわざわざ記事にしたのかというと、 ドイツ人はこういったちょっと変わったといえるようなことをいろんな人が実践しているからなんです。

    実際、砂糖を絶つとなるとかなり厳しいですよね。しかしそれを4週間でも実感することで、 心身ともに何かプラスになることがあればやるというのがある意味ドイツ流です(笑)

    できるかできないか、悩むのではなく何か可能性があるのなら、とりあえずやってみる姿勢は僕も常に意識したいところですから、一緒に頑張ろうと思います。
    こういったある意味修行ともいえるようなものは、最初の1週間を乗り切ればやっていけると聞きますから、とりあえず、頑張ってみます。

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    2019年12月10日

    ホームステイは基本最高!でも?

    この記事は1〜3分で読めます。
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    こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

    ウーファーって何ぞやというご紹介

    今回は僕がこれまで様々なホストファミリーで過ごしてきて気づいたことについてご紹介します。

    ホストファミリーと同居人






    僕はこれまで、
    語学学生として、オペアとして友人宅の居候ときて、そして現在のウーファーとして様々なホストファミリーの元で過ごしてきました。
    大方のホストファミリーはとてもやさしく、価値観もほぼ同じだったので同居人として特に不自由なく暮らしてきました。
    しかしそんな中でもちょっと困ったというより面倒くさいと思ったことについてご紹介します。

    情報共有が希薄


    ホストファミリーに住んでいると、 いつ誰がどこで何をしているかという情報は非常に大切になってきます。特に合いカギをもらっていないと、外に締め出しを食らいます(笑)
    逆にこちらがいつもと違った動きをするとホスト側も「どうしたのかな」ということになり、連絡が来ることもしばしば…

    これはどういうことかというと、特別なことが無ければお互いいつも通りの1日を過ごしますから、特にあらじめ情報共有をしておく必要はないということです。しかし、週末や季節の変わり目は動きが不規則になりやすいですから お互い翌日の予定をあらかじめ伝え合う必要が出てきます。

    そして1番面倒くさいのが、 ホストファミリー間で同居人の予定を共有していないことなんです。これによって、例えばホストファザーと出かけている時にホストマザーに「今どこ?」と連絡が来たり、夕飯がいらないのに用意されてしまっていたりということが起こります。

    そのため、かなり多くの場合で 自分の予定をホスト全員に伝える必要が出てくるんです。なので同じことを1日に2,3回言うことも珍しくありません。僕はおしゃべりですし、ドイツ語の会話についても困ることはほぼないので問題ないのですが、最初の方は慣れなくて「あれ、さっき言ったはずなのに」となることが多くなると思います。

    僕の家族やシェアハウス当時はLINEやWhatsAppのグループトークで情報を共有していましたから、すごいなと思うものです(笑)


    引き際が難しい


    ホストファミリーで過ごすということは、 同じ時間を共有する時間が長いことが最大の利点です。
    しかし日本人より空気が読みにくいので 引き際がつかみにくいです。

    早く引いても「機嫌悪いのかな」と思われますし、遅くまでいても「まだいるのかよ」と思われてしまうので、結構難しいところですね(笑)
    もちろん1人になる時間がステイする側も欲しいですし、ホストも欲しいのでその辺の様子はホストファミリーに住んで少しずつ、相手が何を考えてるのか分かるようになると良いですね。


    それぞれのホストファミリーの許容範囲


    これについては、日本でも同じですよね。
    例えば普段からキッチンを使っていいかとか、シャワーか風呂かといったところでしょうか。

    最初は何をどこまでしてよいのか分からないところが多いですが、そういったことは 直接聞いてしまって大丈夫です。
    なのでホストファミリーのに住み始めて最初の方は質問ばかりになるかと思いますが、仕方ないですね。逆に問題が起きてからのほうが大変ですから。


    ただそういったこと加味しても、ホストファミリーから学べることは非常に多いので、やはりホストファミリーで過ごす時間というのは非常に良いものになることがほとんどですよ。




    いかがでしょうか。
    書いているうちに何に困っていたのか忘れてしまったので、思い出したらその都度書いていこうと思います。
    でもそれくらい困ることってあまりないんですよね。

