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数日前に完結した、 元フジテレビアナウンサー長谷川豊さんのブログ 。
大変おもしろく、現代社会におけるネットの怖さを、とても分かりやすく教えてくれ、
更にマスコミの取材の仕方やルールなども知る事ができ、非常に勉強になりました。
最後まで読んだ方なら分かるのですが、実はブログ自体も罠(トラップ)でした(笑
最初の方は皆に 「長谷川は相変わらずの野郎だな〜」 と思わせるような文章の書き方をして、
あえて叩きやすくする。
批判的なコメントが来ても、消さずにそのまま載せる。
そうやって読者の感情をコントロールしていくという高度な戦術。
それに気づかず、実際に敵と思われる人物が調子に乗って、
フ〇テレビのPCから、口調や名前を変えて批判コメントを一生懸命書き込んでいたそうです。
もう生き様が悲しすぎますよね・・・・・・・。
最後に色々と謎を解き明かした後も、その悪口を書き込んでいた人物は悔しかったのか、
コメントを書いていました。
簡単に書くとこんな内容。
「名前を変えて何度もコメントしたのは、同じだと承認されないと思ったからです。
別にあなたに興味はありません」
オイオイ・・・興味ないのにわざわざ書き込むんかい!(笑
自分が長谷川さんのブログを読み始めた当初に書いた感想がコチラ。
「元フジテレビアナウンサー、長谷川豊さんのブログをみて」
同じように釣られていますね(笑
このときは「こういう人なら叩かれても仕方ない」と思っていたのですが、
それも長谷川さんは織り込み済み。
全ては手のひらの上で転がされていたっちゅうわけです。
こうして意識的に罠を張りめぐらせつつ、最後は退社する前に調べて分かったこと、
ゴシップ誌に、フ〇テレビの内部情報を漏らすクソ野郎「球体君」の存在を発表。
その人物が、長谷川さんの処分などにも大きく関わっていたようです。
その球体君の名前を最後は暴露するのかと期待していたのですが、それは思いとどまった長谷川さん。
球体君がどれだけクソ野郎でも、家族がいる人間。
同じ家族を持つ人間としては、その家族を悲しませたくないと・・・。
だから、ブログを読んでもその犯人にはたどり着かないようにも工夫しているようです。
長谷川さん自身、ネットでの中傷に苦しんできた方です。
それだからこそ、このような選択をしたのでしょう。
「罪を憎んで人を憎まず」
素晴らしいことです。
と、まあ、ここまではいいのですが、自分が全て読み終わって感じるのは、W君への想い。
ハッキリ言ってしまうと、W君への隠しきれない憎しみが見えてしまうのです。
長谷川さんのブログには労務担当のI氏、人事部のW君など様々な人物が登場します。
で、I氏のことについても少し悪く書いています。
ただ、I氏ぐらいの話しなら、よくあることというか、
「どの職場にもこういう人っているよね」
というレベルの話で、書かれてもそんなには痛くないと思うのです。
でも、W君に関しては明らかに違います。
やはり 「結婚式で新郎なのに殴られた男」 っていうのを、公の場でバラしては・・・。
無論、今回の長谷川さんの出来事に大きく関わったW君。
彼の性格を読者に伝えるために書いたとは思いますが、それなら
「立場が下の人間に対して、機嫌が悪いと高圧的になりやすい」
これぐらいの説明でも充分なはず。
しかし、それをせずに、現場の人間しか知らないような恥ずかしいエピソードをネットで発表・・・。
I氏にしても、W君にしてもブログで
「彼らは僕のことを思い、よくやってくれた」
とフォローをしていますが、それを本当に思っているならW君のエピソードは黙っているでしょう。
更にイニシャルも、本当にそのままなのが気になります。
自分もブログで前職のことについて書いていますが、イニシャルは変えています。
へタレかも知れません。
でも、そのままというのは何かあったときに問題になると思うのです。
長谷川さんは、そんなネットの怖さを知っています。
そんな人がイニシャルはそのままで相手を特定できるようにして、恥ずかしいエピソードを披露した。
ここから導き出される答えは・・・・・・・。
後は昔の同僚から見られたときのことも考えると、やはり長谷川さんに、
あのエピソードをばらしても許される理由が必要なのですよ。
「長谷川言っちゃったか〜、でもWはこれを言われても仕方ないよな〜」
こういう感じで。
特に理由もないのにばらしていたら、NYでお世話になったという風に書いているのにどうなんだ!?となります。
この場合、本当に長谷川さんが悪者になってしまうのです。
だから自分が読んだ限りでは、間違いなくW君に関して何かあると読んでいます。
これも長谷川さんの罠かも知れませんが(笑
全ては推測で、終わってしまったブログなので、真実は長谷川さんしか分かりません。
後は読者それぞれの判断に任せると言うことなのでしょう。
しかし、自分は気になります。
これを読んだW君の心境を。
多分、「は〜せ〜ぐぁわぁ〜」と歯ぎしりして悔しがっているのではないでしょうか。
エリートですからね(笑
そうなれば、W君もまたいつか長谷川さんに復讐を・・・。
人間、悪意を受けると悪意で返したくなる。
長谷川さんのブログを見て、この世から争いが無くならない理由が分かった気がします。
それにしても、本当に面白いブログで感動しました。
同年代の自分はそれなりに思うところもあって・・・。
再出発する長谷川さんがW君に襲撃されないように祈ります(笑
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