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プロフィール

kentathu
食べ歩きとビールが大好きな中年の俺☆趣味は出張先での食べ歩き&お酒・温泉です。       日本国内ですが、ここ3年で北は北海道 南は広島へ行きました。最近はクーポンを利用して運動と健康それに格安グルメを堪能しています。
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2012年10月08日
大丈夫
今回は、

最初の味方に

なってくれた人

に感謝している

Tくんの話です。



心に伝わるback Musicとして

記事を書いてます。




25作目は



古内東子 の「大丈夫」です。


(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)

♪〜 古内東子 大丈夫 〜♪





ヒルクライムの 「大丈夫」

♪〜 ヒルクライム 大丈夫  〜♪






それではTくんの話です。





いつも居間の隅っこが指定席。

吸わへんかったら良いのに咳き込みながらタバコ吸ってる 親父

オカンにイビラれても俺がヤラカシテも、『おー…そうか…ええよ』もしくは、『ほーか、わかった。』

としか言わない親父。



男らしくドーンと言い返して欲しかったから子供ながらにオトンが嫌でした。





俺が小学校でイジメられてるのを助けてくれるまではね。



今考えても毎日学校行くのが辛かったよ。



体操服破られるし机にゴミ入れられるし。



ノートも教科書も机も全部酷いこと書かれた。



家に持って帰られへんからノートも教科書も全部捨ててた。



おかげで宿題もできへんかった…

『学校に置いてきた〜』

って毎日言ってたけどね。



最後は先生からもイジメられてたよ…



家帰ったらガリT兄貴にイビられて何処にいても



本当に辛かった。



あんまり辛くてずる休みした時、

先生にバレて怒られ…

オカンに怒られて泣いてる時に

調度仕事から帰って来たよね…



いつもの席話聞いてたらいきなり、

『なんでお前は気付かへんねやっっ!!!』

っていきなり おかんに激怒 したよね。

初めてオトンがキレたの見たからびっくりしたけど、俺が悩んでる事気づいてくれてたんやね。

本当に嬉しかったよ。

次の日『一緒にずる休みしよう!』って言うて遊園地に連れてってくれたよね。

『ワシも仕事嫌やし今日はワシと遊ぼう!』

って言うてくれた事は一生忘れません。

おかげで今まで生きて来た中で一番の楽しい思い出になりました。



公園で強い奴と戦う特訓したのもしんどかったけど後々めっちゃ役に立ちました。



イジメてくるやつらホンマに怖かった。



仕返しされたらて考えたら本当に怖かった…



磨いで無いエンピツ腹に刺したらゲーゲー言うてたよ。



鉄の定規はホンマ役に立ちました。



言われた通り、校長先生にもちゃんと言いに行きました。



全然怒られ無かった…



オカンにはちょっと怒られたけど…



宿題してないのバレて、怒られるよりマシでしたけど



オカンも褒めてくれたのも嬉しかったよ。



最近聞いたけど、勇気出して仕返しした事がめっちゃ嬉しかったみたいやで。



自分でも信じられへんわ親父が最初に俺の味方になってくれたおかげやね



本当にありがとう!



俺も自分の息子や誰かの最初の味方になれるよう。



頑張るからね。





追加曲

♪〜 The Longest Time/Billy Joel  〜♪










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次回も

?@見にくる。



?Aサッカーが休みの時に覗いてみる



?Bスマートフォン(携帯)を売る








【このカテゴリーの最新記事】
2012年09月29日
渡良瀬橋

渡良瀬橋


今回は、

いつかこの街で

元彼と一緒に暮らしたいと

思っている

Aさんの話です。



心に伝わるback Musicとして

記事を書いてます。



24作目は

森高千里 「渡良瀬橋」です。


(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)

♪〜 渡良瀬橋 〜♪





松浦亜弥ver

♪〜 渡良瀬橋 〜♪






嗣永桃子ver

♪〜 渡良瀬橋 〜♪








森高千里25周年記念コメント

♪〜 森高千里 〜♪










それではAさんの話です。

また,いつか・・



今でも,目を閉じるとあなたの声,

笑顔,ぬくもり,優しさ,あたたかさが

伝わってくるぐらいあなたのこと鮮明に覚えてる。



ねぇ,運命って本当だったのかな?



