肌にハリを感じない、黄色くくすんで見える、輪郭がゆるんで見える、と感じるようになったら糖化のサインかもしれません。
糖化は肌の弾力を低下させ、シワやハリを作り出し、黄ぐすみを進ませてしまいます。
老化現象のひとつ糖化。
糖化は、コラーゲンなどと糖が結びつくことで起こる現象なのです。
ハリのある素肌を育むためには、毎日のスキンケアが大切。外側ケアも大切ですが、美肌の根本である栄養素を食事やサプリメントで取り入れることも同様に必要です。
糖化と酸化の違い
糖化
糖化とは毎日の食生活の中で体内に取り入れられる過剰な糖分が原因で起こります。
体内の糖分がたんぱく質と結びつき、老化物質であるAGEsに変化しハリを減少させてしまいます。
また髪質にも影響し、ツヤがなくなってきます。
酸化
糖化に対して酸化は活性酸素が原因で起こります。過剰な活性酸素は細胞を破壊してシミやシワ早めてしまいます。糖化を防ぐ方法
ハリを失わせる糖化は身近な方法である程度防ぐことができるでしょう。
明日から始められる2つの防ぐ方法を紹介します。
1:ストレスを溜めない
糖分の摂りすぎが肌や皮膚にストレスを与えていることは意外に知られていないようです。
糖化ストレスという言葉もあるように、糖化により皮膚や骨、爪、髪などのコラーゲンが破壊されるのです。
2:偏食や外食を避ける
偏食や外食はハリを低下させてしまいます。
原因は糖分をふんだんに利用している料理が多いからなのです。
糖分は必ず甘いとは限らないので知らないうちに摂取していることもあります。
懐石料理が理想的な食事といえるでしょう。
コラーゲンがハリをサポート
ハリに大切なコラーゲンは肌の約70%を占めています。コラーゲンは20代を境に質の低下、量の減少を早めます。
弾力を備えたコラーゲンは、糖化によりさらに繊維の結びつきが弱くなり、ハリを失ってしまうのです。
糖尿病の方が黒ずんだ肌やたるみ状態の肌になっていることは糖化が原因の一つです。
糖化を防ぐためのコラーゲンを守る手段、増やす方法を取り入れましょう。
まとめ
40代からさらに老化の進行を早めてしまうといわれる糖化。
酸化は肌や体が【錆びること】と言いますが、糖化は【焦げること】をいいます。
新陳代謝の衰えも深刻ですし、糖化を進める食習慣を繰り返し続けていると、ハリの低下は急降下をたどる一方でしょう。
また年齢を重ねるたびにハリや弾力そしてシミや色素沈着にも悩まされます。
まずはハリ感のある上向きの美肌で若々しさ溢れる印象を育みましょう。
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