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2017年06月19日

寿司食べ放題は流行るのか考えてみる

今回は寿司食べ放題は今後流行るのかを考えてみたい。

かっぱ寿司が食べ放題を実施したところ、大反響を呼んでいる。

これを全店舗、全時間帯で実施したら大変なことになりそうだ。

この反響を見て、追随してくるところもあるかもしれない。

そんな寿司食べ放題は今後増えて行くのだろうか?!

100円寿司自体がもともと安価なので、食べ放題にして得するのは一部の若者など大食いの人しか得しないのではないだろうか。

100円寿司は客単価が1000円いかない程度で、売り上げを取るには、

客単価を高く設定できる食べ放題は今後増える可能性は高い。
暮らしをおトクにかえていく|ポイントインカム
この反響を見ると、価格はもう少し高くてもいいのではと思う。

サイドメニューの食べ放題などの付加価値を付けて1980円程度にすれば、

今より客単価は2倍となるので、お得感は減るかもしれないが、

メニューの選択肢としてはありかもしれない。

ただし、しゃぶしゃぶや焼肉と違う点は管理が難しいことだ。

人手はかかるし、解凍など魚介類が多いので鮮度の面でも不安だらけだ。

実際のところ、寿司食べ放題はしゃぶしゃぶや焼肉と一緒でやっているお店はけっこうある。

そう考えると寿司だけというのは飽きる恐れもありますね。

また寿司はシャリがネックとなるんですよね。

シャリは1貫約20gあるので、10貫食べると200gにもなる。

20貫で400gだ。ということは約10皿でご飯2杯分食べるということになる。

10皿以上食べるとなるとご飯3杯目となるので、

実際のところ、お腹いっぱいになる方がほとんどだろう。

となると学生などの大食い層のために実施していくかということになるので、

ライフメディアへ登録 現実的には難しいかもしれませんね。

このような観点から今回のように期間限定や時間限定といった形で

お試し企画として、今後やってみる価値はあるだろうが、

これが標準化して流行るとは考えにくい。
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posted by kaitenzushi at 18:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2017年06月16日

かっぱ寿司の食べ放題が10時間待ち?待ち時間表示の仕組みとは

なんだか、最近ネットでこの話題が盛り上がってますね。

ということで今回もかっぱ寿司食べ放題の件で一つ教えましょう。

twitterなどで何時間待ちとかの表示がけっこう上げられてますね

1080分待ちだとかも見ましたが、待ち時間表示は実際にどのくらい待つんだ?!

という疑問にもお答えしましょう。

まず、待ち時間は当てになりません!

これはモニターの設定で1組あたりの時間設定ができるのですが、

設定次第でいくらいでも変わります。

昔は1組あたり2分程度でしたが、今は長居する傾向にあるので、

1組早くて3分、遅くて5分計算でしょうか。

ちなみに5分で食べ終わるということじゃないです。

通常、3レーン5ボックスのお店ではボックス席が25ボックスあります。

そのボックス一つが空く時間です。



混み合う時間でしたら約50分で満席になったとします。

そうすると、2分ごとに1ボックス埋まった計算となります。

そうなると30分で食べ終わるとすると、2分ごとに1ボックス空く計算になりますよね。

極端な話だと、こういうことなのです。

つまり、満席になった直後は目安の時間以上に待ちます。

しかし、満席になってから30分程度たった時間になると、

回転率が非常に高くなり、目安以下の時間となります。

これもタイミングなのですよね。

お昼に食べようと思ったら、12時に満席になったとして、

12時過ぎくらいに待ったらけっこう待つでしょう。

しかし12時半を過ぎたころに行くと、徐々に空きだすので、

意外と早く入れるものです。

それでは食べ放題の場合はどうでしょうか。

14時から17時は3時間。

食べ放題時間が70分となってます。

制限時間で退出とすると、1ボックスあたりは3組。

25ボックスなので、1日に75組が食べられます。



とある店では1日に75組で切っているようですね。

待ちが100組とかのお店は入れない確率が高いということですね。

ただ、こういった待ちの数になるとキャンセルも発生するので、どうなんでしょうか。

モニター設定を1組10分とすると、表示は750分待ちとなります。

しかし、実際は3時間内で75組案内できる計算ですよね?