    それにしても様々なホストファミリーがいて、ほぼ毎回 非常に良い時間と経験が詰めている(それぞれのファミリーでの具体的なところはその都度記事にしていますので、見ていただければと思います。)ので様々な滞在方法がありますが、こういったこともステイ先を考えるときの材料にしていただければと思います。

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    2019年11月27日

    ウーファーは大変なのか

    この記事は1〜3分で読めます。


    こんにちはニールです。僕は現在、ラインラント プファルツ州の村でウーファーとして暮らしています。

    ウーファーって何ぞやというご紹介

    今回は実際にウーファーをしていて、大変かどうかということについて話したいと思います。(ウーファーについての概要は、上部のリンクをご覧ください)

    ウーファーは大変なのか





    ウーファーは基本的に農家でのホームステイがメインになりますが、他にもさまざまな職種のホストファミリーがいます。

    また過去の僕自身のホームステイや周りのウーファーの経験をもとに書いていますので、どんなホストファミリーかは以下のリンクをご覧ください。

    1つ目  https://fanblogs.jp/aupairjunge/archive/17/0
    2つ目  https://fanblogs.jp/aupairjunge/archive/20/0
    3つ目  https://fanblogs.jp/aupairjunge/archive/50/0
    手伝いをする時間は本当に6時間?


    ホームステイをする上でここは多くの人が気にするかと思います。
    これについては、 日によって時間に差が出ますが、週で平均(週5〜6日、1日6時間)すると、1つ目と3つ目のホストファミリーでは それを下回りました

    2つ目のホストファミリーは、そもそもメチャクチャな家族だったので計算すらしていません(笑)こんな感じでした… 「ドイツの田舎版 プリズンブレイク?」

    その為、 自分の時間も十分に確保できますし、ホストファミリーにいろいろな場所に連れて行ってもらうことができます

    ただ同居人として、料理などを手伝うこともありますが、シェアハウスや一人暮らしをしていると思えば、時間的な拘束は無いと言えるでしょう。

    結論を言うと拘束時間については 規定通りかそれを下回るということが言えるでしょう。


    ウーファーをちゃんと管理してくれるか


    ウーファーに対する時間の管理については、 しっかり6時間のところや、超ラフなところもあります

    ほかにも多くのウーファーを受け入れてきたホストファミリーでは、 6時間でこれくらいの仕事量というのを把握しているところもあります。そういった場合には、早ければ自由な時間が増えますし、遅かったらホストファミリーの求める水準以下だからウーファーとしてもっと頑張りなさいということになりますね。

    しかし作業内容的にも「 ただ早ければ良い」というわけでないことはしっかりお伝えしておきます。ある程度の高い質は大切です。


    農作業は重労働が多いのか


    これは「 ホストファミリーを取り巻く環境による」というのが適切な表現だと思います。

    例えば2つ目と3つ目のホストファミリーでは、家に子どもがいるということで、農作業より子どもの面倒を見ることが多かったです。逆に1つ目のホストファミリーでは、収穫の繁忙期だったこともあって、ウーファーがいても人手が足りないレベルでした。

    また僕は腰痛持ちなので、重いものを持ったり立ったりしゃがんだりをしすぎると腰にきてしまいますが、 これまで身体的な限界になったことはありません。筋肉痛になることはたまにありますけどね…いいトレーニングだと思うことにします(笑)

    つまりここでいう環境というのは ホストファミリーの家族構成や収穫時期などのことをさします。


    女性でも安心してウーファーができるのか


    最近はこのように書くと批判されることがまれにありますが、やはり心配であることについては事実だと思うので書かせていただきます。

    今のホストファミリーにも現在19歳の女の子が来ていて、僕がアルバイトをしていた美術教室でも女性のウーファーは結構来ていました。

    基本的には 個人の部屋も用意してもらえますし、上記のように環境を選べば大変な作業ばかりだと感じさせる場所は避けられます

    また人間関係で心配な場合は 結婚していたり恋人と同居しているホストファミリーを選べば良いと思います。ドイツでは子どもがいても恋人同士だったりしますし、一途な人が多いので同居のカップルと書きました。


    ホストファミリーは厳しい?


