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田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
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2020年07月19日

栄養の要は、タンパク質と脂質

栄養の要は、タンパク質と脂質

炭水化物ではありません。 タンハ?ク質目安用.png



炭水化物は糖質+食物繊維。

糖質は車で言えば”ガソリン”です。

食物繊維は必須栄養素になりますが、糖質は必須栄養素ではありません。

「糖新生」

糖質は乳酸、酢酸、アミノ酸、脂肪酸から肝臓で無限大に作れるのです。

栄養学が大きく変貌しました。

正しい知識を身に付けてください。

タンパク質は毎食手のひら1枚分、1日で手のひら3枚分の摂取が必要です。

肉100g、魚1尾、卵3個、豆腐1丁、牛乳3杯が目安です。

LDL-Cは肝臓で作ったコレステロールをからだに運んでいる形態です。

HDL-Cは余ったコレステロールを肝臓に戻すときの形態です。

細胞膜や神経伝達物質、ホルモンの材料になるのがコレステロールです。

家族性高脂血症は、ヘテロでLDL-Cが300以上、ホモで600以上に上がります。

動脈硬化の原因は、高血圧が6割、高血糖が4割です。

決して、高LDL-C血症が原因ではありません。

LDL-Cが200以上に達してない人は、高血圧、高血糖を心配すべきで、
薬でLDL-Cを下げてはいけません。

低LDL-C血症の人に脳出血が多いことがようやくわかってきました。

動物性脂肪、植物性脂肪にこだわらず、
積極的に脂肪とタンパク、食物繊維を摂ってください。

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posted by 田中松平 at 03:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 栄養
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