首相交代は2012年12月26日の安倍晋三氏の就任以来、約7年8カ月ぶり。
◇菅新首相会見要旨
・ 行政のデジタル化のカギはマイナンバーカード だ。複数の省庁に分かれている関連政策を取りまとめて強力に進める体制として、 デジタル庁を新設する。
・保育サービスを拡充し、 待機児童問題に終止符を打つ。
・ 不妊治療への保険適用を実現する。
・日米同盟を基軸とした外交・安全保障政策
・中国・ロシアを含む近隣諸国との安定的な関係を築く
・森友学園に関しては既に財務省で調査・処分を行っている。検察の捜査も行われ、結論も出ている。
・桜を見る会は、来年以降、今後は中止したい。
世の中には国民感覚からかけ離れた「当たり前でないこと」が残っている。それらを見逃さず、現場の声に耳を傾け、大胆に実行していく。
私が目指す社会像は自助・共助・公助、絆だ。国民から信頼される政府を目指す。そのためには行政の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打ち破る。国民のために働く内閣をつくる。
↑ 国会議員の既得権を破壊してほしい!
◇記念撮影に臨む菅首相と新閣僚ら
◇菅義偉氏、首相になって収入はどのくらい増える?
〇首相 年収約4049万円
・月計241万2000円(俸給月額201万円、地域手当40万2000円)
・期末手当(ボーナス)は年間3・4月分(2回に分け支給)
※このほかに毎月、文書通信交通滞在費100万円
〇官房長官/国務大臣:年収約2953万円
・月計175万9200円(俸給月額146万6000万円、地域手当29万3200円)
※このほかに毎月、文書通信交通滞在費100万円
※現在は行財政改革の観点から首相は月給と期末手当の30%、国務大臣は20%を返納している。
さらに5月から1年間は、コロナ禍を踏まえ1人月25万8800円を追加で返納しており、月給ベースでは首相が約143万円、国務大臣が約115万円となる。
▼世界でも高い日本の国会議員の年収
<国会議員の年収ランキング>
日本:2,100〜2,200万円
アメリカ:1,400〜1,600万円
カナダ:1,100〜1,300万円
ドイツ:1,000〜1,150万円
フランス:900〜,1,000万円
2位のアメリカとは、500万円以上の差があります。
■文書交通費
月に100万円・年間で1,200万円支給されます。
国から支給されるお金ですが、何に使ったのかを公開・報告する義務はありません。
■立法事務費
立法事務費とは、立法のための調査・研究を行うための費用のこと。
国から衆議院・参議院と各会派に、 議員1人あたり月額65万円・年間にして780万円が支払われます。
■その他臨時収入
「お餅代」「氷代」など。
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