シミや色素沈着に効果をもたらすハイドロキノン。

実は私達の身近なコーヒーやイチゴ、お茶にはハイドロキノンが含まれてるのです。

ハイドロキノンは低濃度から高濃度まで幅広く美白成分として配合されています。

あまりにもシミや色素沈着が目立ちすぎているからといって、いきなり高濃度のハイドロキノンを利用する方がいるようですが、肌に対する負担やリスクは高くなると思ったほうがよいでしょう。

ハイドロキノンは濃度が１％〜１０％くらいまでが商品に一般的に含まれています。

５％を超えると高濃度になってきますので皮膚科での処方ということになってきます。

高濃度ほど、専門分野の扱いになる成分です。

目次

• 最初から高濃度ハイドロキノンを利用する危険性
• ハイドロキノンによる肌トラブルや副作用
• 初めて利用する方は低濃度を選ぶ
• 新安定型ハイドロキノンとは
• ハイドロキノンはシミに人気の美白成分

最初から高濃度ハイドロキノンを利用する危険性

以前は規制がかかっていなかったハイドロキノン。

その後、白斑といわれる肌トラブルが多数起きたため、規制がかけられたのは事実です。

アメリカではシミや色素沈着、ニキビ跡の治療に利用されているのですが、間違った使用量で行うと白斑やアレルギーを引き起こす可能性もあります。

特に４％以上の高濃度ハイドロキノン製品を利用される場合は肌に刺激を感じることもありますので、必ずパッチテストを行いましょう。

肌がかぶれてきたり、赤くなってきたら速やかに皮膚科で受診しましょう。

ハイドロキノンによる肌トラブルや副作用

肌に合わない方は、ハイドロキノンにより赤みや炎症を引き起こす可能性も考えられるでしょう。

ハイドロキノンを利用すると、メラニン色素を作り出す酵素の働きを抑制しますので、肌の防衛機能がたちまち低下します。

皮膚や肌は日焼けをすることでメラニン色素を作り出し、肌内部の肌組織を守ってくれるのですが、無防備に近い状態ですので、紫外線からのＵＶカットは必ず行いましょう。

高濃度になるほど、肌の色が白く抜けてしまうこともありますので、ご利用の際は注意が必要です。

初めて利用する方は低濃度を選ぶ

ハイドロキノンは取り扱い方や利用方法を間違えると肌トラブルになりかねませんので、初めてのかたは低濃度から利用しましょう。

高濃度ほどの速効性効果は感じられないと思いますが、安心してトライできるメリットがあります。

効果が感じられないと思ったら、徐々に濃度をあげていくことをお勧めします。

トライアルキットなどから始めてみる方が多いようです。

新安定型ハイドロキノンとは

新潟薬科大学と東京工業大学の共同研究で開発されたハイドロキノン成分。

新安定型ハイドロキノンは新型ハイドロキノンとも呼ばれ親しまれています。

新安定型ハイドロキノンには、BCDACにより変質や酸化が起こりにくい性質が利用されているのです。

ハイドロキノンはシミに人気の美白成分

その他の美白成分は多数存在しますが、最もポピュラーな美白成分がハイドロキノンといわれています。

低濃度であれば安心して今のスキンケアに取り入れることもできますし、自宅でリラックスした状態でケアができるでしょう。

人気の美白成分であることは間違いなく、お薬ではないのですがそれなりに効果が期待できた方が沢山いらっしゃいます。ハイドロキノンは美白を求めてる方の救世主といえるでしょう。