本当だったらまた会えるのかな?





初めて人を本気で愛しました。



初めて人に愛されたいと願った。



私は,ちゃんとあなたを愛せてましたか?



私の愛は伝わってましたか?



私だけを見ててくれましたか?



私のことを今でも覚えてくれてますか?



私は今でもあなたを思い出します。元気ですか?



今何してますか?



彼女はいますか?



聞きたいことはたくさんあります。









私が予想してた通りあのときあなたからメールがきた。







もし,あのとき私があなたの想いに答えていたら・・後悔しても遅いのにね。





わたし家族をおいてこの町を離れることが出来なかった。





お父さんが生きていたら変わっていたのにね。



一緒に笑って泣いて喧嘩して怒って素直になれなかったときもあった。



でも,あなたが傍にいたから頑張れた。



またあなたが傍にいてくれたら・・頑張れるのにな。





今度は素直になれるよ。





時間が解決してくれた。





妹も大学生だよ、お母さんも元気になったよ。





今度はちゃんと気持ち答えるよ。





私達が運命だと信じているからまた今日も頑張れる。





いつかを夢見て・・・・





あなたがこの町に帰ってくる日を。



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追加曲

♪〜 The Beatles Hello Goodbye 〜♪











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2012年08月14日
日の丸
今回は

元日本代表サッカー選手の話です。




心に伝わるback Music として

記事を書いてます。



21作目は

Japan Olympic Teamへ感謝の曲です。


ロンドンオリンピック閉幕しました、数々のドラマ・涙・笑顔が有りました。

そして感動をありがとう。


1曲目はEXILEの「VICTORY」です。

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)

♪〜 VICTORY 〜♪





2曲目はORANGE RANGEの「チャンピオーネ」です。

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)

♪〜 チャンピオーネ 〜♪





3曲目はゆずの「栄光の架橋」です。

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)

♪〜 栄光の架橋 〜♪





「日の丸——。最高だ。こんなに美しい国旗、他にないよ。どんなに苦しくても、膝が痛くても、

日の丸をつけていると思うと頑張れる。ほんと不思議。これまで何度もそんなことあったね。

ユニフォームの日の丸。スタンドで揺れる日の丸。

日の丸が目に入ると、こんなところで諦めていいのかって、また闘志が湧いてくるんだ。



「日の丸をつけて、君が代を聞く。最高だ。武者震いがするもの。体中にパワーがみなぎってくる。でも、日本の選手の中にはそうじゃないヤツもいる。

不思議でしょうがないよ。日の丸をつけるって、国を代表するってことだよ。選ばれた選手にしか与えられないものじゃない。

国を代表して戦うってスゴイことなんだよ。それを忘れているんじゃないかって思う。」



「オリンピックを見てみろよ。みんなあんなに必死になって戦うのは、国の代表だからだろ。

国を愛し、家族を愛し、仲間を愛しているからだろ。日本はそこんとこから外国に負けてる。

自分のためだって?そんなの当たり前じゃない。

じゃあなぜ、もっと大きいものを背負わないの?



「オレ、日の丸背負ってなかったら、あんなに頑張れなかったよ。ドーハの時、オレは三八歳。

あのクソ暑い中で、そんなオジサンが全試合、それもほとんどフル出場。

練習だって若いヤツらと同じメニューをこなしてたんだ。

自分のためだけだったら、とっくに辞めてたよ。」



日本代表ユニフォームに日の丸をつけるよう提案したのはラモスである。

ラモスが始めて代表招集された当時の代表ユニフォームには日の丸がどこにもなく、

左胸にJFAのシンボルマークである「カラス(八咫烏)エンブレム」だけだったため、

ラモスが「俺たちはカラスのために戦っているわけじゃない」と発言したことが発端となり、

1992年から代表ユニフォームにはどこかに必ず日の丸が入るようになった。

2012年03月07日
3月9日
今回は卒業生に送る話です。

昔のブログ(林檎の物語)より移転します。

心に伝わるback Musicとして

記事を書いてきました。



移転6作目は

レミオロメンの3月9日です。

♪〜 3月9日 〜♪
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)







