2022年08月12日

第21回 トリップ飛田「電車で東北三県旅・完結編」

こんにちは。
旅行記「トリップ飛田」です。


13回に渡ってお送りしました電車で東北三県旅の最終回です。

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↓これまでの旅のまとめ
第六回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り in福島・浜通り(1)」
第七回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り in福島・浜通り(2)」

第九回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り?宮城(1)」
第十回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り?宮城(2)」
第11回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り?宮城(3)」

第13回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り?岩手(1)」
第14回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り?岩手(2)」
第15回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り?岩手(3)」
第16回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り?岩手(4)」
第17回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り?岩手(5)」
第18回 トリップ飛田「電車で道の駅巡り?岩手(6)」

第19回 トリップ飛田「POKEMON with TOHOKU」
第20回 トリップ飛田「道の駅で学ぶ震災の被害と教訓」


今回は完結編として、
これまでの旅行記に入りきれなかった写真や、
旅行後の出来事をお話しします。




■ まだまだある、岩手のゆるキャラ


電車の各駅に愛称が付けられていたり、
県内の道の駅すべてにも愛称が付けられていたり、
駅で入手できる観光パンフレットでは県内の市町村のゆるキャラが
大集合していたりとファンシー強めな岩手県。

そんな岩手で見つけた、愛すべきゆるキャラの皆さんです。


第20回 で訪れたたろう潮里ステーションで見つけた、
宮古市のゆるキャラ「サーモンくん」の手編み人形です。
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サーモンくんと一緒に、防災を学ぼう。


第19回 でご紹介した岩手応援ポケモン・イシツブテの掲載しきれなかった写真です。
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意外とご当地コスプレしやすい形状のようです。


JR平泉駅の顔はめ看板です。
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強烈ないかり肩のこのお方は駅長さんらしい。

お名前は…
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東日本さん。
苗字だけなのか、はたまたフルネームなのか…。



看板ではないけど顔はめできそうなJR久慈駅の玄関口です。
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ウニなんだろうけどシミュラクラ現象で派手なメイクの顔に見える。
もしくはミル・マスカラス…♪スカイハァ〜〜〜イ♪


内陸部は、遠野物語の影響か河童キャラも多かったです。
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遠野市公式キャラクターである「カリンちゃん」です。
なんと妻帯者。
遠野市の公式サイトでは、
出会いから結婚までのリア充丸出しな記録が綴られています。


次は駅員の制服姿の河童。
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お世話になった親切な駅員さんも、
実は河童だったのかもしれない…。


こちらはSLを運転している河童です。
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まさにメルヘン!




■ 注意書き看板から見る地域の願い


広く住民に何か訴えたいことがあっても、
看板やポスターを設置することは手間も費用もかかるものです。

また、伝わりやすい簡潔な標語を検討し、
説得力のあるキャラクターに誰を起用するかなど図案を考えるのも一苦労。

そうした苦労を経て作り出したした注意書きからは、
問題解決に向けての真摯な想いがあふれ出ています。



まずは、地元出身の世界的有名人を採用した例。
宮城県出身の羽生結弦選手が、交通ルール是正にお名前を使ってくれています。
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大阪府も、芸人のアインシュタインを起用して同種のポスターを作れそうです。

横断歩道は、歩行者優先!



福島県楢葉町で見つけた、水難事故防止看板には河童が…。
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福島の河童は、目つきは鋭いが、溺れていたら助けてくれるようだ。


最後に、メルヘン遠野の、超現実的な標語。
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生ごみはできるだけ水分を切って、
資源ごみはリサイクルしてごみを減らしましょう。



■ 東北旅、その後


東北旅ですっかり東北ファンになり、
被災地域の復興のために少しでも何かできることをしたいと
常々考えるようになりました。

令和4年3月16日に発生した福島県沖地震で大きな被害が出た際、
貧乏で県外在住の私にできることは、大きな買い物はできませんが福島県産品を買い、
ブログで発信することだと考えました。
勿論、このブログには全く発信力は無いのですが、
お世話になった土地のために何かせずにはいられないのです。


そんなわけで、直売サイトで福島県産品を探していると、
見覚えのあるどピンクのパッケージが…

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これは、 第七回 で訪れた道の駅「なみえ」で飲んだけど
写真を取り忘れた福島の桃ジュースではないか!


おにぎりや海鮮丼は現地でしか買えませんが、
写真を撮り忘れてもネットで買い直せる商品もいくつかあります。



保管していたパンフレットを使いアリバイ工作して、
ブログを書き直そうかと思いましたが、止めました。
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次はチルドのなみえ焼きそば買おう。



なお、この地震の影響で、同じく 第七回 で訪れた道の駅「そうま」の物産館は、
当面の間、休館されるそうです。

再開された際には、また訪問して「相馬磯そば」をいただきたいものです。


【2023年7月24日 追記】ーーーーーーー
  道の駅「そうま」は、10月にリニューアルオープンしました。
第26回 トリップ飛田「また来た。福島・浜通り」 にて
  再開した道の駅についてご紹介したのでご覧ください。
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■ 最後に

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福島県の公式イメージポスターのストレートなフレーズ。

言葉では魅力を表現しきれないので、とにかく「来て。」なのです。
福島も宮城も岩手も、行けば必ず好きになります。

世界有数の漁場で生まれる海の恵みや伝統的な食文化、
豊かな自然に美しい景観、歴史文化遺産など、見どころ満載です。


今回は電車で行ける道の駅の旅でしたが、
次はバスやレンタサイクルを使ってより広い範囲を旅したいです。
道の駅で大量に入手した観光パンフレットを見ながら、
震災伝承施設や復興商店街を旅する計画を立てています。


私の拙い文章と、(そもそも撮ってすらいないことも多かった)下手糞な写真で
魅力を伝えられたとは思えませんが、
当ブログをきっかけに東北を旅しようと思っていただける方が
一人でも増えたなら、これほど嬉しいことはありません。

東北の沿岸地域の復興と更なる発展を皆で旅して願いましょう!



…ちなみに、この「来て。」ポスターは、今年の9月末まで
新たなポスターを作るためのフォトコンテストを開催しているようです。

審査員にはTOKIOの国分太一さんもいらっしゃいます。
写真センスのない私の代わりに、旅行して応募されてはいかがでしょうか。

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posted by 飛田 at 23:39 | 旅行記
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