2014年02月25日
もはや、いらないかもと思う日本の風習ランキング1位「お中元」
時候の挨拶に心があたたまるときもあるけれど、ルールやしきたりが面倒だったりしますよね。今の時代に合わなくなったものも多い気がします。そこで、読者441名の女性に、もはや、いらないかもと思う日本の風習について、訊いてみました。
あなたはどんな風習を連想しますか?
Q.もはや、いらないかもと思う日本の風習を教えてください(複数回答)
1位 お中元 32.0%
2位 お歳暮 30.2%
3位 年賀状 28.6%
4位 暑中見舞い(残暑見舞い) 25.4%
5位 孫の日 24.5%
■お中元
・「毎年じゃなくても、贈りたいと思うときに贈ればいいから」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「お歳暮もあるし、付き合いとはいえあんまりお金をかけたくない」(27歳/生保・損保/営業職)
・「年に2回も『お世話になりました』はいらないと思う。そのほかにもそういう『御礼』のタイミングはたくさんあるのに……」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
■お歳暮
・「お互いあげっこするのであれば、なくていいと思う」(28歳/生保・損保/事務系専門職)
・「礼の文化は大事だが、お金がかかってしょうがいないから」(34歳/金融・証券/事務系専門職)
・「付き合いがなくなってきているし、お互いに負担が大きいから」(26歳/金融・証券/事務系専門職)
■年賀状
・「3、4日過ぎれば会社に出勤なのに、送らなきゃいけないとかお金の無駄だと思う」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「メールで十分だと思う。年末忙しい中書くのは自分も相手も大変」(22歳/その他/販売職・サービス系)
・「メールが主流になって欲しい。出してない友達から来て、お正月から焦るのが嫌」(28歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
■暑中見舞い(残暑見舞い)
・「いつまでが暑中見舞いなのかわからない。ずっと暑いので……」(29歳/食品・飲料/技術職)
・「別にあってもなくても同じだし、普段書いたりしないから」(28歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「何のためにあるのかよくわからないし、やったこともない」(25歳/金融・証券/専門職)
■孫の日
・「単語の節句、ひな祭り、七五三で十分だと思う」(23歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「孫の日だからと言って、祖父や祖母に何かしてもらったことがないから」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「いっつもお祝いされて愛されているのでいまさら、その日を作らなくても……。単にお年寄りにお金を使わせる日としか思えない」(31歳/建設・土木/技術職)
■番外編:みんなで一斉にやるのが悪影響
・喪中「喪中でも年賀状をもらえればうれしいし、自分が亡くなったと仮定しても、普通に暮らしていてほしいから」(22歳/金融・証券/販売職・サービス系)
・成人式「集団でやることが意味を成していない」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・お盆「旅行地が全部混んでる」(28歳/商社・卸/営業職)
1位に選ばれたのは、「お中元」です。年に2回の贈り物は面倒だと考えている人が多い様子。「お中元」と「お歳暮」のどちらかをやめるなら、なぜか7月にデーンとあるお中元をやめたい気がします。
続く2位には、もう1回の贈り物行事「お歳暮」がランクインしました。「お中元」「お歳暮」のやりとりは減ってきているようですし、もしかしたら、10年後は過去の歴史になっているのでしょうか?
3位には、「年賀状」が選ばれました。とにかく「贈るのが面倒」という声が多かったです。仕事を休める年末年始くらい、何もせずにのんびりと過ごしたいと、どうしても思ってしまいます……。
全体としては、季節に応じてやってくる行事が多くランクインしました。一生に一度なら価値があるけれど、毎年だと次第に面倒になってしまう。それが、今の時代の本音なのかもしれませんね。
(文・OFFICE-SANGA 臼村さおり)
調査時期:2013年6月21日〜2013年6月27日
マイナビウーマン調べ
調査数:女性441名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
(著:マイナビウーマン編集部)
ニコニコニュース より引用しました。
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