まずは音楽だからと言って他の国語や数学と何ら違いはないということをお伝えします。どちらかというと英語の勉強に近いと考えるといいでしょう。
その理由は、英語は聞く、読む、書く、話すの4つの力が問われます。それと同じように音楽は、音楽をよく聞き、楽譜を読み(理解し)、声で歌い、楽器で演奏するなど、体に備わった感覚をどれも使って学びます。どうですか英語を勉強するのと同じですね。
音楽もまずはフェイスブックなどで学校で習う歌や曲について、無料で聞けます。まずはそれらを聞いてみましょう。すると教科書に書かれていることや先生がその曲(歌)について説明されたことが、思い起こせるのではないかと思います。
そして歌ならば自分で歌ってみます。歌詞が出てきにくいところは何度か歌っているうちに覚えられるでしょう。その中で覚えにくいところや、取り違えやすいところがテストに出題されやすいところです。そして歌詞によっては意味を理解しておいた方がいいところがあります。
たとえば古典を学習するときに、昔の言葉の意味を知っておくことが大切です。それと同じように歌詞の内容をよく知ることで、曲の調子やリズム、音の強弱、メロディーなどの表現がその曲のねらいに合うようにたくみに使われていることに気づくでしょう。
一番その曲の中で伝えたいことはサビの部分にあることが多いです。するとそこにはその曲に特有の表現が使われて、つい口ずさんでみたくなるフレーズが使われているものです。コマーシャルなどはそれらを上手に取り入れています。
さて、上に書いたように曲の勉強をしていると、ここは大切だなというポイントがはっきりしてくると思います。そうなればしめたもの。あとは確認問題でそのポイントが理解できているかどうかチェックします。同じ問題で構いません。チェックするたびに全問できるようになりさえすればよいのですから。
そうするとポイントが頭に入りますので、もう一度曲を聴いたり、歌を歌ったりしてみましょう。その曲の良さがよくわかるようになっていると考えます。
どうでしょうか。音楽を学ぶのはその歌や曲の良さを伝わることとよく似ています。したがって音楽に親しむことから始めるといいです。音楽をだんだん好きになれば、どんな曲でもいいところがあるんだと気づくと思いますよ。
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