抹茶の有効成分であるカテキンには、抗菌、殺菌作用があるので、肌に不要な菌を取り除き、本来存在している皮膚常在菌の量を正常な状態に保つ働きをもっています。
抹茶に含まれるカテキンは、肌表面の環境をいつでも理想の状態に整えてくれているのです。毎日抹茶を飲んだり、抹茶成分が配合されているスキンケア製品を利用することで、いつでも清潔で美しい素肌を手に入れることができるのです。
私達の皮膚の表面には、常に細菌が存在しています。皮膚常在菌と呼ばれるこの細菌は、必ず人の皮膚に存在するものです。
細菌といっても決して肌に悪さをしているわけではありません。日ごろは、肌のpHバランスをとりながら弱酸性にキープしてくれたり、皮脂膜を形成して有害物質や紫外線などから肌を守ってくれる役割を果たしています。
ところが、ひとたび強い紫外線、汗、乾燥、ストレスなどにより肌へのダメージが加わると、皮膚常在菌の量が正常でなくなってしまいます。
美肌へのダメージにより、pHバランスがくずれることになり、アルカリ性や酸性にかたむいてしまうのです。
pHバランスが崩れると、細胞間脂質の構造が乱れて肌内部の水分が蒸発し肌荒れを起こしたりしてしまいます。
約14日周期で起きている顔面角質層のターンオーバーが滞り、しわ、たるみ、くすみなどが生じやすくなります。
肌の常在菌と仲良くすることは美肌を維持する上でとても大切なのです。
更新:20140921
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