2012年03月04日
Only Human
私がK-POPで一番好きなKの曲です。

そして、前回の 「1リットルの涙」 の続きです。

主題歌  Kの「Only Human」 です。

心に伝わるback Music でも一番上手く歌いたい曲です。聞くだけで涙腺がゆるむかも。



♪〜Only Human〜♪

ドラマ「1リットルの涙」バージョン

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)





今回の話は、主人公(亜也さん)本人がお母さんへの最後の手紙です。

本にも記載されていません。



女子高生の亜也さんがお母さんに聞いた一言

「お母さん、わたし結婚できる?」

お母さん

「無理だと・・思う・・・・」



亜也さんのにっきより

「わたしは何のためにいきているのだろうか」





長文になりますので

時間がない人はパスして下さい。



少女(木藤亜也さん)から母親(潮香さん)へ最後の手紙

(難病に立ち向かった少女の心の叫び)



お母さんへ

すべての罪をゆるせる人で有りがとう。

45歳 お誕生日おめでとう

心の中にいつも私を信じてく

れているお母さんがいる。

自分を信じていた行動できて

わかったの

障害をもってかなりひねくれたけど

がんばるわ、あなたの子ですもん

なるべくなるべく長生きしてね

私の幸せな姿 生きてる姿みせてあげたいから

> 苦しんで苦しんで苦しみ抜けばきっと、

その向こうは虹色の幸せが待っているのよね。


そう、信じましょう。 お休みなさいお母さん。



母への感謝が綴られていた。



中学生で病気が発覚し、

病院では同じ病気の人が

何人もいなくなっていく。



そしてお母さんと亜也さんで作り上げた

一冊の本が完成(亜也さんの生きているいみ)

「1リットルの涙」−難病と闘い続ける少女亜也の日記−

それから1年後25歳で亜也さんは息を引き取った。



それから約18年後にドラマ・映画と一人の少女が甦った。


2012年03月01日
Endless story
今回は女の子の話です。



昔のブログ( 林檎の物語 )より移転します。



心に伝わるback Music として

記事を書いてきました。



移転4作目は

伊藤由奈のENDLESS STORY です。





♪〜 ENDLESS STORY 〜♪

(映画NANAバージョン)

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)





長文になりますので

時間がない人はパスして下さい。








Dさん から



当時、私には色々悩みとかがあった。



将来に関わったりするような



すごい重要な悩みではなかったが、



あまり精神面の強くない私とって、



他の人からすれば小さな悩みかもしれないが



けっこうこたえていた。





私には一人の友人がいた。



その友人は問題解決の



案を出したりしてくれるわけではないが、



いつも私の話を聞いてくれた。時には何時間も。



彼女も私なんかに悩みを打ち明けてくれたり、



何度も一緒に街へ出かけてくれたりもした。



彼女といた時間は本当に楽しかった。



一方的に思っていただけかもしれないが、





いつしか私にとって彼女は



親友と呼べる存在になっていた。







だけど別れの時は来てしまった。



彼女は長い間海外へ



行くことになってしまった。



成田へ向かう電車の中、



また将来会えるしいつでもメールや



電話ができるから何も悲しむことはない。



その時は悲しみは



みじんにも感じていなかった(気がする)。



性格のいい彼女には私以外の友人が



たくさんいて見送りには何人も来ていた。





私とその友人達とは



深い関わりもなかったため



私はその友人達と話す彼女と



あまり話すことができなかった。



ただ彼女が荷物を預け終え



ゲートをくぐろうと背を向けた瞬間



「本当にもう行ってしまうんだ」と感じ、



私は彼女の名前を呼んだ。



そして今までため込んでいたものが



一気にあふれ出した。





私は泣いていた。





そして、ありがとうと



言いたかったが



泣きながらでは



とても言うことができなかった。



すると 彼女は涙声で



私のことを抱きしめて



ありがとうと言ってくれた。






違うよ。





本当にありがとうを



言いたいのは私のほうなんだよ。








しばらくぶりに彼女の声を受話器で聞く。



また会えたね。



♪〜Endless story〜♪

2012年02月26日
今回は学生へのメッセージです。

特に卒業生に送ります。



昔のブログ(林檎の物語)より移転します。



心に伝わるback Musicとして

記事を書いてきました。



移転3作目は

EXILEの道です。





♪〜 道 〜♪

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)