    ホームステイをする上で、その過程の食生活や生活リズム、ウーファーへの態度が重要になってくると思います。

    まず食生活については ベジタリアンやビーガンが多いのは事実です。ただこれについてはホストファミリーを探すときに プロフィール欄に書いてありますし、わざわざ僕のために肉を買ってきたりもしますから、2つ目のホストファミリー以外で食事に困ることはありませんでした。

    生活リズムについては、ホストファミリーが早朝から働いていることがあり、まれに朝ちょっと手伝ってということがありました。しかしホストファミリーが早起きだったり早寝でも、 ウーファーがそれに合わせなければならないということはそこまで無いのかなという印象です。

    そもそも手伝う時間は1平均6時間ですから、極端に早かったり遅かったりしない限りは、忙しくなりがちな日中が基本になると思います。

    最後にホストファミリーの態度ですが、これはホストファミリーによるということしか言えませんね。ウーファーとして しっかり線引きをするホストファミリーもありますし、本当に親身になってくれるホストファミリーもいます

    そういったことなど関係なしに最悪だったところもありますけど、そこはホストファミリーを決める際に注意しましょう。 ニール流、良いホストファミリーの見つけ方




    そしてウーファーとして1番大事なのは、ウーファーもホストファミリーも お互いが求めていることを提供できるかというところですから、ちょっと古い表現ですがウィンウィンな関係を築けるように頑張りましょう。

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    2019年11月26日

    アジアサラダに北海道かぼちゃ?

    この記事は1〜3分で読めます。


    Hallo

    こんにちはニールです。僕は現在、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

    今回はホストファザーが扱っている面白い野菜をご紹介します

    知らなかった沢山の野菜たち





    僕はあまり野菜が好きではありませんが、ここにきてからよく食べるようになりました。

    そんな中からいくつか紹介したいと思います。

    中国キャベツこと、Chinakohl(ヒナコール)


    これは 日本の白菜のことで、ドイツではよく買われるような野菜ではありません。
    でも日本人としては冬になってきたこの時期、鍋が食べたくなりますね(笑)ドイツでシェアハウスをしていた時は、パーティをするときに一生懸命店を探して、作ったのを覚えています。

    中国キャベツと言われる由来も、 紀元前から中国で栽培されていたからで、特にひねりはありませんね。大きさや味についても日本で食べる白菜と大差ありません。しいて言えば小さいやつも出回っているということぐらいでしょうか…


    日本ではメジャーではないけど日本の地名が付いたかぼちゃ


    これは何を隠そうタイトルにもある Hokkaidokürbis(北海道かぼちゃ)のことです。日本だとかぼちゃの主流は緑ですよね。なのでなぜ北海道かぼちゃになったのか調べてみました。

    カボチャは16世紀にポルトガルから長崎に持ち込まれ、その後19世紀にもアメリカから別の種が持ち込まれたそうです。そのあと紆余曲折を経て1990年にドイツに来ました。

    しかし肝心な「 なぜ北海道かぼちゃなのか」という部分は結局突き止められませんでした。確かに北海道でのかぼちゃの生産量は多いですから、誰かが適当に付けたのが広まっただけかもしれませんね(笑)

    むしろ分類的には西洋カボチャになっているし、西洋カボチャとしての原産はアメリカです…日本でも北海道かぼちゃと聞いてもパッとしないですよね(笑)

    ドイツでは秋口になるとスーパーの目立つところに置かれ、在来種より人気のように見えます。その理由はやはり味でしょうね。味が日本のかぼちゃに近くて、皮まで食べれるということで、 BIOkiste でもかぼちゃを買う人はほぼ全員が北海道かぼちゃを買うくらい 人気の品種です。
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    ちょっと残念なのは、Hokkaidoが日本の地名であることを知らない人が結構いるということですね…
    がんばれ北海道!


    冬に栽培されるFeldsalat(フェルドサラット)


    今日もこの野菜の苗を植えてきたところです。この野菜は 日本語にするとノヂシャと言うそうで、スイカズラ科という分類になるそうです。

    聞いてもパッとしませんよね(笑) 日本ではハスカップなどがここに分類されます。また観賞用に栽培されている種がほとんどのようです。

    このフェルドサラドも地面から4,5?p程の高さの若葉のうちに収穫します。ちなみに放置すると50?p近くまで成長します。

    味としてはルッコラに近いかなという感覚で、肉料理などに添えるのが良いそうです。僕の家では、子どもとホストマザーがベジタリアンなので、サラダにしてバルサミコ酢などをかけて食べます。

