モデルにハマる男たち
脚本:ダーレン・スター
第2話からキャリーはブロンドのカーリーヘアーです。やっぱりキャリーはこうでなくっちゃね!4人とも一気にあか抜けます。女性は化粧でだいぶ変わるw
今回のストーリーはミランダが モデライザー(モデルとばかりデートする人)とデートするところから始まります。モデライザーが一般人(弁護士)のミランダとデートしたのはなんで??
日本でモデル好きっていったら・・・サッカー選手が真っ先に思いつくのは私だけ?野球選手はアナウンサーみたいなw
【あらすじ】
ミランダはモデライザーと付き合うという過ちを犯す。サマンサはサマンサで、盗撮趣味のあるモデライザーとデートをする。彼は、今までセックスをした一流モデルとの最中を、全部ビデオに撮影し保存しているという男だった。ではサマンサとのセックスは・・・?一方キャリーは、ゲイの友人、スタンフォードの新しいクライアント、下着下着モデルのデレックを家にお持ち帰りすることに。
〜KISS AND TELL(本)より〜
ミランダはモデライザーと付き合うという過ちを犯す。サマンサはサマンサで、盗撮趣味のあるモデライザーとデートをする。彼は、今までセックスをした一流モデルとの最中を、全部ビデオに撮影し保存しているという男だった。ではサマンサとのセックスは・・・?一方キャリーは、ゲイの友人、スタンフォードの新しいクライアント、下着下着モデルのデレックを家にお持ち帰りすることに。
〜KISS AND TELL(本)より〜
感想(ネタバレあり)
ミランダをディナーパーティーに招待した男、ニックはリッチなスポーツ選手のエージェント。そしてモデライザー。楽しいデートは、彼の女友達の余計なひと言であっさり終わりを告げます。
モデライザーはモデルとしか付き合わない男。そんな男がミランダをデートに誘った理由・・・。それは、ニックが女友達に 「モデル以外の女性を連れて来い」 と言われたから。 ちゃんと会話のできる大人の女性 を呼んで来いと。そもそもニックが連れてきたモデルは20代前半と見られる若い子ばかり。そんな子たちが30代の集まるパーティで会話を楽しめるわけないだろ〜
モデル以外で、ちゃんと会話のできる女性 として選ばれたのがミランダです。ミランダの怒りもごもっとも!だって、会話ができれば顔は二の次って言われてるような感じだもんね。ニックみたいに見た目普通な男に言われると、なおさらムカつくw。
4人揃ってのディナータイム。話題の中心はモデルのこき下ろし。怒りが納まらないミランダは、モデルは 「怠け者のバカ」 だと罵ります。それはちょっと言い過ぎw ミランダだって十分キレイなんだけど 「可愛いぐらいじゃ、スーパモデルと比べたらゴミ」 なんですって。いやいや・・比べる対象が間違ってます。スーパーモデルと比べたらダメでしょ。モデルに スーパーついてるお方ですよ。トップモデルよりも上なんだから!ミランダは自分に対する評価が厳しすぎw
モデルと自分を比べると、どうしてもコンプレックスが浮き彫りになるものです。そんなの、世界中の女性みんなが思うこと。隣の芝生は青く見えるんだからしょうがない。
太ももがコンプレックスのシャーロット。ミランダは顎、キャリーは鼻。何でイヤなのか私には全く分からないけど・・・。そんな中、一人余裕のサマンサは 「今の自分で満足」 ってハッキリ言ってのける。サマンサ最高〜 だからサマンサが好きなんだよね。姐さん、さすがです。
誰かと比較する必要なんてないんだけど、女性ってそういう生き物なんだから仕方ない。みんながサマンサみたいに思えたら素敵だろうけど。
『モデルがこれほど人を落ち込ませるものなら、美の力はどれほど?』
キャリーも美しいモデルを目の前にして落ち込みます。気になる男(ビッグ)が美女を連れていれば、そりゃ当然落ち込む。勝ち目なし。そもそも勝ち負けなんてないんだろうけど、勝手に比べて勝手に負ける(落ち込む)のが女性ってもんなのよ。
そんなキャリーの惨めな気分を上げてくれるのが、 美しい男性モデル (デレク)だったりするのが面白いところ。 「モデルはバカだから」という理由で、彼女たちとは遊ばないデレク。キャリーのアパートに付いて行きたいと言う彼に、ちょっと嬉しそうな彼女。 どうやら、美しい男もそれなりに悩んでいるらしい・・・ 。まだまだ、美に対する考えが纏まらない様子のキャリー。美っていったいなんなの?
すっかり落ち込んでいたミランダも、偶然再会したスキッパーのひと言 「君は輝いてるもの」 で、みるみる自信を取り戻します。 ”輝いてる”・・・。この言葉はミランダの心を大きく動かした模様。一気に地獄から天国へ!まったく相手にしなかった男を、その一言でお持ち帰りすることに。単純!単純すぎるんですけどミランダさん!キャリアウーマンも意外と簡単に落ちるよねw 本気の男を弄ぶと、痛い目に合いますよ〜
肉食女子サマンサは、ファッションショーで知り合ったキャリーの男友達バークリー(有名なモデラーザー)と割り切って遊びます。若くてイケメンの彼。 NYの美しいモデルと同等に扱われたいサマンサ にとって、彼との情事は美の基準をクリアしたことになるわけで。 モデルと同等の自分=美しい 。この式!!面白いわ〜 相変らず、と~っても分かりやすい人w
残念ながら、シャーロットは今回登場なし。
ビッグにも モデルにハマる男 についての意見を聞いていたキャリー。彼は仕事中のキャリーに突然会いに来てこう答えます。モデルにハマる男たちについて・・・
『この街にはゴージャスな美女が大勢いるから。でもどんな男も、結局は一緒にいて楽しい女性がいいよ』
ですって。何このセリフ〜〜〜!素敵なんだけど。もぉ〜キャリーの嬉しそうな顔といったら!!やっぱりイイ男の言うことは違うわ。なんか私まで救われた気分w 突然会いに来るサプライズとか相当嬉しいよね。
結局、 美とは人それぞれの価値観でしかないということ。かな〜と思います。
極上のモデルが多数いるNYでパートナーを探すのも大変でしょうけど、男性が少ないと言われる福岡でパートナー探すのも大変なんですよ・・・。と呟いてみました。
それにしてもビッグのセリフで締めくくるなんて、脚本最高ですわ。
サラ・ジェシカ・パーカー パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2009-10-23
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