今回は3種類のバージョンを用意しました。

EXILEver





合唱ver





LIVE涙ver





長文になりますので

時間がない人はパスして下さい。





Bくんから



もう大学4年になった。

大学入ってからホントにあっという間だった。



この前、学校の近くで一人暮らししてる友達の家に

そいつと俺と他の友達の3人で泊まった。



夕飯食ってTV見たりゲームしたり、当たり前のような時間が

その日も過ぎていった。





深夜になると3人とも睡魔に襲われてきたので、

狭い部屋の小さなコタツを囲みながら思い思いに横になった。

電気を消すと部屋が暗くなった。



外には街灯もそんなに無かったので本当の闇といったカンジだ。



横になり始めの頃は、誰かがくだらない話をしては

「うるさいんだよ〜寝かせてくれよw」

と他の誰かにツッコまれるといった状況だった。



そのうちそれぞれ言葉数が少なくなって、



30分もすると部屋は静寂に包まれた。





時間が流れる。





しかし3人は寝てはいなかった。



何故かお互いに寝ていないことが自然に分かっていた。



だからしばらくして友達が言葉を発した時も

普通に対応できた。





「俺たちもう4年だよ・・・早かったな」





暗くなってから1時間近く経っていた。



その言葉がきっかけで、俺たちは



大学生活をそれぞれ振り返り始め、そして語り合った。





初めて大学に来た日の事、



こいつらと友達になったきっかけ、



食堂でのトラブル、



授業の辛さ、



それぞれの彼女との思い出を語り合った事、



みんなで徹夜でテスト勉強した事、



就職活動の事・・・




話せばキリが無い。





3人は体勢こそ横になっているので寝ようとしているのだが、



どうにもこうにも話が止まらない。



暗い部屋に、3人の笑い声が響いていた。







もう完全に寝られなくなってしまった。



他の2人も同じだった。



それだけ思い出が多かったのと、



語り合っている今の時間がたまらなく楽しかったから。





少しの沈黙の後、俺は自然につぶやいていた。





「タバコ吸っていい?」



友達は「おう。」と返す。





次の瞬間、3人が一斉に起きた。



コタツを囲んで向かい合う。



でも顔は全然見えない。



それぞれタバコは違っていた。



アイツはラークマイルド、アイツはマルメン、



そして俺はセッター。





火を付けた時、お互いの顔が闇に浮かぶ。



その顔を見てまた笑い、また語り合った。



思えば、こいつらから色々な事を教えて貰った。





タバコも、その1つだ。



高校まで真面目1本だった俺。



ろくに友達もおらず、背伸びもできなかった俺が



大学に入って成長できたのはこいつらのお陰だった。





今まで吸ってきたタバコの数だけ思い出があり、



今出ている紫煙のようにそれがこの場であふれ出ている。



それがたまらなく嬉しかった。





もう少しでタバコがおしまいという時、友達が大声で言った。





「俺、オマエらが友達でホント良かったよ。もし友達じゃなかったら



 今の大学生活は無いもんな。楽しくしてくれてありがとう」





・・・部屋が暗くてよかった。 涙が出た。





俺も負けないくらいの大声で同じ事を言ってやった。





もう22歳なのに初めてそんな事言われた。



3人が言い終わった後、タバコの火種が消えた。







来年になれば大学も卒業。



4年前に偶然出会った俺らは、またそれぞれ



違う道へと進んでいく。





俺にとっての大学生活は、単なる通過点では無くなった。



ここで出会った友達、過ごした日々・・・一生忘れない。





あの時のタバコ、うまかった。





アイツらもきっとそう思ってる。





友達になれてホントによかった。





ありがとう。





また、みんなでタバコ吸おうな。



2012年02月19日
粉雪
今回は、昔のブログ 林檎の物語 を始めたきっかけになった実話です。



知っている方もいらっしゃると思いますが

実話本から映画・ドラマになった

「1リットルの涙」 です。



初めの 心に伝わるback Music はこのドラマの挿入歌

レミオロメンの粉雪 です。



主題歌はKの「Only Human」です。

こちらは、次回にとっておきます。





♪〜 粉雪 〜♪

ドラマ「1リットルの涙」バージョン

(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)



