相手の態度に戸惑いながらも、「なぜ相手はそんな態度をとるのだろう？」と考えることでしょう。
例えば、大人が小さな子どもに対してマウントをとることはありませんよね。
ご存知の方も多いと思いますが、
マウントをとる人は、あなたに対して何かしらの脅威を感じているのです。
そのため、彼らはマウントという形で威嚇を試みるのです。
さらに、マウントをとってくる人をよくよく観察してみると、
「あなたを下にしたい」というつもりはなく、
単に「自慢話を聞いてほしいだけ」というケースもあります。
そんな彼らの中にあるのは、「私のほうが上だ」という思いではなく、
「自信がないから、あなたに私のことを認めてもらうことで、安心したい」という切実な思いです。
「あなたは私よりも幸せな人だから、これを話しても自慢話だなんて思わないで聞いてくれるよね？」と、リスペクトしている可能性もあるのです。
マウントをうまくかわせる人は、相手が幸せな状況ではないから自慢話をしてくることを見抜いています。
だからこそ、相手のマウントに「素晴らしいね」「おめでとう」と肯定的な反応を示して、相手を安心させてあげているのです。
周りの人は、その人が何を言おうと、あなたの魅力をちゃんとわかっています。
あなたの魅力と、その人がマウントしてきた事実は、次元の違う場所にあるものです。
あなたの魅力や価値は絶対的なものですから、その人がマウントをとってきたからといって、あなたの魅力が減ったり、価値が下がることはありません。
「あなたと私ではそもそもポジション（立ってる場所、フィールド、ものの味方、目指してるところ）が違う」と心の中で線を引いて、
心軽やかに居心地の良い人間関係を築いていきましょう。
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