WOWOW 『 甲斐バンド シンフォニー』セットリストと感想。
東京国際フォーラムから生中継された
『甲斐バンド シンフォニー』。
藤原いくろうさん指揮による東京ニューシティ管弦楽団
との共演です。少しだけ期待して見てみました。
セットリストは下記の通りでした。
『甲斐バンド シンフォニー』
01 25時の追跡
02 ブライトン・ロック
03 らせん階段
04 ビューティフル・エネルギー
05 風が唄った日
06 安奈2012
07 LADY
08 きんぽうげ
09 Blood in the Street
10 翼あるもの
11 氷のくちびる
12 ポップコーンをほおばって
13 漂泊者(アウトロー)
14 風の中の火のように
15 HERO(ヒーローになる時、それは今)
アンコール1
16 嵐の季節
17 破れたハートを売り物に
アンコール2
18 100万$ナイト
※06・07は弦楽四重奏との共演
08・09は甲斐バンドのみでの演奏
生中継で、開演が少し遅れた間、客席が映されていたが、
空席も割と目立つくらいの集客。満員という感じでは
なかった。オーディエンスの年齢層も高い感じ。結成
40周年の70年代から活躍するバンドだから当然ですが。
1曲目「25時の追跡」、ギターの田中一郎さんが
フィーチャーされたインストゥルメンタルのこの曲は
オーケストラとも合っていて良かった。
が、以降の曲はセットリストを見ていただければ
分かるが、オーケストラとやる必要性を感じない曲
ばかり、私が良かったと思えるのは「風が歌った日」
「氷のくちびる」くらいで、もう少し、
オーケストレーションが活かせる選曲ができたのでは?
と思うのですが。
アレンジも甲斐バンドの演奏自体に変化は無く、
オーケストラが一緒に演奏している程度で、あまり
面白味が無かったなというのが正直な感想です。
しかし、これは生で聴くと良かったかも知れません。
オーケストラの生の迫力というのがやはりテレビでは
伝わりにくいと思っています。
例えば、「破れたハートを売り物に」のイントロの
ストリングスもテレビで聴く限りはシンセでも大差は
無い感じです。
選曲もショーとしてのエンターテインメント性や
40th AnniversaryのFINALということを考えると仕方ない
のかなとも思います。
それにしてもマンネリ気味のセットリスト、毎度のこと
ながら残念です。新曲はテレビ東京のドラマ
『新・刑事吉永誠一』の主題歌「Blood in the Street」
だけでした。
私は、個人的には、ロックとオーケストラの融合という
ものに魅力を感じないことと甲斐バンドなら
ドラマチックな曲をよりドラマチックにやるのでは?
と期待していたが、そうでなかったというだけで、
決して良くなかったというライブでは無いので、
再放送があれば、是非ご視聴いただきたいと思います。
「今夜、この60名ものオーケストラを含めてすべてが
甲斐バンドです。」と甲斐さんが話していたのが
とても印象的でした。41年目も期待します。
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