商船三井は9日、同社が手配した大型貨物船がインド洋の島国モーリシャス沖で座礁した問題で、現時点で船体から1千トン以上の重油が流出したと明らかにした。座礁地点の近くには野鳥の保護区があるなど環境への影響が懸念され、世界的にも注目が集まりつつある。流出事故の賠償は船主が負うのが原則で、今後の賠償額や商船三井の対応が焦点になる。
同日都内で記者会見した商船三井の小野晃彦副社長は「モーリシャス政府はじめ関係者に誠に申し訳なく深くおわび申し上げます」と陳謝し、専門家や同社の社員を現地に派遣する意向を示した。
※油の回収に2〜3年かかるそうです。モーリシャスの自然破壊の損害額が甚大そうです
WAKASHIO(わかしお): 10万トン
所有者:長鋪汽船
運航船社:商船三井
保険会社:日本船主責任相互保険組合(ジャパンP&Iクラブ)
油濁汚染事故の法律:
流出量:1000トン以上の油
法律上の賠償金: 20〜70億円
モーリシャスの観光: 1683億円
◇モーリシャス座礁事故、長鋪汽船と商船三井が共同会見。運航船社に求められる「社会的責任」とは 。
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