つまり、14時の時点からでも120分しか待たないはずです。

通常の時間でも1組60分もすれば帰りますので、1時間に25ボックス入れ替わる可能性が高いです。

1時間で25組捌けるということ。



組なら4時間で捌けますね。

つまり、ネットで話題になってる10時間待ちというのは実際にはあり得ません。

ただのモニターの設定なだけですので。

10時間待つとすれば待ちは250組となりますね。

さすがにそこまでの表示は見たことないですねぇ。

もちろんこうなると食べ放題時間に案内されることは不可能でしょうね。

よく待ち時間とかで怒る方がいますが、

あくまで目安です。人の食べ終わって帰る時間なんて予測しずらいです。

また注文が早く来るか来ないかにもよるものなので、日によってもばらつきあります。

それにしても平日のアイドルでこんな待つことがあるものなんですねぇ。

寿司食べ放題の需要がここまで高いとは・・・

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posted by kaitenzushi at 08:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談

2017年06月14日

かっぱ寿司の食べ放題が大盛況!しかしその実態は・・・

さて、ネットでも話題になっている、かっぱ寿司が行っているこの事案。

回転寿司チェーンの老舗・かっぱ寿司が食べ放題という業界驚愕のサービスを

今週スタートさせた。期間限定で、時間も平日の14時から17時のタイムサービスだ。

今日で二日目となるが、どこの店舗も待ちが80組とかで満席となり、大盛況とのこと。

これを利用するにはだいぶ並んで待つしかないようだ。

今回はこのサービスをいろんな面から見て行こう。

まず、食べ放題というプランは実は私が店長やってた数年前の時代から既に模索はしていた。

それこそ、焼肉食べ放題やしゃぶしゃぶ食べ放題が流行っていましたからね。

しかし、これは最終手段というように言われてきた。

これを始めてしまうと、すべての構造が崩れてしまうからだ。

業界としての利益構造が崩れるということだ。

はっきり言えば、このサービスは赤字なんですよね。

通常価格より30%オフくらいで販売しているようなものです。

そもそも寿司というのは原価が高い。

そのうえ、人件費がかかる。

焼肉やしゃぶしゃぶが食べ放題でうまくやれている理由は

人件費がほとんどかからないからだ。

食材さえ、与えてしまえば、あとはお客が焼いたり、しゃぶったりする。

つまり、人件費がかからないから、原価すれすれで提供できる。

そして客数増やし、売り上げを上げられるのだ。

しかし、寿司は手間が必要以上にかかる。

ネタによっては切り付けないといけないものもある。

また解凍も簡単ではない。

肉の場合は冷凍に近い状態で出しても、問題ないが、

寿司のネタが冷凍であれば、お客は怒りますよね?

出数も不安定なうえに、解凍も難しくなるのだ。

結局は急速な解凍をしたりせざるを得ない。そうなると品質劣化に繋がる。

「まずい」というレッテルを貼られることになるのだ。

だからこの食べ放題というのにどこのチェーンも手を出さなかった。

回転レーンのものを食べ放題とかだったら、人件費はある程度稼げるのだろうが、

注文制となるとね。

回転しているもの食べ放題てのは要はバイキングと同じような仕組みとなるわけなので、

このほうが利益体制としては良いんですよね。

ざっと、計算してみると、14時から17時までの3時間で売り上げが約30万ほど増えます。

この30万に対してどれだけの人件費と食材がかかったのかが問題だろう。

売り上げの頭を取るのにはいいのだが、実際のところはお客様還元というか、

宣伝効果が主となるだろう。

この企画をやることにより、ニュースやネットでも話題になっている。

売り上げを取りながら宣伝ができていることになる。

経費は食材ということだ。

これを広告宣伝費と捉えればいいのかもしれない。

今後、この「寿司食べ放題」というのはもしかしらこれが最初で最後かもしれませんね。

それくらい、ビジネスモデルとして成り立たないということだ。

お客としては一度は行ってみたいところですがね。

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posted by kaitenzushi at 22:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2017年06月13日

スシローが90円の感謝祭!これって儲かるのか?

昨日から回転寿司業界ナンバーワンのスシローが創業祭として、

一皿90円のキャンペーンを行っていますね。

【得グルメ】スシローが1皿90円の感謝祭実施中!

さて、これって果たして儲かってるの?と疑問に思う方もいると思います。

スシローと言えば原価率も平均50%程度と以前テレビでも紹介されてましたね。

業界ではありえない数字です。

そんな寿司を90円で売ってしまったら、原価も60%程度になってしまうではないか!

ということですね。

実際のところ、安売りしても儲かることは儲かるのです。

ただ、薄利多売になりますね。

安くすることで、客数が大幅にアップしますので、

それにより売り上げが上がるので、場合によっては利益率が上がることもあります。

客単価は下がってしまうので、それを上回る客数が必要にはなります。

こういったことをするには意味があります。

まずは客数が見込めない時期に行うこと。

今回であれば6月だ。雨の多くなる時期で祝日もない。

業界でもこの月はそんなに売り上げを取れない月でもある。

また、定期的に来店して、良さを知ってもらうためだ。

しばらく来ていない顧客などにたまには来てもらい、今のキャンペーンや商品情報を

知ってもらい、来店頻度を増やすきっかけを作りたいというところだろう。

こういったことも含めて、キャンペーンをやるメリットはあると思う。

そして90円で利益が出るかというと、原価率は平均値なので、

例え、まぐろなどの原価率が50%程度あったとしても、

玉子やコーン、ツナなどの安いものは22%程度しかないものもある。

特定のものしか食べない人はほとんどいないだろう。

つまり平均すると40%いかない程度で利益が出るのだ。

一律料金はこういうものだ。

これはバイキングなどの他の外食でも同様のことが言えますね。


【得グルメ】かっぱ寿司が食べ放題をついに実施!
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posted by kaitenzushi at 13:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