    冬に栽培できる野菜ということで、今のホストファミリーではトマトやパプリカを栽培していたビニールハウスにまで植え込んでいます。


    アジア人だけど知らなかったAsiasalat(アジアザラット)

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    これは僕が 市場の様子を見ていた時 に、知った野菜です。 分類としてはレタスになるので、知らずに食べていたかもしれませんが(笑)

    このアジアザラットについては 東南アジアなどの料理で使われていたことが、由来しているようです。
    ドイツに住んでいる方は、Schnittsalatという名前で見ることも多いと思います。(むしろアジアザラットのほうが邪道かも)




    やはり海外ということもあって、知らない野菜や知っているけど変な名前の野菜があって、野菜嫌いの僕も結構面白いなと思っています。

    まだまだここにきて初めて見たり食べたりした野菜が多かったので、また紹介できたらと思います。

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    2019年11月25日

    ヨーロッパでよく見かけるBIO(ビオ)って何? 「真のBIO」の真相とは?

    この記事は3〜5分で読めます。
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    ヨーロッパのBIOマーク

    Hallo

    こんにちはニールです。僕は現在、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

    今回は 先日の記事「ヨーロッパのスーパーで売られているBIOは偽物?」 のコメントでいただいたBIO(ビオ)について詳しく見ていこうと思います。

    BIO製品とは日本でいうところのオーガニック





    もうこの一言で片付いてしまうような気がしますが、今回はその辺について詳しく説明していきます。

    BIOのマークはEU内で法定されたもの


    ヨーロッパのスーパーでは、以下のマークを見かけることが多々あります。

    これは その商品がBIO製品であることを証明しています。そして その証明は法的に定められたものであるために、農家では年に2回程度、BIOの規定を満たしているかの検査が来るそうです。


    BIOの規定とは…


    EUで定められているBIOの規定については以下のものがあげられます。

    • 遺伝子組み換えでない
    • 無農薬
    • 家畜には抗生物質などが使われていないこと
    • X線やガンマ線を浴びていないこと
    • 合成着色料や保存料が使われていないこと


    等があげられています。

    また 加工製品についても95%以上がBIOであり、残りの5%も決められた材料しか使えません。

    BIOでない製品は農薬やX線などを使うことによって、害虫を排除したり成長を早める効果があります。一方、BIO製品にはこういったものが使えないため、BIOでない製品よりサイズが小さかったりきれいに見えないこともあります。

    しかしそれこそが科学的に操作されていない 本来のカタチに近いというわけです。


    ヨーロッパの規定より厳しい既定のBIO製品たち


    ここまでがごく普通のスーパーで売られているBIO製品のほとんどだと思います。しかしこのEUの法で定められたマークが使われ始めたのは2010年からで、もちろんそれ以前にも様々な機関がオーガニック製品の生産販売に規定などを設けてきました。

    ドイツで見られるEUのBIO規定を超えるものとしては

    • DEMETER
    • NATURLAND
    • BIOLAND


    等があります。

    こういった証明はEUのBIO規定ができる前から存在していて、 EUのBIO規定より内容がさらに細かかったり厳しかったりします。

    また最近では州が独自にこういった規定を設けているところも出てきていて、ますますBIOに対する人々の関心が高まってきているのが分かります。


    「真のBIO」ことDEMETER(デメター)

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    このDEMETERについてはホストファミリーがこのマークを取得しています。

    またEUのBIO規定が定まるはるか前の1928年ごろからこのマークが使われ始めました。世界大戦などの時代背景にもまれつつも現在に至ります。

    僕が聞いたり調べたりした中では ドイツで最難関の証明であり、この証明を取得するのには少なくとも2年はかかるらしいです。

    DEMETERの規定によると、EUのBIO規定では認められている天然由来の香料でさえ禁止されていたり、肥料についても認められている原料の種類が極めて少なくなっています。

    また家畜については角がある場合でも除去が認められていなかったり(角は危険ですから、他の製品では除去することが多いようです。)、エサの原料や輸送時の距離が制限されていたり、区画ごとの家畜の数が少なく規定されていたりします。
    例えば鶏の数を見てみると
    1haあたりに飼える鶏
          EUのBIO規定 DEMETER
    卵用鶏   230羽     140羽
    食用鶏   580羽    280羽


