シミは花弁状色素間斑、炎症性色素沈着、脂漏性角化症、肝斑、老人性色素斑、雀卵斑の6種類に分類されます。
ハイドロキノンの使い方次第で効果が期待できるのは、老人性色素斑と炎症性色素沈着、雀卵斑。
肝斑はある程度はハイドロキノンで解消できますが、どちらかというとトラネキサム酸が含まれる内服薬を数カ月間服用することで、効果的に改善されることでしょう。
正しい使い方でも効果が期待できにくいのは花弁状色素間斑と脂漏性角化症。
こちらはレーザー治療が正しい治し方でしょう。
肌がシミで黒ずんでいるからと思ってシミの種類を把握せず、また正しいハイドロキノンの使い方を行わないと改善効果が全くみられないこともあります。
ハイドロキノンの上手な使い方でシミを解消
シミの解消に効果が期待できるのは老人性色素斑と炎症性色素沈着、雀卵斑の3つの症状ですがハイドロキノンの使い方にはポイントがあります。
▼基本的にハイドロキノンは夜に使う▼
ハイドロキノンの役目はメラニンの生成を効果的に抑えることなのです。肌は紫外線を浴びるとメラニンを生成して肌のダメージを防いでくれるのです。もしメラニンの生成が抑制された状態で日中外出してしまうと、肌の内部にまで紫外線がとどくことになり、さらにダメージを受けてしまうのです。日中の外出時にはUVケアを忘れずに行うことでしょう。
基本のスキンケアはしっかりと
オフケアで肌を清潔に
クレンジングや洗顔を使い、メイクや肌の汚れをしっかり落としましょう。製品によっては角質を落としてくれるタイプもあります。
古い角質を取り除くことで、ターンオーバーを促進させてあげることも大切なことでしょう。洗顔で大切なポイントは泡と洗浄力。
ただし、うるおいは残してくれるタイプを選びましょう。ヒアルロン酸などのうるおい成分が配合されているタイプもお勧めです。
オンケアで保湿をしっかり
化粧水から美容液のラインでしっかりと肌に水分保持、保湿を行いましょう。
ハイドロキノンは間違いのない正しい使い方さえ守っていればシミ、色素沈着には効果的な美白成分です。濃度が5%以下であれば白斑の報告が無いことも特徴です。
使い方、選び方次第ではトラブルも
早くシミを薄くしたい、治したいために、高濃度のハイドロキノンを使うことはあまりお勧めしません。
濃度が高くなるほど、肌への刺激が強くなりますので注意しましょう。ネット販売、オークションなどで見かけますが、3年以上も前に製造された製品、品質劣化品の可能性も十分考えられます。
スキンケア製品は品質が第一ですので、正しく選ぶことも大切です。
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