藤田医科大学(愛知県豊明市)は、低濃度のオゾンガスにより、新型コロナウイルスの感染力を低減することができるという研究結果を発表しました。
「人体に安全と言われる濃度のオゾンが、十分ウイルスの不活化効果があると確認されました」(藤田医科大学病院 湯澤由紀夫病院長 26日午後3時過ぎ)
藤田医科大学医学部でウイルス学・寄生虫学が専門の村田貴之教授の研究グループは「低濃度のオゾンガスでも、新型コロナウイルスの感染力を減少させる効果がある」と、世界で初めて発表しました。
オゾンは、新型コロナウイルスに触れると感染力を低減する作用があり、人体に有害である高濃度のオゾンが、効果があることは、すでに知られていました。
今回は、人体に害がないとされる濃度0.1ppm以下のオゾンで、適切な濃度管理のもと実験をした結果、ウイルスの感染力を弱める効果が確認されたということです。
また湿度が高い環境で、低濃度のオゾンを発生させる時間が長くなるとより効果が高まったということです。
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