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超ど田舎の鍵事情

りょうちゃんさんの『 不用心な母んちに小鳥のドアチャイムを 』でコメントに少し書きましたがうちの方の田舎の鍵事情を少し詳しく説明します。

私の妻の実家は鍵を閉めません。だれもいないときでも鍵がかかりません。ドロボーが入り放題じゃないの?といわれれば確かにだれでも入れるでしょう。だって鍵が無いんですからかけようが無いです。なぜ鍵が無いかというと昔は人がいなくなるということが想定の範囲外だったからです。

妻の実家は昔ながらの農家で家の近くで作業するため家にだれもいないということは想定外なのでしょう!さらに3世代もしくは4世代の大家族ですから人がいないということはほとんどありません。

さらに、人も少なくみんな顔見知りなので、見知らぬ人が歩いていると凄く目立ちます。私も最初はよくじろじろ見られました。知らないおじさんに『どこの人?』と聞かれたことがあるぐらいです。

また、近所の家に用があってお邪魔するときも普通は呼び鈴を鳴らして家の中の人を呼び家の人が玄関を開けるのが普通ですが、田舎では玄関を開けてから呼びます。玄関を開けてもらうのを待っていても、なかなか開きません。

でも日中は玄関も開いていることが多いのと外にいることが多いので中を覗くと後から来るというパターンが多いです。

私の家がある辺りは新しい家と古い家が混在しているので玄関を開けるタイミングは難しいです。年寄りのいる家は玄関を訪問者があけて呼びますが、新しい家は玄関が開くまで待たないといけません。

ちょっと前までは私の家も鍵がありませんでした。学校から帰ると知り合いのおじさん(養鶏場の卵売りのおじさん)が当たり前に家の中で休んでいるというのも日常茶飯事です。

まだ日本でもこのようなところは存在しますよ!

都会では信じられないでしょうけどね!
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