トロント金融街の中心を南北に貫き、さらに北に伸びるBay Street.
一般の方にはあまりピンとこないかもしれませんが、トロントで"Bay Street"というと、ニューヨークで金融街を"Wall Street"と呼ぶのと同じような意味合いがあります。
また観光客に人気の"TORONTO" SignもBay St.脇のCity Hall前にあります。
さて以前少し書いたように、私はこのBay Street沿いに自転車通勤をしている(⇒ こちら
)のですが、昨日の帰宅途中アクシデントに見舞われました。
College St.を越え、緩やかな登り坂も四十路にはきついなと一生懸命ペダルをこいでWellesley St.に差し掛かるあたりで、なんと Bay St.が封鎖
されているではありませんか!
道路には黄色いテープが張られ、パトカーが停まっています。
その脇の歩道にはテレビ局の取材車らしき車両が2台停まっていました。
事件だ!
身の安全のためにはすぐ引き返して現場を離れた方が良いのでしょうが、いいトシして野次馬根性が頭をもたげてしまい道路を封鎖しているお巡りさんに訊いてみました。
"What happened? I've got to get to Wellesley St. Can I go through Bay Street?"
特にWellesley St.には用はないのですが、咄嗟に口から出てしまいました(まさに「口から出まかせ」です)。
すると警察の方が教えてくれました。
"Glasses fell from this building. There was a fire earlier here, and some more might fall off. Use the sidewalk on the other side."
こんな立派なビルからなんと窓ガラスが落ちてきたんですね。そこを歩いていたら、と思うとゾッとします。
実はトロントで高層ビルからガラスが落ちるのは珍しいことではなく、昨年にもFour Seasons HotelやTrump International Hotel and Towerでガラスが落下し、同じBay Streetが封鎖されています。
日本ではこんなことは滅多に聞かないですよね。
大地震や台風などの自然災害に耐え続けている日本とトロントの安全基準の差を感じさせられました。
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posted by fanblog
2018年10月06日
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