長文になりますので

時間がない人はパスして下さい。




木藤亜也 は、徐々に体が動かなくなってゆき、

やがて体の全機能が停止してしまう難病

「脊髄小脳変性症」 に、中学3年生の時に罹った。

その 木藤亜也 が、21歳になるまで書き続けた

日記をもとにストーリー化された。



亜也 が中学3年のある日、

いつものように通学のために元気に家を出た 亜也 は、

その途中、転んでしまい、下顎を強打した。

急いで行った近所の病院で、

母・潮香 は医者から意外なことを聴く。

普通、人が転ぶときには、手が先に出て、

顎を打つようなことはあまりない。

一度、設備のある病院で

診てもらった方がよい、と医者が勧めた。

何か他に原因があるのではないかというのだ。

勧められて検査に訪れた病院で

担当した 山本紘子医師 に、

潮香 は事実を告げられる。

亜也 の病気は 「脊髄小脳変性症」 だという。



悪くなることはあっても

決して良くなることは無い、

現在では不治の病だという。



衝撃を受ける 潮香 。高校受験を目前に、

不安と希望を抱えた 娘・亜也 を看て、

潮香 は決意する。



この子の残された命を

充実したものにするのが

自分に出来る唯一のこと、

出来るだけのことをしよう。




亜也 は、目指した進学校・ 豊橋東高校 に見事 合格

晴れて高校生となった。

親しく接するようになった 山本先生 の勧めで、

元々書くことの好きな 亜也 は、

日記を付け始めていた。

高校生活は、 山本先生 の言うように、

病状の進んだ 亜也 にとっては楽なものではなかった。



亜也 の高校生活は、

友人となった 沙織 裕子

助けが必要であった。

夏休み、 亜也 は初めての入院生活に入った。

検査漬けの毎日、同病の進行した患者を目にして、

初めて自らの病気を知る 亜也

退院の時、 亜也 は、 山本先生 に聞く、

「例え歩けなくっても出来る仕事、あるよね」



2012年01月20日
昔のブログ( 林檎の物語 )より

長文 になりますので
時間がない人はパスして下さい。

移転2作目は
コブクロの蕾 です。

♪〜 蕾 〜♪
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)