    となっています。食用の鶏に関しては数に2倍以上の差があります。

    なるほど、こうしてみるとBIOの方がDEMETERより「混んでいる」という事になりますね。

    これが 以前の記事 で僕が「 真のBIO」と形容した由縁です。

    DEMETERの基準を満たしていれば、優にEUのBIO基準も越えてますからね。


    BIOの洋服


    BIOより厳しいBIOについてはさておき、洋服などでもオーガニックの表記を見ることがあります。
    これはつまり オーガニック由来の素材で作られた服ということです。

    ドイツの特に小さい子持ちの家庭では「Mede in ○○」まで確認するくらいこだわるところが多いので、素材も非常に気にしています。

    大人も、化学繊維などを嫌う人が日本よりもはるかに多いので、僕の感覚でですが素材までしっかりこだわった商品が増えているなというところです。




    やはりBIO製品というのは手間暇がかかる分、BIOでない製品より高くなっています。そのため今後増えていくのが予想されているとはいえ、ドイツ国内での食材の全体売り上げのうちBIO製品の売り上げは わずか5.5%にとどまっています。

    現代の科学技術の進歩もありつつも、こういった活動は 生物としての原点回帰に向かっているのかなと個人的には思います。

    またホストファミリーから話を聞いたり、調べたりしていて BIO製品はヒトにとってはより健康で、環境にも優しいものなんだと改めて感じました。

    これまでは、なんだかんだBIOよりも安くて量の多いほうがコスパが良いと思っていましたが、今後ウーファーが終わってもこのことについてはよく考えていきたいですね。

    ちなみに調べていた際に知ったのですが、 日本のオーガニックにはJASオーガニックのマークがあるようです。日本にいる皆さんぜひ探してみてください。

    そして僕は見た記憶がありませんから、ぜひ見せてください(笑)
    それくらいオーガニックとは無縁の生活をしていたんです。ウーファーになるまでは…

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    2019年11月24日

    家畜に脱走されました… 村を大捜索!

    この記事は1〜3分で読めます。
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    Hallo

    こんにちはニールです。僕は現在、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。


    家畜のお世話





    最近は家畜や農作物の世話をする機会が多くなってきました。

    そこでこんなことがありました。

    馬が柵を破壊


    まずは馬が柵を壊してしまった件についてです。

    ホストファミリーが出先から戻るのが遅れ、僕がエサやりをすることになりました。エサやりについてはすでに教えてもらっていて、何度か一緒に作業をしているので問題ありません。

    しかし家畜がいるビニールハウスの扉を開けた瞬間、 馬が割り振られた区画の柵を破壊してこちらに走ってきたのです。

    馬は普段は温和ですが、臆病だったりするそうです。またやはり大きな動物なので、蹴られたりしたら大ケガは不可避です。

    後々考えれば吹っ飛ばされたかもと思えば怖いですが、当時はやばい逃げられるという気持ちが強すぎてすぐにビニールハウスの扉を閉めました。

    流石にビニールハウスを破ってくるということはありませんでしたからよかったです。

    エサをやる必要があったので、扉を開ける前に馬の位置を確認して大急ぎでエサを持ち込んだら速攻で扉を閉めました(笑)

    エサを置くと 馬は所定の場所に戻ってエサを食べていました

    同様の手順で羊にもエサをやっていると ホストファザーが帰ってきて、とりあえずは解決

    馬が柵を壊した原因は、暗くなってきていてゆっくり休んでいたから人が来てビビったからか、ホストファザーが出かけるためにいつもより早く小屋に入ってストレスがたまっていたからか分からないということでした。


    羊の群れが村を疾走


    そして昨日は羊に脱走されてしまいました。

    毎朝ホストファザーは羊を広い草原に移動させています。今回はホストファザーが早朝に市場に行かなくてはならないので任されました。

    家の人たちはいとも簡単に移動させていたので、簡単に行けるだろうと思っていたのですが、それが大間違い!

