「カリブ夢の旅」は、曲の曲想(モチーフ)をよく理解して、曲の速さや強弱について変えることで表現力豊かに歌うねらいがあります。
この曲のどんなところに気をつけて歌えばよいか説明します。AとBの二つの部分について、どのような特徴があるか見てみましょう。Aは、mp→p→mf→fと強弱が目まぐるしく変わりますが、Bは、ffで最後まで歌います。
それからAとBの二つの部分では歌う速さがちがいます。Aでは?=84〜92ですが、それに対してBでは、?=108ぐらいです。これらの速度や強弱の違いが、曲想の内容とあいまって歌の表現として効果的に使われています。
この曲は、平野祐香里が作曲した曲です。作詞は橋本祥路です。
この曲は4分の4拍子の曲です。したがって1小節中に4分音符4つ分の長さがあります。
この曲はハ長調の曲です。したがって楽譜に♯や♭などの記号はつきません。
この曲は、ト音記号のつく楽譜と、ヘ音記号の楽譜からなります。したがって混声合唱で歌うことができます。
?は、テヌートといい、「その音の長さを十分に保って」という意味があります。accel.は、accelerando(アッチェレランド)ともいい、「だんだん速く」という意味です。
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