ピークデザインスライドに関しては本当に文句なしのベストカメラストラップだ。当初スリングストラップとして体の右側にDMC-GX1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROをぶら下げていたのだが、会場が混雑していて人とすれ違う時にカメラが邪魔になる。そこでアンカーリンクス機構ですぐにストラップの取り付け位置を変えてネックストラップとして使うことにした。こんな芸当が出来るのはピークデザインくらいではないだろうか。
イベントは16時終了で武蔵野線始発まで40分程時間があったので海浜幕張駅周辺を散策した。出発前に撮影スポットがないか調べておかなかったので時間的に「千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)」「県立幕張海浜公園」「砂浜プロムナード」まで行くことは出来なかった。
「幕張ベイタウン」を歩いていて縦アングルで写真を撮ろうとカメラを持つとストラップが邪魔になる。うっかり左側ストラップホールと三脚穴アンカーマウントでストラップを取り付けてしまった私のミスだ。こんな時でもその場で右側に付け替えて解決することが出来た。
コネクションで簡単に長さを変えられるので、自分が使い易い様に調整出来、不満を感じることがない。敢えて指摘するとすれば予備のアンカーがストラップホールでぶらぶらしていることが気になることぐらいだろうか。カメラを買い替えたらもう1本買ってしまいそうだ。(^_^)
「フリップサイド 400AW2」はしっかりしたベルトと体にフィットするデザインで重さを感じさせないことに感心した。真冬の寒さに背中の防寒対策にもなるので助かるが、逆に真夏の暑さを考えるとちょっと憂鬱になる。(^_^;;
ベルトの長さ調整も簡単で、余ったベルトはゴム入りリングでしっかり保持する様になっている。全体的に良く考えられている作りで、この心遣いを「マンハッタンパッセージ#3216 ウェルオーガナイズド シティーバックパック,Plus 2」にも欲しい。
独自の背面アクセス構造のため、入場時に手荷物検査があると警備員にリュックの中を見せるのに苦労する。リュックを降ろすと開けるのが面倒なので、メーカー推奨の通りウエストベルトを締めたままリュックを正面に持ってきて腰の位置で開けるのが良さそうだ。もっともリュック上部に重い物を入れておくと、リュックがバランスを崩してお辞儀してしまい中身を落とす危険性がある。ウエストベルトの長さの調節が肝だ。
機材を守ってくれるのは良いが、電車で座って膝の上にリュックを置いた時厚みがある上に、凹まないので両手の置き場に困る。大きさと厚みに関しては混んでいる会場でも余り邪魔にならずに助かった。
ハイアマチュアならぬローアマチュアの私には持て余し気味な性能のバッグで、400AW2に関してはもう少し使い込まないとその良さを実感出来ないようだ。
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