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霧ヶ峰
2018年春カナダ東部トロントに移住しました。現地企業の直接採用で夫婦と子供二人で何もわからないところからのスタートでした。同じような経験をする方に少しでもお役に立てれば幸いです。

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posted by fanblog

2018年08月19日

トロントの市営テニスコート

カナダのスポーツと言うと、アイスホッケーとスケートくらいしか知らなかったのですが、意外なことにトロントのあちこちにテニスコートがあります。休日だけでなく平日にも、夏時間で長い夕方を利用してテニスを楽しんでいる人々を見かけます。

調べてみると、トロント市営のテニスコートは100箇所以上もあるようです。原則として4月から10月まで開いていて、ネットもきちんと張られた状態のものを無料で使用することができます。

Marilyn Bell Park (Lakeshore Public Tennis Courtsとも呼ばれています)やHigh Parkなど人気スポットの公園内市営コートは混んでいるようですが、我が家の近くのテニスコートは空いていて、ふらっと行くとすぐ使えることがほとんどです。

入口近くにはこんなボードがあり、一応「30分交代、ラケットをペグにかけて順番待ちをする」というルールになっているようです。ただし順番待ちをすることはめったになく、時間を気にせずに使用できることがほとんどです。
(ちなみにカナダでは"racket"をフランス語的に"racqeut"と書くことも多いです。英語とフランス語が共存する国の文化の一端が垣間見られます。)

看板には
"Half hour time limit."
"Reserve next court by placing racquet on next open peg."
とあります。
このボードのペグにラケット("racquet"と書くのがカナダ的です)をかけて順番待ちをします。
tennis1.jpg


コート面はアスファルトで、ボールが弾みすぎ、足に負担がかかるのが難点です。クレーや芝生のコートで本格的にプレイしたい人はクラブ運営のコートを利用する必要があります。

今日は日曜日でしたので、朝8時に息子とラケットをもって近所の公園に出かけました。
やはり先客はなく、息子とスイングの練習を思う存分することができました。

日曜日の朝、やはりコートには誰もおらず、自由に使うことができました。
tennis2.jpg


30分ほど練習をしたところ、コートの外から声をかけられました。

"Would you like to play with these balls?"
"When you're practicing with young children, it always helps to have a bunch of balls."

籠に入った文字通り"a bunch of"のボールを初めて会う方に貸していただいてしまいました!
Torontonianは本当に親切です。
日本から引越してきたばかりで、引越し荷物にテニスボールが入っている筈もなく、数個のボールしか持っていない私たちには本当に嬉しい出来事でした。

ちなみに貸していただいたボールはUS Openのロゴが入ったボールでした。隣でプレイしている人のボールと見分けやすくてよいかもしれません。
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