    外に出したら少しの間だけ付いてきたのちに 羊の群れが別の方向に走り出してしまいました
    ちょうどその時に近所の家族が来ていて助けてくれたのですが、それをもってしてもダメでした。

    なんとか方向は変えられたものの、今度は 草原の区画を通り過ぎてどんどん村の丘になっている部分を先に走って行ってしまいました。

    羊って意外と足が速いんです(笑)そこでホストマザーが助けに来てくれて、近所の家族も含めて 村中大捜索になってしまいました。

    結果的にホストマザーが近くにいた群れを見つけて、エサで羊をおびき寄せて草原に誘導することに成功しました。

    後々ホストファザーが笑いながら「エサ持っていけば楽勝なんだよ。言ってなくてごめんな」というのが、こっちのほうが謝りたいですね。

    こんなに家畜の相手をするのにミスりまくっていたら自分は家畜の世話にセンスが無いのではと思ってしまいます(笑)
    しかしホストファミリーは最初は「そんなもんだよ」と優しくフォローしてくれるのでした。


    VISA関連で助けてもらった
    時から頭が上がりません笑




    そして夕方は庭でたき火をしつつバーベキューをしました。やっぱり地元生産の新鮮な食材はめっちゃ美味い!

    やっぱり 同居というのは何かトラブルがあっても、後々良い雰囲気で1日を終えられるのが良いですね

    というより、きょう1日を通してだけでなく普段からこの家では雰囲気が悪くなることはほぼありませんけどね(笑)


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    2019年11月21日

    BIO野菜のお届けサービスBiOKiste(ビオキステ)

    この記事は1〜3分で読めます。
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    Hallo

    こんにちはニールです。僕は現在、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

    産地直送のBIO野菜お届けサービス





    今回は、BIO野菜のお届けサービスについてご紹介します。

    僕のホストファミリーがこれをやっていて、 オペア 時代のホストファミリーは逆にこのサービスを利用していたので、結構知名度の高いサービスだと思います。


    BIO野菜の注文と梱包


    現在のホストファミリーはお届けサービスを実施していて、 農家自らお届けに行きます

    自分で届けに行くので、流石に長距離販売はしていません。これは個人でこのサービスをやっている農家にとって普通だと思います。

    個々に発注用紙を配っているので、それに合わせて梱包作業を行います。僕もこの作業に参加しています。

    自分の畑で生産した青果の発注が多いですが、時期もありますが流石に発注リストのすべてを生産するのは輸入された野菜なども発注されています。

    オペア時代のホストファミリーは毎週、農家セレクトの野菜が届けられていました。

    しかしこうなると、家庭内でもロスになってしまうものが多いです。


    言葉通りの地産地消


    農家自らがお届けしているこのサービスでは、遠出をしないと書きました。

    その為自然と 地産地消のサイクルが発生します

    もし仮に遠くまで行くとなると、やはり生活のためにも費用対効果が重要ですから、大口又はたくさんの顧客か必要です。

    また農家自らという観点でいうと 配達にそこまで時間をかけられないのが現実です。

    家畜や作物の世話が一番大切な仕事ですから、これができないのであれば本末転倒です。

    また配達範囲が広い場合には、複数台の車で宅配のために人を雇う必要があります。前のホストファミリーには配達員が届けに来ていました。


    明治牛乳の配達に似ている?


    この配達サービスは、日本でもかつて多く見られた明治牛乳の配達サービスに似ているように思えます。

    やはり宅配に行くと不在の家も少なくありません。しかし上記のように再配達をしている時間はありませんし、鮮度も重要になってきます。

    その為、不在の家庭には箱ごと置いてきてしまうのです。その場合、前週の箱と次週の発注用紙が外に置いてありますので、それと交換で置いてくるんです。


    地元での口コでお得意さんが増える


    上記のように地産地消に根差したサービスなので、 地元での口コミが広がりやすいのです。

    なので梱包をしていると「この人は今週からなんだ」という人がいくつかありました。

    また農家自らがお届けするので、 農場の様子を聞く顧客も多いです。あとはホストファザーの人柄が良いから、単純におしゃべりしたいのでしょうね(笑)




    如何でしょうか。留学中にこのサービスを使う機会がある人はそう多くないかもしれませんが、日本でも最近スーパーなどがお届けサービスを行っているのと同じように、ドイツでもこういったサービスが一定の知名度を持っています。

    スーパーで普通の製品を買うよりは若干高めですが、その代わり農家の人が良い商品を選んでくれます。

    また流石に1品や2品といった超少数では発注できませんが、買いに行く手間を省くこともできます。

    僕がドイツのどこかで定住することになったら、ぜひ使いたいと思うサービスの紹介でした。

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    2019年11月18日

    農家のパーティーはどんな感じ?

