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posted by fanblog

2018年06月14日

サンバーのオイル交換に必要な物はやり方は?【初心者の方へ 自分でオイル交換をしましょう!】

サンバーのオイル管理(交換)はサービスデーターによると
10,000km又は6ヶ月の早い方
事業用としてハードにガンガン乗る場合は半分の5,000キロ又は3ヶ月の早い方となっています。
oilkoukan.JPG

私は基本的にオートバイの移動がメインで距離は走らない方なので、半年に1回交換して、2回に一度(1年に一回)オイルフィルター(エレメント)を交換しています。

一度もオイル交換をしたことのない初心者の方もチャレンジしてみませんか?
オイルとオイルフィルター(エレメント)の交換は難しくありません。

注意することはジャッキアップするので、車の下に潜る時の 安全を絶対に確保してから作業をする ことと、オイルを抜く穴のボルト「ドレンプラグ」を 締め込み過ぎない ことです。

最初はオイル交換をやったことのある方と一緒に作業すれば安心です。


サンバーのオイル交換に必要なものは?

  1. エンジンオイル
  2. オイルフィルター(エレメント)
  3. ドレンパッキン:内径16mm
  4. 工具:フィルターレンチ
  5. 工具:オイルジョッキ
  6. 工具:メガネレンチ14mm
  7. オイル処理パック


工具が無い場合は購入が必要になりますが、ほぼ永久に使用できますので使えば使うほど工賃が掛からないので得をしますよ。

オイル交換に必要な物のそれぞれの説明

エンジンオイル
私はサンバーのオイルは安い製品を早めに交換することを心がけています。
目安としてはホームセンターの1番安いオイルです(笑)
自動車用のものとオートバイ用のものがあるので間違わないでくださいね。
10w-30を使っています。
注意としては「エコカー用」などと書いてある0w-で始まる物は使わないでください。
説明は長くなるので省略しますが、トラブルの原因となる可能性があるので避けて下さい。
分からなければお店で聞くのが一番ですし、不安であれば自分でやらずにプロに任せるのが良いです。
念のためおすすめはこんなオイルです。



オイルフィルター(エレメント)
オイルフィルターは本体の直径と取り付けネジ径が合えば互換性がありますが自己責任でお願いします。
私は一度も純正品を使ったことがありませんが、トラブルはありません。
ちなみにサンバーに適合するのはネジ径がM20mm×1.5mmピッチで外径が68mmでしたら大丈夫です。
外径は65mm位の物もよく使っています(自己責任)
単価が安いので送料無料の物を買っています。


ドレンパッキン
ドレンパッキンも安いので毎回交換しています。
そのたびに買うのは割高なので多めに10個くらい入ったセットがお得です。



フィルターレンチ
オイルフィルターを外すレンチです。
握力、腕力がある方は素手で外す方もいますが、普通の人は大人しく購入しましょう。
使用するフィルタにぴったりサイズのこのようなタイプもあります。


また、いろいろなサイズに対応するタイプもありますので、2台以上車があったり、バイクのオイル交換も自分でしようと考えている場合はこちらが良いかもしれません。


オイルジョッキ
サンバーのオイル注入口は低い位置で若干奥にありますのでノズルの付いたオイルジョッキでオイルの量を測りながら入れるのが楽です。



メガネレンチ14mm
サンバーは14mmのドレンボルトを外してオイルを抜きますので14mmサイズのメガネレンチが必要です。
メガネレンチにはボルトをホールドする部分が6角形の物とギザギザになったものがありますが、6角形の物がボルトをナメにくくておすすめです。

ドレンプラグをナメずに外すためにはスパナの使用は避けて下さい。
supana.JPG


またメガネレンチもしっかりしたメーカーの多少高価な製品を買っていくのが結局安上がりで、作業時間の短縮にもなります。
私はKTCを愛用しています。


オイル処理パック

回収した古いオイル(廃油)の処理箱です。
廃油の処理は自治体によって違いますので確認してから購入してくださいね。
いきつけのスタンドや整備工場が廃油を引き受けてくれる場合もありますが、毎回持っていくのは気が引けてしまいますので、このような処理パックで処理しています。



また、オイルを処理パックに直接落すのが難しい場合は受け皿があると便利です。
オイルフィルターを外す時もオイルが垂れてきますので必需品です。
使わなくなったタライを使っても良いかもしれません。



オイル・フィルター交換作業


サンバーのオイルとフィルターの交換作業は最初にバンパーを開いてエンジンルームの黄色いオイル注入口を開いてください。
なぜ最初に注入口を開くかといいますと、オイルを全部抜いてしまってから、注入口が固着して開かずにオイルが入れられないという最悪の事態を避けるためです。
これはミッションオイルや4WD車のデフオイルを交換するときも全て同じで、オイル交換は注入口から開けるクセをつけるように昔言われました。念のためですが。

注入口が開いたら下に潜って14mmのメガネレンチでドレンボルトを外します。
特別ローダウンなどしていなければそのまま下に潜れますが、ちょっとだけ持ち上げてあげると楽に作業ができます。

その時も車載ジャッキで持ち上げただけで下に潜るのは大変危険なので必ずウマと呼ばれるリジッドラックで固定してから作業して下さいね。
リジッドラックが無い場合はどちらかの後輪をジャッキアップをして、タイヤの下にレンガのような潰れることのないものを挟んでもOKです。

下に潜るとオイルパンのフロント側のドレンボルトが見えますので、オイルの受け皿を用意してボルトをメガネレンチで緩めて外します。
CIMG8967_R.JPG

オイルフィルターはここにあります。(青いフィルターが現在付いています)
CIMG8971_R.JPG
後ろから見てエンジンの右側です。
こちらもフィルターレンチで外しますが、オイルが溢れ出てきますので受け皿を用意します。

オイルは構造上全て抜くのは不可能なのですがリアを少しジャッキアップするとより多く抜けますので、私はいつもそうしています。

しばらく待ってオイルが出てこなくなったらドレンボルトのパッキンを交換してからオイルパンにドレンボルトを取り付けます。
締めすぎに注意してください。トルクレンチがあれば44Nmで締め付けます。

オイルフィルター(エレメント)は エンジンオイルを新しいフィルターのゴムのパッキン部分に指で塗って から取り付けますが、フィルターレンチではなく手で強めに締め付けるだけで大丈夫です。

工具を使って締め付けるとオーバートルクでかえってオイル漏れの原因になることがあります。

ドレンボルトを締め付けて、オイルフィルターも交換が済んだら、新しいオイルをジョッキで注入します。

オイルの量は オイル交換のみ の場合は
赤帽のスーパーチャージャー車とスーパーチャージャーのAT車が 2.5リットルでそれ以外のサンバーが 2.4リットルが規定量です。
オイルフィルターを同時に交換した場合は上記に0.2リットルをプラスします。

オイルの注入が済んだらキャップを締めてから3分ほどアイドリングします。

その時にフィルターやドレンボルトからのオイル漏れがないか確認します。

最後にエンジンを止めてオイルレベルゲージでオイルの量を確認して下さい。

オイルレベルゲージは一度引き抜いてから、ウエスで付着したオイルをきれいに拭き取ってから奥まで差し込んで再度引き抜いてレベルゲージで量を確認します。

経験のある方と一度作業をしてしまえば次からは一人で出来ると思いますので挑戦してみてくださいね。
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