- ロシアのゴリコワ副首相は26日、2種類目の新型コロナウイルスワクチンを9月終盤もしくは10月初旬に承認する用意を進めていると明らかにした。
ゴリコワ副首相によると、シベリアのウイルス学研究機関で開発されたワクチンの初期臨床試験(治験)が9月末までに完了する見通し。現時点で試験に伴う合併症などの問題は確認されていないという。
ロシアは今月、国内で開発されたコロナワクチン「スプートニクV」を2カ月弱の治験後に認可。コロナワクチンでは世界初だが、国外では安全性や効果を懸念する声も少なくない。
ワクチン開発に出資する政府系ファンドRDIFはこの日、スプートニクVの最終段階の臨床試験が始まっており、被験者4万人が参加すると明らかにした。さらに、同様の試験が他5カ国で実施される計画とした。
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