深くて良い話だなと。
なので、アンパンマンのことを思うと涙が出てくる精神状態です。
ひもじい思いをしている人に自分の顔を分け与えるアンパンマン。
立派すぎる。
そこから更に考えてみました。
例えばジャムおじさん、バタ子さんが死んだとします。
(あくまでも仮定です)
もう一生新しい顔が作れなくなったとしたらアンパンマンは
お腹がすいた人に顔をちぎってあげるのだろうか?と。
自分が思いついた答は
「アンパンマンはその状態でも顔がなくなるまで、皆に分け与える」
その結果、顔がなくなったらなくなったで、そのまま生きていくのだと思う。
顔がないから、もう誰ともしゃべれないけど。
顔がなければ生きていけない設定だとしたら、自分の生まれた意味を果たすために
最後のパンをあげて死ぬと思う。
勿論これは悲しい結末です。
でも世の中ってそういうものだと思います。
ちぎっても顔がへらない、餓えに苦しんでいる人がいない
そういう世界なら良いですが、世の中はそうはなっていません。
そこで作者のやなせたかしさんがおっしゃってる
「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし
そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです」
この言葉の意味を考えるのです。
今回書いたのは自分の勝手な想像です。
あの世界では永遠にみんな生き続けるでしょうから、こんな事を考える必要はないですが
アンパンマン誕生秘話を知って書いてしまいました。
子供向けですが、真実を知ると深いアンパンマンの世界。
只々、感動するばかりです。
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