    この記事は1〜3分で読めます。


    Hallo

    こんにちはニールです。僕は現在、ドイツのノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。

    ウーファーって何ぞやというご紹介

    農家のパーティーは面白い?


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    今回は、ホストファミリーと一緒に農家の人の集まりに行ってきました。そうなるともちろんパーティーです。

    そんなパーティーの様子をご紹介します。

    超美味しい!


    農家のパーティーは とにかくめちゃくちゃ美味しいのです。

    その理由はもちろん食材が新鮮で料理も採れたてそのままだからなんです。

    食材に関しては、もちろん売れ残ったものを自分で料理することも多いですが、こういった場合は 採って数時間で食卓に並びます。

    おなかがいっぱいなのにひたすら食べていました。




    年齢層が幅広い


    ドイツの農家は流石に日本ほど高齢化しているようには見えませんが、それでもパーティーに参加している人は僕とホストファミリーを除けば35歳が最若年でした。

    僕が会話した人の中で最長老は62歳で翌日も早朝に起きるそうです。

    それでもさすがドイツ人というべきか、農家の方だからというべきかめちゃくちゃ呑みます(笑)

    そしてすごく呑むし、食べますが太っている人は1人もいませんでした。むしろみんな筋肉質なんでしょうね。



    騒いでも問題ない


    やはり農家の家ですから、周辺の土地も自分のもので、隣人と言えないくらい離れています。

    その為、 音楽を結構な音量で流しても、他人の迷惑にはなりません。ただしその家は家畜や犬がいましたから、犬などがすごく鳴いていました。

    とにかく隣人より遠い、むしろパーティーに参加していた可能性もあるので、警察が来る気配すらありませんでした(笑)

    また家の外は真っ暗なので、星がとてもきれいでした。



    超寒い


    冬な始まりですからもちろん夜は氷点下まで下がります。
    そうすると、家周辺の草などが凍るので実際よりも体感気温がかなり寒いです。

    ただ外でバーベキューをしていたのでその周辺は深夜まで余熱で温まることができました。

    また喫煙者も多かったので、外に出れば誰かしらと話すことになりますね。



    話の内容は?


    農家のパーティの 序盤はそれぞれの農家の状況や将来の展望など、農業に特化した話の内容になっていました。

    また同業者ということにはなりますが、それぞれ生産しているものが違いますので、情報を隠したり腹の探り合いのようなことは無いようでした。

    この辺の話はちょっと農家でウーファーをしたからと言って分かるものではありませんでした。

    他にも知り合いとして、農家以外の職種の友人もたくさん来ていますから、それぞれの職について話していました。

    もちろん僕は唯一の日本人ですから、きりのない質問攻めでした(笑)ちょっと「日本では」と言いすぎだなと思いながらも…

    そして時間が経つと、話の内容は 普通のドイツのパーティーという感じになっていきました。聞いている音楽の話や映画の話など、歳なんて関係ありませんね。


    帰りは?


    パーティーも佳境に入ってくると帰る人がちらほら出てきます。

    そこでどうやって帰るのか、 もちろん田舎ですから車で帰るわけです。では飲酒運転なのかというとそうでもなく、最初に一口だけ飲み時間をかけてノンアルの飲み物で血中アルコール濃度を下げているんですね。

    なので 飲酒運転ではないでしょう。
    また車をそこにおいて、乗り合いで帰る人が多かったですね。

    でも家が遠い人はどうするのか、
    パーティーの 主催者の家に泊まるんです。そこはさすが農家の家、ゲストルームが沢山あるようでした。

    途中で疲れた人もそこで寝ていたみたいです。



    帰宅後も


    帰宅後はすぐに寝るのかというと、そうでもなくまた少し飲んでから寝るのでした。




    久しぶりのパーティーはとても楽しかったです。
    また年齢層の幅が広くても、やはり話すことはいくらでもあるし盛り上がるということが分かりました。

    それだけでなく、色々なことを教えてもらったり教えたりできたので、情報共有の場としてもとても良いものでした。


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