♪ コブクロ

Aくんより


遅い反抗期だったと思う。

中学生まで親に逆らわず良い子だった俺が、高校生になり急に親に反抗するようになった。

母親には罵声を浴びせ、家に帰らない日々が続いた。

高校卒業と同時に家出同然に実家を出た。

最初のうちはそれでも住所くらいは伝えていたが、住所を何度か変えるうち

いつの間にか両親との連絡は一切途絶えてしまっていた。


唯一電話番号を教えていた(それでも一切連絡のなかった)弟から電話が来たのは、

俺の彼女のお腹に子供がいることが判明した今年2月の事だった。



母が倒れたと言う。



両親に対する反抗心はもうなかったが、いまさら帰るのは正直億劫だった。

母が深刻な状態などとは思ってもいなかった。

それでも行く気になったのは、彼女を紹介しようと考えたからだ。


母親が亡くなったのは、翌日俺たちが高速道路を走っている頃だったらしい。


久しぶりに会った親父はひどく小さな背中をしていた。


相変わらずの無骨な声で、「よう」だか「おう」だか一言発しただけだった。

母は俺の記憶とは全く違う老いた顔で、それでも安らかな表情で眠っていた。

涙は出なかった。

葬儀も終わって一週間位たった頃、親父から俺宛にひとつの段ボール箱が届いた。


中身は父の無骨な字で書かれた「母さんの形見だ」というメッセージと大量の手紙、

そして、ひとつの指輪だった。


百通以上はあろうかという手紙は、すべて母が俺に宛てて書いたもので、

俺が家を出た頃から書いていたらしい。母らしい丁寧な字で

ひたすら俺のことを心配する、そして自分の不甲斐なさを俺に詫びる内容だった。

それらの手紙は、親父らしからぬ几帳面さできちんと順番に梱包されていた。



同封されていた指輪にも一通の手紙が添えられていた。

「この指輪は、私のお母さん、つまりあなたのおばあちゃんの形見です。

私が結婚するときにもらったものです。あなたにいい人ができたら、

この指輪をプレゼントしてあげてください。私の両親や私たちのように、

幸せな家庭を築いてください。」


俺は指輪と手紙を彼女に渡して、黙って寝室に行った。

しばらくして彼女が真っ暗な部屋に入ってきて、

俺の背中に背中を合わせて座った。すすり泣いていた。

その時、「あぁ、泣いてもいいんだ」と思った。涙が出てきた。止まらなかった。


母さんごめんな。そしてありがとう。

生まれてくる娘の名前には、あなたから一文字頂きます。

あなたに返せなかった愛情を、そのぶんこの子に与えられるように。

そして、あなたの優しさや強さをこの子に伝えるために。


♪〜 蕾 〜♪

蕾 (初回限定盤)(DVD付)

中古価格
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Posted by kentathu at 20:56 | Muzic | この記事のURL
2012年01月17日
全力少年
昔のブログ( 林檎の物語 )より移転します。

心に伝わるback Music として
記事を書いてきました。
脱線は当たり前ですが。
長文 になりますので
時間がない人はパスして下さい。

移転1作目は
スキマスイッチの全力少年 です。

♪〜 全力少年 〜♪

♪ スキマスイッチ


Z君より

僕は小さい頃に両親に捨てられて、いろいろな所を転々として生きてきました。
小さい頃には「施設の子」とか「いつも同じ服を着た乞食」とかいろんな事言われました。
たまに同級生の子と遊んでいて「○○君の家に行こう!」とかなっても、
僕が遊びに行くとそこの家のお母さんが
「○○君と遊んではいけないっていったでしょ!」
とそこの家の子供を叱ってる声が聞こえ、僕を汚い物を見るような目で
「○○は今日遊べないの・・」というようなことが日常茶飯時でした。

僕は弱い人間なので、そんな事が重なるうちに独りでいる事が一番傷つかず、
一番楽なのだと思いました。
けど、僕にも言いたい事は一杯あった。
汚い服、同じ服着ていても僕は、僕は人の物盗ったり、傷つけたりはしてない。
両親はいないけど、僕にはどうする事もできないんだよ!
僕だっておとうさん、おかあさんが欲しいんだよ。

僕はなるべく人と接しないように生きてきた。自分の精神、心を守る為にそうせざるを得なかった。
独りで生きていく、誰にも迷惑をかけずに・・・
高校に進学した時だった。朝学校につくと僕の机に「死ね」「乞食」「貧乏神」「親無し」等
あらゆる悪口が書かれていた。
僕は目の前が暗くなった。僕が何かしたのか?僕がなにか・・・・ただ立ち尽くすのみだった。
その時僕の目の前から机が無くなった。
クラスでも人気者のYが僕の机をかかえあげていた。
僕は机で殴られるのかと思い、目を閉じた。

「いくぞ!」
とYがぶっきらぼうにいい廊下に出て行く。
僕はあとに従った。
Yは技術室に行き、紙やすりで僕の机の落書きを消し始めた・・・・


Yはただ一言だけ「つまんない事に負けんなよ。」と言い。


黙々と紙やすりで落書きを消している。
「放課後もう一回ここでニス塗ろうぜ。そしたら元どおりだ。」
といってにっこり笑ったYを見て僕は泣いた。
Yは照れ笑いをしていた。

Yは6月に結婚する。
君がいなかったら今の僕はいない。
恥ずかしくて面と向かっては言えないけど、幸せになって欲しい。
そしてこれからも親友でいて欲しい。
今まで本当にありがとう。

僕も全力で生きていく。
心から結婚おめでとう。






全力少年

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