働き方改革!オードリー若林の意見に同感ですねぇ

こんにちは。

久しぶりというか、ほとんど初めての記事となるかな。

さて、オードリー若林さんがこないだのオールナイトニッポンで、

日本人は働きすぎ、休みなく働いている人が偉いというのはおかしいという発言に賞賛が集まってます。

これは同意ですね。

よく、内輪の話とかで「全然、休みないんだよねぇ」というのを耳にすることがある。

休みがないという人ほど、仕事の成果が上がっていないのではないかということだ。

私から言わせてもらえば、休みは作るものなんですよね。

休みがないというのは休みを作ることが出来ない。

つまり、仕事に対する労力のバランスが悪い。

それは会社のせいなのか、自分のせいなのかというところ。

基本的に会社は一流企業であれば、休むようにはさせているはずだ。

それを休んでいないというのは、上司に問題あることが多いだろう。

結局、その上司が休んでないので、部下もなかなか休めないということになることが多いだろう。

休みが作れないというのは、仕事ができないのと同じだと思う。

休みが取れていないからといって仕事ができているかというとそうでもない。

休みを作るのも仕事だ。

私は自分がしっかり休めるようにシフトを組んでいた。

自分が休めるように周りに仕事を教えていた。

そう、つまり休めないというのは仕事を教えられないということにも繋がる。

休みを取ってないというのは何も偉くないのだ。

それより、休みを取れないというのは仕事が出来ていない証拠ともいえる。

仕事ができる人はしっかり休めていて、休日も充実していることが多いだろう。

仕事ができないひとはその対価として、休まないことで何かを得ようとしているようなものだ。

日本人はそういうのを称賛する傾向がある。

わかりやすく言えば、本来であれば5日でできる仕事を

休んでいない人は7日使わないとできないということだ。

いまだに休めていないという人がいるようなら、考えたほうが良いだろう。

仕事を辞めるとかではなく、「なぜ休めないのか?」だ。

人員の補充が必要なのか?それとも仕事内容を替えたほうがよいのか?

ただの上司の圧迫なのか?

それに対しての改善策を打っていくべきだろう。






【得グルメ】スシローが1皿90円の感謝祭実施中!
posted by kaitenzushi at 12:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム

2017年05月24日

【新ブログ】現在の回転寿司業界について【ついにスタート】

こんばんわ。

新しくブログを始めさせていただきます。

さて、一応、自己紹介から。

昨年まで大手回転寿司チェーンに勤めていました。約13年間くらいですね。

10年ほど店長をやっておりました。

もちろん、仕事はそれなりにこなしてましたし、できるほうでしたかな。

ですので、3年くらいで店長に就任しました。

店長としてはそこそこ数字は出しました。

しかし、会社の業績もよくない方向だったので、それ以上はなかったかな。

業績考えて、今後も未来を考えにくいということで、退職を決意し、今に至ります。

同じような境遇、または近い位置にいるような人は私の話は聞いておいて損はないでしょうね。

リクエストあればその手の話はしていきます。

コメントあれば積極的にお願いします。

ということで、まず最初に現在の回転寿司業界をささっと話しますね。

正直、回転寿司が流行ってもう10年以上たちます。

みなさん飽きてしまったのか、サイドメニューなどで推すしかないんですよね。

それと同じ方向で同じネタが10年前より高いんですよね。

つまり、同じ価格で同じネタが提供できないんですよ。

ニュース見てればわかると思いますが、、漁獲量が少ないとかよく耳にしますよね

そういうことです。まぐろも年々高くなってるのはご存じでしょう。

それと同じで他の魚介類も一緒です。

つまり、この業界自体が利益出しにくいんですよね。

毎年、原価が高くなってるのに利益出せるわけないですよね?!

だからこそサイドメニューに手を出すしかないのですよ。

寿司よりも焼肉や焼き鳥などのほうが原価が安く利益を得られやすいのはわかると思います。

そういうことなんですよね。

外食業界はこんなもんです。

結局のところですね、利益を重視するか、売上を重視するかは常に戦いなんですよね。

どうするかは上次第なんですよ。それを見極めててく必要があります

詳しくはまた・・・



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