今朝郵便箱を開けてみたら小さな厚紙の広告が入っていました。
これです。
"La Loi sur le cannabis"
フランス語はよくわからないけど "cannabis"
って....
裏返したらやはり10月17日施行の"The Cannabis Act"についてでした。
成人の大麻の使用が合法化されるんですよね・・・。
私には無縁と思っていましたが、こんなお知らせが各家庭に配られているのです。
未成年の使用は禁止となっていますが、子供を持つ親としては今後親離れしていく過程での心配がまた一つ増えてしまったように感じています。
最近、地下鉄に乗っていてもこれについて話しているTorontoniansの会話が時々耳に入って来ます。
「17日には手に入らないらしいよ。」
「大麻を持ってアメリカ国境を越えようとしたら大変なトラブルになるらしいよ。」
等々。。。
配布された案内の骨子は:
1. 未成年の大麻の購入、所持、使用は禁止(成年に達する年齢は州やterritoryによって異なります)
2. 未成年への大麻の譲渡は厳しく取り締まられる
3. 合法的に流通している大麻には納税スタンプの刻印がある
4. 大麻の影響下に運転したり仕事をしたりしてはいけない
(こんなことが書かれるだけで怖く感じます)
5. 子供やペットの手の届かないところに保管すること
6. 大麻を持って国境を越えてはいけない
7. 医療用大麻は引き続き医療従事者が認定した人に対して供給される
です。
例えば、子供が友人の家に遊びに入ったらそこにmarijuanaがあるというような状況もあり得るのですよね・・・。
私は心配性すぎるでしょうか?
私が昨年転職のinterviewにトロントに来た際、現在のボスと奥様にドライブに連れて行ってもらい、いろいろ話しました。
その中の話題で今でも頭に残っているのが、カナダではフェンタニル中毒が増えていて、高校生の事故もニュースになっている、というものです。比較的平和でのどかなイメージが強かったのですが、現実の一端を感じたものです。
実際、今年2月にはTDSB (Toronto Disctrict School Board)が管轄する高校にnaloxone (フェンタニルを含む麻薬の解毒剤)を配布することを決定し、ニュースでも報じられました。
今回さらに大麻の合法化が加わったわけですが、子供の安全の確保について改めて考えさせられました。
なお、大麻合法化については在トロント日本領事館からも注意喚起のメールが来ています。
少し引用しますと:
「日本では大麻取締法において,大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ,処罰の対象となっており,この規定は日本国内のみならず, 海外において行われた場合であっても適用される
ことがあります。在留邦人や日本人旅行客におかれましては,これら日本の法律を遵守の上, 日本国外であっても大麻に手を出さないよう
に十分注意願います。また,大麻を含んだ食品・飲料についても同様に注意願います。」
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posted by fanblog
2018年10月12日
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